4月の最初の頃に読み始め
内容の難しさ、濃さに
ここまで進まない本も
久しぶりだと思いながら
毎朝少しずつ
じっくりと読んでいます。
世界中でミリオンセラーになっている
本ですから
もう読まれたという方も
多いのではないでしょうか。
何度も買ってトライしては
途中で挫折して本を売る
ということを繰り返していたのですが
今回は意を決して
特装版というのを入手しました。
内容は同じですが、
ハードカバーより
小さめで、軽めで、
聖書などによく使われているような
やわらかなビニールのカバーで
ベッドの中でも読みやすく
今第3の習慣に入ったあたりです。
これは手強い と思われます。
意味を理解して
自分の糧にするためには
何度も何度も読み、考え、
実践し、反省し、ということを
重ねるしかなさそうな本。
とりあえず、初回は
あまり立ち止まらずに
全体を読み通そう、と決めていますが
それでも時間が相当
かかるだろうと思われます。
普通の小説なんかなら
相当早く読める方だと思うのですが
この本は手強い。
手強いけれど、とても面白いし興味深いと
ようやく思いながら
この本を読めるタイミングが
やってきた、と感慨深いものがあります。
本にも、人にも、考え方にも
学ぶ場所にも、働く場所にも
適切なタイミングで出会うべくして
出会うのだ。
本を読む ということ
子供の頃から延々と行ってきた
この行為が、自分が信じていたことと
実はかなり乖離していることに
衝撃を受けています。
読んだものは、
うっすらでも身についていると
頭の中に入っていると
何の根拠もなく楽観的に
信じ込んでいました。
だからたくさん本を読めば
会社経営のことがわかるようになるとか
決算書が読めるようになるとか
ダイエットができるようになるとか
なんとなく思ってたのですよね。
読んだ冊数が多い人は偉い、
賢い、というのも
見当違いの尺度なのかもしれません。
読んでも読んでも
大して自分は進歩しないし
理解も追いつかないし
痩せないし
暮らしがその日を境に
劇的に変わったりもしません。
本を耳で聞くようになってから
1度読んだくらいで
内容が頭に入ってると思ったら
大間違いなんだということに
気がついて
ショックを受けたのです。
印象的なエピソードなどは
覚えているにせよ
それ以外の重要な理論などは
何度聞いても、
初めて聞いたように感じます。
頭で理解していない
もしくは理解しても
スルーしていて自分の中に
とどまっていないということ。
Atomic Habits などは
おそらくフルで8回くらい
結構集中して聞いてますが
聞き直すと新鮮なフレーズが
いまだにまだまだたくさんあります。
そうか。と
ようやく腑に落ちました。
わかったような気になってるけど
本当には分かってないってことだ。
先月ご紹介していた
決算書の基礎の基礎が
分かるようになるという簡単な本も
一通りサラッと読むだけなら
2時間もかからずに読了しました。
理解しよう、と思いながら読むので
当然ある程度は、なるほどね、
ふむふむ、と思いながら読んだのです。
今までならそれで終了。読了。
でも、読み終わったからといって
相変わらず決算書の読み方に関して
上達はしていない。
会社のデスクのそばに置いて
数分でも毎日復習をするようにしてみました。
少しずつ、少しずつ、書いてあることの意味を
しっかりと頭の中に移していくように
本当に理解できるよう、
考え、考えしながら
何度も読んでいます。
そうすると、少しずつ、
自分の会社の現状と課題が
認識されてくるようで
目から鱗が落ちていきます。
自分で伝票1枚から
入力するようになったことも
必要なことでした。
日々作るものにかかる費用
売り上げの数字
毎月かかっている様々な経費
返さなくてはいけない借入
全てが絡み合い、
重なって数値となって
出来上がっている決算書が
ようやく日々の営みと
結びついてきたように感じています。
学ぶということは
こういうことだ。
身につけるというのは
実践して失敗を繰り返しても
毎日少しずつの変化を
重ねていくことだと
ようやくようやく理解しつつあります。
ほんま、遅すぎるやろ自分。
と 半笑いで情けない気持ちになりますが
まだまだ人生には
たくさんの課題が残っているということ
楽しみでしかない とも感じます。
全部伸びしろ。笑
コロナが変えた世界の中で
じっくり自分と向き合う時間をもらいました。
ゴールデンウィークも
気持ちも身体ものんびりさせながら
学びたいことを学ぶには
5日なんてあっという間に
過ぎるのだろうと思います。
さて、木曜日のこっそり企画ですが
本日ご注文いただきました皆様の中で
ブログ、読みました!と
備考欄に宣言していただいた方に
ささやかな「おまけ」を
プレゼントさせていただこうと
思っております。
(休日につきちょっと簡略に 笑)
本日もお越しいただき
ありがとうございます。
今も最前線で戦ってくださっている
世界中の医療従事者の皆様に
心からの感謝を!