着こなしのベースになるものを決めると、
毎日の服選びが格段に楽になります。
おそらくそれはボトムだと思っていて、
気に入ってるパンツとスカートが
1着ずつあれば、それで
基本的にはかなり大丈夫って思います。
タイプの違うものが2−3種あれば、
もうそれで特別なシーン以外は
大体いけるかも。
気に入っている、ということは、
多分似合っているということです。
それを着ている自分を鏡で見て、
いいね、ってスタンプ
押してるってことだから。
そして、きっと着心地もいいの。
着心地の悪いものは
お気に入りにはなりませんからね。
まずはそれらを中心におきましょう。
そのパンツに、そのスカートに、
何を合わせて着ることが多いでしょう?
多い組み合わせは、やはり
鏡で自分をみて、いいねって
思ってるってことです。
極端に言えば、
微妙と思いながら
毎日違う服を着る必要はないと、
これは地曳いく子さんの受け売りです。
自分で、似合うし素敵と思う組み合わせで
ほぼ毎日でもいる方がいいよねって。
とても深くうなづく意見で、
それを読んで以来、
同じ格好を何度もすることに
抵抗がすっかり無くなりました。
これとこれを合わせるのは鉄板、という
上下の組み合わせを作っておくと、
考える元気のない日には、
それを着ればいいのでおすすめです。
ボトムに選んだものを
観察してみましょう。
なぜ気に入っているのか、
ちょっと考えてみます。
例えば、私自身の定番になっている
ワイドパンツ、弊社のVIVIEN 。
ウエストがゴムで楽ちんだけど、
必要以上のギャザーは入ってないので、
腰回りがきれいに収まります。
着丈がたっぷり長くて、
股上もたっぷりあって、安心の着心地。
ワイドシルエットのバランスがよくて、
ちょうどいいモード感が出る。
こんな風に感じてます。
自分で作ってるものだから
面映い感じですが、
ここを目指して作ったので、
まぁまぁいい感じに
できているということで。
楽で、求めてる雰囲気が出て、
足の形が見えなくて
スタイルアップして見えると思ってる。
これがメインの理由ですね。
これが気に入っているので、
そして、Mサイズがマイサイズ、と
分かっているので、
季節ごとに素材を変えて作り、
愛用しています。
このパンツを履くと、
こんな感じになる、と
分かっていることの安心感は侮れません。
ゆったりしたトップスを
合わせることが多いのですが、
コンパクトなシルエットのものとの
バランスも良いのです。
2年くらいヘビロテで着て、
その後は家にいる時の服になります。
家で着てても嫌じゃないくらい
楽ってことですね。
特に麻素材は本当におすすめ。
良い感じにくったりした麻パンツを
家で着るのはハッピーなことです。
こんな風に考えると、
下半身のコンプレックスを
うまく消化して素敵に見せてくれる
そういうタイプのものを
お気に入り認定していることが
多いのではないでしょうか?
私はスカートなら足首まである
長さのものを選びがちだし、
足を出したくないってことよねって
つくづく思います。
上半身に選ぶものも、
そういうものになっているはずです。
厚みの出てきた身体をカバーしながら、
少しでも素敵に見えるもの、
あまり身体の線を拾わずに、
なんだかほっそり見えるものなら
最強のお気に入りになります。
どんなものが必要かというのは、
その人の仕事や生活内容によって、
幅広くさまざまだと思うので、
一概にこれが良いよ、とは言えませんが、
まずは、基本となるのは
「自分が気に入って着ている服」。
その理由を分析することで、
新しく手に入れるなら、
そういう要素の入ったものを選べば
気に入る確率が高い、と
考えていいと思います。
こういうこと書き始めると、
暑苦しく、長くなりますね。
続きはまたの機会に。
同じパンツをはいていた4日間コーデ。
私の基本パンツなのだと実感します。
本日のライブではこの VIVIEN の
秋のバージョンを含め
ボトムをいくつかご紹介します。
よろしければ、ぜひご覧くださいませね。
今も暑い中最前線で
戦ってくださっている
世界中の医療従事者の皆様にも
エッセンシャルワーカーの皆様にも
心からの感謝を!