brothers & sisters という
海外ドラマをご存知でしょうか?
アリー・マイラブで一世を風靡した
キャリスタ・フロックハートが
主演 というかメインキャラクターで
彼女のとんでもなく素敵な実家の家族の
ストーリーが展開されるドラマです。
最初に見た頃はDVDしかなくて
借りたい巻が誰かに借りられていたら
何週間も待ったりしてました。
そう、私にとってはとても
魅了されるドラマだったのです。
見返したいとずっと思っていたけれど
この時代にDVDでまたあの繰り返しを
したいとも思えずにいたのですが
Disney + で見られることを発見して
今、延々と見てます。
ストーリー自体はもちろんドラマだから
面白いようにドラマティックに
作られているのだけど
作り物でも、その中に込められている
大事にすべきこと、メッセージは
前向きであたたかく、
勇気をもらえることがたくさん。
いつの間にか
サリー・フィールドが演じる
母親ノラの年齢63歳に
自分が近くなっていることに愕然として
それでもこのドラマの中で彼女が
恋をしたり、キャリアを築こうとしたり
社会に意義のあることにチャレンジしたりする
その姿にも勇気をもらっていることに
気づきました。
昔見た時に感情移入していたのは
キャリスタ・フロックハートだったはずなのに。
人生は厳しい。
いいことばかりじゃなくて
つらいこともたくさん起こるし、
自分ではどうしようもない
事故が起こることもある。
欲しいものが手に入らないことも
幸せが壊れることもある。
それでも、愛しあい、
支え合える家族がいれば
乗り越えて前に進んでいける
一貫して伝わってくるメッセージを
簡単に訳すとそんな感じです。
CGを駆使して
スーパーヒーローを描くだけじゃなくて
こういうものを作ることができる
アメリカという国は
想像しているよりもずっと
分厚くて豊かだと感じます。
この中で描かれる
同時多発テロや
そこから始まった戦争が
一般家庭にどんな影響を与えたのか
これはフィクションだけれど
うっすらとでも感じることができました。
これは2006年から
2011年にかけて放映されたドラマなので
今から思えば随分前のものですが
違和感なく見られます。
今回見てようやく理解できたのは
アメリカにおける共和党を支持しているのが
どういう人たちで
彼らはどういう価値観を
大事にしているのかということ。
トランプだけを見ていると
分からなかったことが
やっと少し理解できたように感じます。
同時に民主党を支持しているのが
どういう考え方の人たちで、
その二つの党の間にある距離は
対立だけではないこと
アメリカという国の中で
政治がどのように国民の中に入っているのか
そんなことにも目がいくようになり
驚きながら楽しんでいます。
こんな風にドラマを観たり
沢村貞子さんのエッセイを読んだり
料理をしたりお風呂に入ったり
そんな至福の土曜日です。
本日も、お越しいただき
ありがとうございます。
皆様にも良い休日でありますように。
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