猫の具合が悪いので、
遠出をするのは難しくなっています。
種類の違う仕事を掛け持ちしているのと
動物病院に週に3回は通っていて
その調整や段取りもややこしく
家事をしたり、働いたり、
猫のご飯を作ったり、
頻繁に粗相をするので、
その掃除をしたり、
汚したものを洗濯したり、
そんな普通のことばっかりでも、
なんだか忙しい毎日。
そんな中、
小田原の江之浦測候所というところで行われる
満月の会、というものに誘っていただきました。
夕方の17時過ぎには撤収という日帰りの予定。
それなら行けるかも、と
嬉しくご一緒することに。
何の予備知識もないままに行きましたが、
とても人気のある催しのようで
すぐに予約がいっぱいになるそうです。
誘っていただいてラッキーだったのです。
江之浦測候所は、
写真家であり、現代美術作家である
杉本博司さん構想のもと作られた施設。
小田原の海を見下ろす広い敷地に
ギャラリーや石舞台、茶室、野点の場所など
様々なものが点在する不思議な空間でした。
あいにくの曇り空で月は見えなかったのですが
そこで過ごした時間も、
ちょっと遠くまで出かけたことも
会いたかった友人と
ロマンスカーの中でゆっくり話せたことも
なんだか久しぶりに旅に出たようで
嬉しい楽しい1日でした。
目の前に広がる海と空と水平線。
たっぷりと堪能し、
たくさん深呼吸をしてきました。
気持ちよかったなぁ。
時々はこうして、
息抜きの時間を過ごしながら
また、1日ずつ、毎日を頑張っていこう。
そんなふうに思いながら帰ってきました。
一緒に行った友人が撮ってくださった1枚です。
空と海がすごい。
心配がずっと頭の隅にありましたが
機嫌よく待っててくれた猫に
お土産の蒲鉾などお裾分けして
(食べなかったけど)
びっくりするくらい夢も見ずに
その夜は熟睡したのでした。
日帰りの旅もいいな。
とりあえずは、あまり遠くのことは考えず
今日のこと、明日のこと、
今目の前にあることを考えながらの毎日。
急に寒くなってきて、
ストーブの温かさがありがたい。
今年は電気代がまた怖すぎるけれど
今週中にはデロンギにも、
出番がやってくるかな。
冬がやってきますね。
皆様にも、どうぞご自愛下さいませ。