経営指南

 

短パン社長こと

奥ノ谷圭祐社長の

1冊目の本

 

 

コロナの影響下

とてもとてもとても

悩んでいた時に

アマゾンにお勧めされ

SNS だけで5億!?

服の売れない時代に!?と

帯に惹かれてポチり

その明るいエネルギーや

考え方にとてもとても

救われたという話は

以前書きました。

 

25年前に主婦友3人で

パルレシフォンを始め

最初の社長はその内のひとり。

彼女は料理の人でもあったので

あまりに仕事内容が違う

ということで

会社を離れるにあたり

その時に私が社長になったのですが

その後もう一人も続けられなくなり

結果として私が残った形です。

 

素人が三人で始めたこと。

スタートして10年くらいは

「奥さんのお遊び」と

周りからも取引先からも

受け止められており

すごく真面目に

一生懸命働いていたけれど

正直今から思うと

その通りだったかもと思います。

 

私は離婚して一人親に

なっていたので

遊びとちゃうわ、と

向っ腹立てておりましたが

商売として継続して

そして安定して成り立ってなければ

遊びと言われてもしょうがない。

 

私の父は中小企業の

3代目の経営者でした。

女の子は嫁に行って

専業主婦になるのが

まだ割と普通の時代で

そんな風に育てられて

私は父の会社に入ろうと

思ったことはないのですけれど

会社を経営する、ということに

どこかで憧れていたのだと思います。

 

そして当時人気だった

アメリカの女性作家が描く

女性探偵が主役の

ハードボイルド小説に

ひどく影響を受けて

「自立」にこだわることが

女に生まれたら特に

自由と幸せにとっては

すごく大事なことなんだと

思うようになりました。

今となってはこれは信念。笑

 

専業主婦になり

娘を授かっても

何かしたいとうずうずして

じっとしていられずに始めたのが

今の仕事の最初の最初。

仲の良かった周りの二人を

巻き込んでしまったのですね。

だから、今私だけが残ったのも

自然なことだと思っています。

 

商売のしの字もわからないまま

中小企業とはいえ経営者一族である

家族のいる故郷を遠く離れたまま

会社というもの

経営というもの

商売というもの

アパレルというものの

常識もまるでわからないまま

無我夢中でやってきて

会社組織にしてもうすぐ21年。

 

ずっと暗中模索です。

何も知らないところから

痛い目にあい、恥をかき

失礼なこともたくさんして

あちこちに

ゴツゴツとぶち当たり続けては

勉強しようといろんな本を読み

松下幸之助さんの言葉に

ふむふむ、と思っても

リアルに自分の会社に

どう活かせばいいのか

わからない。

 

今にして思うと

これをすれば大丈夫 みたいな

あるわけのない「正解」を

「最短成功手法」みたいなものを

探してたのだと思います。

 

奥ノ谷社長の言葉は

すごくわかりやすい。

ほんと、悩んでたことが

馬鹿馬鹿しく感じられるくらい

素直で明確なアドバイスが並びます。

 

自分の生きてる世界の中で

すんなりと理解出来る言葉と

具体的な事例と。

 

何よりも、今をバリバリに

生きていらっしゃる。

 

話も聞けるし

毎日書いていらっしゃるものが読める。

私たちと同じように

コロナとどう向き合うのか考えながら

東京で会社を経営なさってる。

 

日々起こることに、

どんな風に考え、対処するのか

熱すぎるメッセージを

日々発信していらっしゃる

そのリアル感と共に

本当に真のある人なんだなぁと

あたたかなお人柄を感じるから

集まる仲間が

自然と出来ていくのだろうと

思います。

 

例えば超イケメンの人の周りに

大奥みたいに女子がわらわら

集ってる場所とは全く違う

なんだろうか、この共学感。

ていうか、むしろ男子校?

みたいな空気感。

 

そこに集う経営者の皆さんも

奥ノ谷社長が好きな人ばかりだから

みなさんこんな状況下でも

前向きで明るく

出来ることを探して

日々頑張っていらっしゃる方ばかり。

ありとあらゆる業種の方が

いらっしゃるので

こういうお仕事だと

こういう風に工夫するのだ!とか

こういう風にお客様に

喜んでもらう努力をなさるのだ!とか

教えてもらうことばかり。

本当に「陽」のエネルギーが

集まっている場所だと感じます。

 

そんな短パン社長の2冊目の本。

 

 

 

 

お悩み相談室、と副題にある通り

ヒト、モノ、カネ にテーマを分けて

事前に募集した質問に答える形式で

構成されています。

とても読みやすくて

こりゃ一瞬で読み終わるな、と

予測がついたので

ゆっくりゆっくり読みました。

 

蛍光ペンでマーキングして

迷った時にはここを読め!と

思うところがいっぱい。

 

なんか大したことないくせに

かっこつけたり

迷ったりしてる自分が

ほんと、何してんの?と思えてきます。

なんだかんだ言いながら

年齢にこだわったりしてるのも

なんかね、ださいなーって。笑

 

パルレシフォンの服を今

ご愛用くださってるお客様に感謝して

喜んでいただけるものを

作ることに邁進しよう

そのためには何が出来るだろうと

一心に考え、努力すること

それを必死にやっていく

そう心が定まると

不安な気持ちが消えていきます。

 

というようなことをね

この本を読みながら思い考えました。

 

経営者ならなおのこと

個人事業をなさってる方にも

会社員として

働いていらっしゃる人にも

家の中のことをコントロールしてる

お母さんにも

ヒントになることがいっぱい

あるんじゃないかなと思います。

よろしければ、ぜひ。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今日も最前線で働いてくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝と愛を!

 

 

 

 

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