買ってきたばかりのコーヒー豆を
グラインダーに入れて挽く。
ここですでにいい香りがして
嬉しい気持ちになる。
しゅんしゅんと
ストーブの上でいい塩梅に沸いたお湯を
コーヒーポットに移し
フィルターをセットしたドリッパーに
少し落としてふわりと温めたところに
コーヒーの粉を乗せ
すぐに少しのお湯を注ぐ。
やわらかに蒸されたコーヒーが
温まって、いい頃合いになったら
少しずつお湯を落としていく。
ドリッパーの中の粉が
むくむくと膨れ上がる頃には
いい匂いが部屋に満たされていき
濃い色のコーヒーがポットにたまり始める。
上手に淹れられている時に
コーヒー豆の上に
お湯が落ちる音は独特の
ぽくぽくぽこぽこという音。
気をつけないとなかなか聞けない。
焙煎したての豆の時には
一番いい音が聞ける。
忙しい日に他のことに気を取られて
ドリッパーの中が少し
冷えてしまったりすると
もう、べちゃべちゃとした音しか
聞こえなくなってしまう。
気持ちに余裕がある週末の朝
集中して淹れるコーヒーの
香りと音を楽しむ時間は最高。
本日もお越しいただき、
ありがとうございます。
[Disigner_ Kahoru Yamada]
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