週末の八雲通いにも
少し慣れてきました。
朝一番のお掃除にはたっぷり時間をかけて
そこここにいけてくださっている花の手入れをして、
棚を拭き、外をはき、ガラスを磨き、
服をたたみなおす。
そういう作業をしながら
いつもかもめ食堂の映画を思います。
誰も来ない頃、
それでもいつでもピカピカと
磨かれていた食堂。
家を整えるのとはまた少し
緊張感が違います。
おもてなし ということを
少しずつ学ぶ日々です。
いらしてくださったお客様と話したり
いなかった間の売上を整理したり
もっとああしよう、こうしよう、がたくさんあって
のんびりとした時間が流れる中で
あっという間に一日がすぎます。
今日はずっとここでやろうと思っていた作業を。
ギフトボックスの試作です。
紙袋の中にちょうどよく収まるサイズを出して、
こういうデザイン、というのを考え、
ラフなスケッチを描いたら、
小さいサイズで簡単に試作。
それからゆるい設計図を描き、作ります。
1枚の紙が形になっていくのは
1枚の布が洋服になっていくのに少し似ている と
こういう作業が本当に私は好きだなぁと思いながら。
さっそくギフトのご依頼を受けて、入れてみると
厚みのあるものは、上手に収めるのがちょっと難しいことが判明。
脇のラインにシワがよってしまう。
子ども用の小さな薄いものなら大丈夫かな。
また違う形のものを考えてみようと思います。
ギフト、ああもしたい、こうもしたい
可愛い箱も作りたい、リボンもシールも作りたいと
いろいろと野望はありますが、
スケールの大きな話になるので、
まずは、出来るところから。
たくさん作れたら西宮にも送ってみます。
使ってもらえるかなぁ。