その休日の間中、話していたことといったら、
はじめから終わりまで美味しいもののこと。
わたし以外の3人は料理を仕事にしているプロでしたから
まず、何作って食べる?と腕まくりしてキッチンに立つ人たち。
冷蔵庫にあるもの、買って来たもの、これから買いにいくもの、
とりあえず、いま作って食べるもの
夕食に作るもの 次の日の朝食の予定。
これは、あれにしよう、うんうん、
これはどうしようか、さっとゆでてサラダじゃない?
シェリービネガーある? シャンパンビネガーならあるよ
シェリーがいいんだけどな。じゃ、普通のワインビネガー白で、
あなたはチーズを削ってて(→あたし)
パスタはスパゲッティ?リングイネ?ペンネ?
これは、リングイネだね、うん、そうだね、
飲む? 飲むー!!
ワイン? 買って来たヒューガルテン!
作ってるときはこんな感じ。
食べてるときは、そのできばえについて など。
この塩豚はどのくらい塩漬けた? 3日かな?
この肉はどこで調達したの? 肉はねーいいとこがあるのよ。
ローストの温度は?時間は?オーブンに入れる前に焼き付けたよね。うんうん。
(豚の真ん中に温度計差して計ってました。ここはレストランじゃないけど。個人の家だけど。あんな温度計プロ仕様じゃな くて売ってるんだ。。。目が点。)
このあたり、ハーブ売ってないんだよねー。材料は買って来なくちゃなの。
でも、パン屋はいいとこ見つけた!
このカンパーニュ? すごーく美味しいね。今度行ってみようよ。
のんびりタイムにもまだまだ料理話。
作ろうと思ってるガレットの生地はね、この本を参考にしたんだけど、
練り方が書いてないの!イベントのワークショップに行って、初めて見たんだけどね。。それがね。。
この本の店、修行してる人結構いるよねー。行ったことある?
あ、オーブンってどんなの使ってるの? ウチのは天火がね。。
今度の仕事はね、面白いんだよ、あのね。。
へー、こういう本になるんだ。イベントはやるの?
ずっとこの調子。美味しくて楽しいことに一生懸命なひとたち。
すごい。プロとして仕事するってやっぱりすごい。
そしてそれを心から楽しんでプライドもってやってる様子に感服したのです。
美味しいものには、美味しいだけの理由がありました。
ぼやん、と作っている素人料理とは別格。
分かってはいましたけれど、やっぱり、きっぱり言います。
レベルが違う。全く違う。
次の日の朝には当たり前のように焼きたてのスコーンとガレット。
イチゴの焼けるいいにおいで目覚める朝。幸せ。
で、生クリームがないってこともない。別荘なのに。
はちみつも一緒に添えて。
出来上がったばかりの黄金レシピで焼かれた
ざくっとした歯ざわりが記憶に残るくらい美味しかったスコーン。
海と、素敵な空間と、おいしい料理と
なによりも、元気で魅力的な女子仲間にたくさんの活力をもらいました。
わたしももっともっともっと 頑張らなくっちゃ! です!