捨てるものを探す毎日。
何かを捨てるということは
それを使う未来を
一旦やめると決めること。
テニスするんだったらって
取引先にいただいたまま
ほぼ使っていない
テニスラケットを眺めて思案。
誘っていただいた1回目に
一瞬で肉離れを起こして
怖くてそのままリタイアしちゃって
それきりになってます。
テニスを習いに行くとかは
ないな、と思います。
週に1回時間を作り
毎月の月謝的なものを払う
そういうことは多分しないと思う。
でも、近所のオートテニスには
一回行ってみたい と
ふと思いました。
一人なら誰にも迷惑かけないし
夜に行ってサクッと打って
帰ってくるなら気軽で楽しそう。
テニスそのものが
嫌いなわけじゃないし
まだ出来ると思ってるけど
どうなんだろう。
ということで、
車にラケットを積んで
しばらく過ごしていたのですが
昨日の帰りに、ふとその気になり
ゴム底のスニーカーだし、と
行ってきました。
家に着く手前にある古びた施設。
バッティングセンターと
オートテニスの設備があります。
駐車場もありますが
予想外に車が停まっててびっくり。
バッティングセンターからは
賑やかな声が聞こえてきます。
以前来た時には
野球部、という感じの男の子たちが
練習に来ているようで、
なるほど、と思ったのでした。
その時は休日だったので
待ってる人もいるくらいだった
テニスコーナーも
さすがに平日の夜だから
誰もいなくてほっとします。
受付とかそういうものも
特にありません。
金網の中のスペースに入り
古い機械に300円を入れて
勝手にスタート。
機械がテニスボールを
どんどん打ち出してくれます。
中学高校の6年間は
体育会で本格的にやってたので
身体は自然に動くけれど
とにかくすぐに息が上がって
スピードについていけない。
でも、楽しい。
すごく楽しい。
帰り道にちょっと寄って
ほんの短い時間に
息があがるような運動を
機械相手にやるというのは
なかなか悪くない、と
ご機嫌で帰ってきました。
今度は少しスピードを緩めて
やってみよう。
グリップ部分に巻いてあったテープが
おそらく古くなってたのでしょう。
ずるずるになり、ベタベタになって
右手が真っ黒になりました。
これは貼り直さねば。
と 早速思うということは
ラケットはキープ、ということだ。
その日に着ている服と靴のまま
ほんのちょっぴり
自分が楽しむために
テニスボールを打つ。
家のすぐ近所に
この施設があることも含め
このくらいの付き合い方が
今のテニスとの距離感としては
ベストなんだと確信して
なんだかにやにやしてます。
グリップを直したらラケットは
車に積んでおくことにしよう。
運動したいような気分の夜に
こっそり打ちに行こう。
ストレス発散にも
かなり効果が高そうじゃないですか。
テニスを(こっそり)続ける未来は
残りました。
そのことに安心してるから
やっぱりそれでいいんだね。
ひとつひとつのものを
所有するということは
そういうことなんだな。
ちゃんと使う、
ちゃんと楽しむ、
ちゃんと手入れをする
ものと向き合って
保有することを意識的に選ぶ
少しでもそれが出来るようになると
家の中のものは減っていくかな。
1日1個を選ぶのが
どんどん難しくなってきていますが
そのたびに考えさせられるのは
必要な作業なのだとも感じます。
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日々のリアルコーデですが
代わり映えしなくてほんと恐縮です。
デニムに、Vネックのニット。
そして、昔のパーカ。
写真では全く見えませんが
気がつくと選んでいる
この古いニットは
レーヨンとシルクの混紡素材です。
これですね。
肌ざわりがとても気持ちよく
身体にストレスがなくて楽。
そして、ボディラインを
きれいに見せてくれる気がする
質感と落ち感で手放せません。
ハンガーにかけると育つ(伸びる)けど
洗濯すれば戻るし
家で手洗いが全然大丈夫なのも
もう数年間着続けて実証済み。
畳むとシワにもなるけれど
アイロンもかけやすくて
アイロンすると表面がととのい、
仕上がり映えするので
気持ちよく嬉しく着られています。
古い商品なのに、
スタッフも娘も、着用率高く
こういうふうに着てしまうのは
気持ちいいからだよなぁと
つくづく思っています。
同じ素材でまた新しいデザインで
セーターを作りたいと考えています。
どうぞお楽しみに。
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throw away no. 78
チャッカマン。
放置してたらつかなくなってました。
処分したらもう
同じ役割のものは買いません。
着火には、全て
マッチを使っていきます。
朝一番のお線香から
冬は灯油ストーブとカイロ
お灸やキャンドルと
毎日使うものですが、
今後はプラスチックフリーで。
本日も、お越しいただき
ありがとうございます。
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