皿洗いと布巾と

 

昨日の朝はお弁当作ったりして

ぐずぐずして

後片付けをする余裕なく

家を出てしまいました。

夕方家に帰ると

キッチンが汚れているという

やる気のなくなる状態。

 

その上に夕飯の支度と

食べた後のものが積み上がり

ため息の出るような状態に。

一人で作って食べてるだけなのに

なぜこんなことに!?

 

どんどん流しを見るのも

憂鬱になるのですけれど

そういう時ほど、丁寧に

1つひとつのものを洗い、

拭き、片付けることに

意識を向けるようになりました。

 

混沌として見える流しの中に

溜まっているものは

ひとつひとつ全て

自分が取り出して

何かに使ったもの。

何に使ったのか思い出しながら

がさがさ急いで洗うのではなく

端っこからひとつずつ、

時間かかっても、

汚れを残さないように

汚れと素材に応じた洗い方をするように。

 

油の付いていないものから

ふきんを右手に持って、

お湯だけで

きゅっきゅと洗いあげます。

 

飯椀も、味噌汁腕も

酢の物を入れた小鉢にも

油は付いていないのだから

洗剤をつける必要はありません。

そう思うと、洗剤が必要なものって

案外少ないものです。

 

以前は盛大に泡立てたスポンジで

何もかも全部洗ってました。

手の皮がボロボロになって

ちょっと洗剤が怖くなってしまった。

 

晒しを切っただけの布巾は

汚れを上手に取ってくれて

表面には優しいから

漆の器にも安心です。

 

大事に思ってる漆器には

スポンジはどうしても

当てたくないから

布巾洗いに変えてから

ストレスがなくなりました。

 

ビールや水を飲んだ

ガラスのコップなども

手で洗うよりも

スポンジに洗剤をつけて洗うよりも

晒しとお湯だけできゅっと

洗う方がぴかぴかになるような

そんな気がしています。

 

布なので、指先に回すと

隅々細かなところまで届くのも

気持ちのいいことです。

 

油やソースなどの

汚れの付いているものは

亀の子たわしとお湯で

第1段階として汚れをざっと落として

小ぎれいな顔に戻します。

 

その後布巾をふんわりと握り

水を含ませて洗剤を泡立てると

ふかふかと泡が出て

その泡立った布巾で洗うと

気持ちよく洗い上がります。

 

布巾も同時に

洗濯しているようなものだから

最後にゆすいで

広げて干しておけば

あっという間に乾きます。

衛生上も気持ちいいこと。

スポンジ置き場も

必要なくなりました。

 

晒しを正方形に切ったものと

その倍の長さのものを使っていて

正方形のものが順繰りに

スポンジがわりに皿洗い用になったり

出汁をこしたり

塩揉み野菜を絞ったりするのに使われ

倍の長さのものが

洗ったものを拭くのに使われます。

 

最終的には

酸素系漂白剤を入れた鍋で

煮洗いして、

手で絞って干しています。

洗剤の匂いもしなくて

白く洗い上がり、気持ちいい。

 

うんざりするような汚れ物の山も

目の前にある

手に持ってるものだけを

きれいにすることに集中して

順番にやっていくと

減っていって

いつの間にか終わってます。

 

それを、タブレットで

動画やドラマを見ながらやれば

なんだか楽しみな時間に変身。

お行儀の悪いことだけど

皿洗いがとにかく出来て

キッチンが綺麗になるのなら

あり と割り切ってます。

 

大事に洗いあげて

水滴を残さず拭きあげて

きれいになった食器が並ぶと

とても嬉しくて

皿洗いという作業が

最近ちょっと

好きになってきたように思います。

 

これまでは、一刻も早く片付けて

早くリラックスしたい!って思ってたけど

作業そのものをリラックスしながら

楽しみながらやる方が

心には良いようです。

家事という名のつくものは

なんでもそうなんだろうなぁ。

 

今日は晴れて気温が上がる予報。

いつも同じような格好ですが

これは 後ろにリボンがある Molly です。

(大人サイズは完売です。

ありがとうございます!)

 

 

コンセプトが近いもの

同じ素材で作ったプルオーバーを

先日インスタライブでご紹介しました。

白とサンドもいい感じで

上がってきたので

また今週末にご紹介しようかなと

思っております。

お楽しみになさってくださいね!

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

 

 

«  |  »
pagetop
©2024 PCI