友達にいただいたお酢 玉姫。
京都・北野 斉藤造酢店というところのものだそうで
まとめて取り寄せたからって
お土産に持って来てくれました。
手元にあったお酢と飲み比べると、
圧倒的にやわらかくまろやか。
これは酢の個性だけれども、いい感じです。
右に写っているのは、ワカメ。
これも頂き物ですが、
知人の知人から送られて来たものとか。
新潟にお住まいの方だそうで
家の前の海で穫ったワカメを
ご自宅で塩漬けにしたものというのを
どっさりと分けていただきました。
ぴかぴかのワカメは、さっと湯通しして
薄々に切って塩もみして、ぎゅっと絞ったきゅうりと
瀬戸内のちりめんじゃこと一緒に
三杯酢を作って和え物に。
我ながらうっとりするような酢の物になりました。
たっぷり作ったのですけれど、
3日目くらいの、よーく味がなじんだのが美味しかった。
ものすごく地味な1品ですが、
こういうものをわしわし食べてると
身体が喜ぶ気がします。
で、同じ料理の腕なら、
素材と調味料がいいと、
5割増で美味しく出来ると思ったり。
お酢をくれたSちゃんと行った
四谷三丁目の鈴なりさんで、
食べきれなかった鮎飯をお土産にもらったので、
次の日に温め直して、おにぎりにして、紫蘇と海苔を巻いてみました。
いただきもので夕食。
ささやかでも、手を抜かずに作ると、
素人なりに嬉しいものが作れるもので。
外に食べに行く時にも
家で食べる時にも
出来るだけ、「いい加減に適当」に食べるのを
減らしてゆきたいものです。
もう、量が食べられるわけじゃないし、
食い意地はってるので、ちょっとでも美味しいものが食べたいし。
とはいうものの、気持ちと時間の余裕がないと、
なかなか日々の食事全部を頑張るのは大変。
一汁三菜とか思わなくなりました。
ひとつでも、丁寧に作ったものがあれば、ないよりマシ。
ゆるいけど、そんな気持ちで、
楽しみながら台所に立てればいいなと思っています。