着る愉しみ

 

ますます、服を選ぶのは着るのは

自分が嬉しくなるため、という気持ちが

強くなっている毎日です。

 

久しぶりにインスタ写真転載してみます。

 

 

これ、上に着てるのは

LULU という名で作ったニットカーディガン。

 

レーヨンコットンのやわらかな糸で

袖口に向かって広がっていく空気の入る感じとか

今の季節にすごく気持ちいい。

短い着丈のバランスも好きなんだよね。

後から発見することもいろいろあります。

 

衣替え洗濯をする前に

もう1回着たい!と思うものを

せっせと着る日が続きそうです。

 

もう1枚あげたのは

これ誰? っていうくらい修正が入った

アプリで撮った別人写真。笑

(ほんと、この技術どうなの?いいの?)

(スタッフが見たら爆笑するやつ)

(インスタライブの実物との違い!!!!)

 

 

毎朝こうやってホットカーラーで髪を巻くのは

本当に、自分の「嬉しい」のためだけに。

ちょっとでもいい感じに見えた方が

今日を生きるための気力が湧くというもんです。

ボサボサの洗い髪で何もしないと、

やつれた感が半端ない56歳。

誰に何を言われようと、

自分が嬉しい楽しい気持ちいいを大事に

装いは選んでいこう、作っていこうと

思う気持ちが固まってます。

これもコロナに教えてもらったことだなぁ。

 

 

このきれいな色のセーターには

やっぱり柄物のスカート、いいよねって

気持ちがふつふつと湧いてきて

ああでもない こうでもない と

柄選びを延々とやってます。

 

リバティのすごいところは、

どんな色にも似合っちゃうところって

再確認しながら

ようやく、この秋の

柄スカート候補を選びました。

柄好きの皆様

どうぞ楽しみにしててください。

 

夏に作ったものも

冬にも着るつもりだけれど

また新しいのも気持ちが変わって

いいかなって。

 

こうやって次に作る企画のことを

考えてる意識の根っこに

この夏に見た着物展が居座ってます。

 

着物、という基本はひとつの形の中に

いろんな素材と、色と、柄があり

そこに帯を乗せ、

帯揚げを添え、

帯締めで締める中に

様々な色遊び、柄遊びがある。

 

自分の生まれた年の干支である

うさぎ柄に特別な思い入れがあったり

1枚の着物でも、帯によって

全く違う着物に見えたり

自分の気持ちを刺激する

”ツボ”が山ほどあります。

 

装いは人に見せるものでもあるけれど

自分の心を満たすものでもあり

着物にはその嬉しさが詰まってるなぁと

つくづく思うのです。

 

各地にその土地にしか出来ない

織りや染めがあるのは、

ワインにおけるテロワールの違いを

楽しむようなものだと思えるし

4つの季節の移り変わりを慈しむ

素材や柄のバリエーションは

ため息が出るほどの美しさ。

 

着物が似合うタイプだったら

きっと今頃どっぷりはまってると思う。

残念ながら、まだ洋服の方が

いろいろごまかしながら

ちょっとはマシに見えると思ってるので

ブレーキがかかってますが。笑

 

この嬉しさ、楽しさを

洋服にトレースするとしたら

どんな感じになるのかなってことを

ずっと考えてます。

 

素材、色、柄、に関しての遊びは

洋服でも同じように出来るはず。

洋服にしか出来ないことも

たくさんあるはず。

ニットとか、カットソーのように

”伸びる” っていうのが

一番の違いなのかな。

まっすぐな平面的なものと

やわらかな曲線的なもの。

 

コロナで閉じてしまったいろんなもの。

 

それ、どこに着ていくの?って言われると

返事に困るけど

駅前にお買い物に行くときにだって

ちょっと素敵なもの着てると

自分が嬉しいんだよね。

 

その気持ちを大事にしようと決めました。

 

どうせ駅前にしか行けないから

なんでもいいよ、ってなっちゃうと

どんどんどんどん毎日がつまらなくなるからね。

 

どこにいても、どこに行けなくても

何をしてても、何が出来なくても

機嫌よく、楽しく暮らすのだ。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

 

 

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