家にこもって過ごす週末。
それはそれでとても嬉しい。
目が覚めてブラインドを開ける時
少し前までは暗闇だったのに
ほんの少し明るくなってきたみたい。
春が少しずつやってきてるのですね。
ポストの中に手紙が入ってました。
切手を貼ってある手紙。
私の住所と名前が手書きで書いてあります。
とっても遅くなってくじけそうになったけど
ままよ、と送った例の寒中見舞いに
お返事を下さった方からでした。
どこにも行けない
閉じこもる生活のしんどさが
でも、明るい筆致で描かれていて
なんだか心があたたまりました。
手書きのお手紙って
こんなに嬉しいもんなんだな。
携帯電話の上の文字にも
心を温めてもらうことはある。
誰かの優しい言葉に
泣いてしまうこともある。
でも、違うのね。なんだかね。
誰かのために
便箋と封筒を選び
手で文字を連ねて想いを綴ること
その間は、
その人のために使っている時間
封をして、切手を買いに行き
ポストに入れに行く。
書かれた時と
読む時の間には、時差があり
空間の中に消える文字と
紙の上に残る文字には
大きな違いがあるのですね。
もの、として残る
手ざわりがあるものなのですね。
年明けに
海外にいる友人からもらったカードには
短くても嬉しい言葉が詰まっていました。
お返事書こうと手帳に挟んで、
だから、どこに行くにも持ち歩いて、
時々広げて読み直してます。
遠い国から、届いた文字。
癖のある手書きの文字や
独特の文体には
愛らしい人柄が表れてて
一緒に過ごした時間とか
彼女の声とか笑顔とかが
ふわっと思い出されるようで
なんだか嬉しくて
早くお返事書けよ、って思いながら
持って歩いているのです。
これは、例えばLINE には
なかなかできない芸当だよね。
大好きな彼からの1文なら
消えないように保存して
ニヤニヤしながら何度も
眺めたりするのかもしれないけれど
それはAIが代わりに書いてても
わからなかったりするのかもよ。
ね?
もうちょっとしたら本当に
ありそうじゃない?
本日もお越しいただき
ありがとうございます。
今も最前線で戦ってくださっている
世界中の医療従事者の皆様に
心からの感謝を!