休日とはいえ
2日続けて家事をサボると
3日目のリカバリーが大変。
そして、2日目には
家中に猫の毛が舞い
どこを見ても
気持ちがブルーになります。
なので、基本的に
家事をサボっていいのは
日曜日だけというルールに
とりあえず決定。
それにしても土日休みを
家で過ごせるというのは
なんとも
ほんとは嬉しく贅沢なことです。
ということで、土曜日は
ゆっくりペースだけども
普通にルーティンをこなします。
朝起きて、
流しの中に何もないこと
机の上に何もないこと
ソファの周りに何もないこと
家の中が整っていることは
とても心地よいことです。
ベランダには次から次へと
何かしらかが落ちてくるけれど
日に1回、リセットすること
目配りすることだけで
手が入ってるという空気が漂うのね。
不思議なもんです。
今 Netflix の『クイア・アイ』を
見返しています。
2回目ともなると
どんな風に作られているか
仕込まれているか とか
余計なこともうっすら見えてきて
興醒めする部分は確かにあります。
それでも、
相変わらず魅了されてしまうのです。
彼らが誰かの見た目や考え方や
暮らしぶりに奇跡を起こすこと
プロの手にかかると
人の見た目というのは
家というのは
こんなふうに変わるのだと
ミラクルを見せられると
「できる」ということが
強く印象付けられます。
そして、表面が変わって
むちゃくちゃ「イケてる」外見になった
出演者たちの立居振る舞いが
自信に満ちたものに変化していくのには
目を見張るものがあります。
家の中を整えること
髪型や髭の形を整え
身なりを整え
かっこよくオシャレにすること
美味しいものを自分で作って食べ
健康を保つために運動をすること
自分の”居場所”を持ち
愛と友情を大事に暮らすこと。
書くのは簡単だけど
普通でもなかなか難しいことよね。
でも本来は人の手を借りずに
自分で試行錯誤しながら
出来るようになるべきことが
身につかないような育ち方だったり
思いがけない不幸に
見舞われていたり
メンタル的に弱っていたり
そういうことであっさり
暮らしの根底が崩れてしまう、
成り立たなくなるというのも、
よくわかるように思うのです。
助けてくれる人がいれば
立ち直るきっかけに
なるのかもしれないね。
こんまりさんの番組もそうでしたし
友人のさかもとりえさんの
お話を伺ってても
「片付けられない」というのは
技術的なこともあるけれど
それ以前にメンタル部分が
影響していることが多いこと
「片付ける」というのは
自分の中の問題に向き合い
生き直す、ひとつの
きっかけになるのだと思います。
床に落ちている靴下ひとつ
拾って脱衣籠に入れること
置きっぱなしになっている本を
本棚に戻すこと
ささやかな行為だけど
そういうことが集まって
暮らしというのは
出来上がっていきます。
お金をかけて
ちょっと素敵な空間を作ることより
それをそこからずっと
素敵に維持していくことの方が
何倍も何倍も大変で大事な作業。
素敵な照明器具にも
埃が積もり、油膜がつきますものね。
心地よいスペースを保つ
清潔感があり
こぎれいにおしゃれをしている
健康な心身を維持する
こういうことは本当は
忍耐と技術を要する
難しいことなんだよな。
なんてことを思いながら
毎日毎日繰り返し
終わりのない名前のない家事を
やっていくのでしょう。
自分が機嫌よく生きるための技術。
死ぬまで試行錯誤は続くのでしょう。
少しずつ上手になりながらね。
本日もお越しいただき
ありがとうございます。
今も最前線で戦ってくださっている
世界中の医療従事者の皆様に
心からの感謝を!