さて、土曜日です。
今日はどんよりと曇っているけれど
気温が高くて、なんとなく不穏な感じ。
午後からは雨風が激しくなると
予報が出ています。
マンボウが明けましたね。
昨日は久しぶりにゆっくりと
馴染みのレストランで食事をしました。
時間を気にせずに食べられるのは
当たり前のことだったはずだけれど
幸せなことだったのだな。
若干二日酔い気味の頭と身体で
ご飯を炊き、
出汁をとって味噌汁を作りました。
二日酔いの時って
和食を食べたくなるのは
なぜでしょうか。
糠漬けが間に合ってれば
最高だったのに。
週末の間に買い物に行って
糠床に入れられるものを
何か調達してこよう。うん。
先週から読み返し始めた
サラ・パレツキーの
V.I.ウォーショースキーシリーズ。
ぼろぼろの文庫本は、
文字が小さくて、びっくりします。笑
そういう時代だったのだ。
1冊目からの長い旅を
しばらく楽しむつもりです。
この段階ではまだ30代のヴィクが
身体を張って戦う様子が生々しくて
想像するだけでしんどい。
(フィクションなのに)
何度も読み返している小説は
読み返す自分の年齢や
立ち位置によって
捉え方が変化していくので
そのたび新しい発見があり
ストーリーは覚えていても
飽きることがありません。
その小説の世界の隅々まで
まわりの人たちのことも
よく知っている
馴染んでいる場所に戻って
またすっぽりとその世界に入り込む
心楽しさを思い出しました。
たっぷりと感情移入をしながら
ゆっくりゆっくり読もう。
1冊ずつ年齢を重ねていくヴィクと一緒に
ままならない人生と戦いながら
何かを得て、何かを失う
そんな時間をしばらく
楽しもうと思っています。
本を読むのが
動画を見るのとも
小説を聴くのとも全く違うのは
自分の頭の中で想像した
街並みや家の様子や登場人物が
話し、動き回る様子は
自分だけのものだということ。
動画では全部が作り直されているし
登場人物まで現実感を持って現れます。
原作がある場合の
キャスティングの妙というのは
それがあるから面白いのですものね。
ハリー・ポッターはまさに
世界中の多くの人が想像した通りの
ハリーだったことや
想像を超える世界が
リアルに作り出されていて
そこにどっぷりと浸ることも
本当に楽しかった。
聴く場合はナレーターの声質で
随分その世界は違ってきます。
男性が読むか、女性が読むかで
小説世界の印象は一変するし
そして、読む人の声質、力量で
演じられているので
それはまた自分の描いているものとは
違って当たり前なのですよね。
それぞれに違う楽しみ方があります。
なんの動力も必要なく
好きなところに持っていって
本を開けば世界が広がる
江戸時代の日本でも
数十年前のシカゴでも
行ったことのない場所で
登場人物たちが生きている様子を
自分もその世界にいるかのように
楽しむことができる不思議。
小説を読む という娯楽はまた
最高だ。うん。
”ドライブ・マイ・カー” を
観にいきたい気持ちはあるけれど
天気が悪そうなのと
スタートが夜遅い上映が多くて
3時間か、と思うと
尻込みしてしまいます。
アカデミーの結果次第では
もう少し見やすい上映機会が
増えるでしょうかね。
料金を支払えば、
動画でも見られるようですが
ロードショーの方が絶対いいと思う、と
観た人の感想を聞くと、
そうだよね、って思ってしまう。
映画館にも長いこと行ってないなぁ。
家でまったりのんびりするのが
好きになりすぎて
それも困ったもんです。
そろそろ動き出さないとね。
春だしね。
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throw away no. 66
Agnes b の黒いキャリーバッグ。
適度な大きさと、
余計なデザインのないシックな外観を
とても気に入っていたのですが
主に使っていた娘がいなくなったこと
その娘も私もひとまわり小さく
機内持ち込みが可能な
RIMOWA を手に入れてから
めっきり出番がなくなっているので
使うかも、と
言ってくださった方のところに
行くことになりました。
とても気に入っていたものだから
まだ誰かのお役に立つなら
とても嬉しい。
託した後のことはもうお任せです。
必要なくなったら処分してもらっても
気を使う必要は全くないからねって
くれぐれも念押しをして届けました。
なかなか大きなスペースが空いたはずなのに
次のものでもう埋まってるのだなぁ。
(大きなカゴバッグがありすぎ)
本日も、お越しいただき
ありがとうございます。
良い週末となりますように!
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