おしゃれに目覚めたのは小学生の頃。
今から思えば相当へんてこな格好も含めて
自分なりの、「こういうのがかっこいいと思う」というこだわりをもって
そのこだわりゆえに不自由に、頑固に
着るものにも持つものにも買うものにも
こだわっておりました。
今は、ずいぶんやわらかくなったなぁと思います。
私的には、こういうの以外ないから!的なこだわりを持ちすぎると
楽しくないことも学習したのですね。
似合うかもしれないじゃない?
とりあえず試してみようよ、と思うようになりました。
好きなものでも、残念ながら
必ずしも似合う訳ではないことに気づき
似合う(と思われる)ものは、
こんな自分を少しでも良く見せてくれるものですから
いつの間にか好きになるのだなぁと思います。
で、前髪。バングス。
こういうの。
ずっと憧れなのです。
(Amanda Seyfriedも大好き!)
そう、小学生の頃から。
で、一度母に頼んで(ずっと母に髪を切ってもらってた)
おかっぱにしてもらったことがあります。
トラウマになるくらい似合いませんでした。
その後も、何度かトライはしたのです。
だって、聖子ちゃんカットとか、はやってたし
やってみたいじゃないですか。
その頃の中学生なら。
可愛くなるような気がするじゃないですか。
で、その度に撃沈。
伸びるまでに時間がかかるし
その間ずっと、たいしたことない外見の自分が
ますますブスに見え続けるという苦い苦い思い出。
いまだに前髪がある髪型の友人達は、
なんだか可愛くて若く見えるように思えるので、
こんな年になってもまだ少し未練がなくはなく
もう20年通っている美容院の
20年カットしてもらってる美容師さんに聞いてみた。
なぜ似合わないんだろう。
「あ、おでこが狭いからです」。
ほおぉー。なるほどねぇー。
ものすごく短くワカメちゃんのようにカットするか
ものすごく長く瞳スレスレの長さにすれば
何とか形になるかもしれないけど、おすすめしませんって。
眼から鱗が落ちました。
すとん、と納得がいって、あきらめがつきました。
このバランスの顔立ちだと
どうやっても素敵にはならないのだと分かってしまうと
ジタバタするのもバカバカしい。
もう少し冷静に自分の顔を見ていれば
自分で気づいたろうに。
ということで、前髪はずっと長いのですが、
これからもずっとこのままです。
この方がちょっとでも素敵に見えるなら
これでいいのです。
好きなものと似合うものは
違うかもしれないよって
大事なのは、客観的に自分を見る眼かもしれない。
今月のネイル。
素敵ねって言ってくれる優しい友達もいるけれど
やっぱりきれいめ系はキャラじゃなかった。
ネイリストさんの技術が素晴らしいだけに
申し訳ない気持ちになりますが、
何だか自分らしくないようで落ち着かない。
白魚のような指なら素敵だろうに。
こういう風にしてって自分で言ったくせに。
まだまだ日々失敗もやらかしながら
少しでも素敵になろうという試みは続きます。
ってずっっっと同じようなことを言ってそうだなぁ。