そして

 

昨日猫のお葬式をしました。

地元に動物葬で有名なお寺があり

そちらにお願いしたのです。

 

きれいな棺に入れてもらい

立派なお坊さんにお経を読んでもらい

紙の位牌には”山田家愛猫Max”と

書いていただき

火葬場で焼いていただき

お骨を拾わせていただき

ちゃんとした骨壷に入って

帰って来ました。

 

猫なのにね、人間みたいねって

ずっと心の中で苦笑いしながら

最後にたくさん撫でさせてもらい

またいちいち涙の抑制が

効かなくなりながら

そういう儀式みたいなものを

ひとつひとつ通り抜ける中で

気持ちの切り替えをしていくのだなと

思ったりしてました。

 

行きはマックスの重さを

ずっしりと感じて抱えてた段ボールが

帰りは小さな箱になったよ。

でも、なんだかほっとしました。

遺体が家にある間は

落ち着かなかったから。

 

あっという間に

いなくなってしまったから

まだ家の中にはマックスの気配が

いっぱい残ってて

掃除をすると

黒い毛がなくなってしまうのが切ない。

苦しんでたトイレの床の掃除が

まだできないままです。

 

時間と共に、少しずつ

楽になっていくのだろうなと

それはわかってるんだけどね。

 

お庭がある人は

庭に埋めることもできるだろうし

いろんな葬り方があり

いろんな看取り方があり

病状との向き合い方も

飼い主により考えはそれぞれ。

 

その時その時に、

自分が正しいと思う判断を

したつもりだけど

これでよかった?って

聞いてもしょうがないことを

聞いてみたくなります。

 

娘がしばらくいてくれるようです。

賑やかで、そのことがありがたい。

白猫は、理解しているのか

寂しがっているのか

落ち着かない様子で

娘に甘えて過ごしています。

 

私と白猫1匹になったら

またきっと泣いてしまうけど

それもこれもしょうがないことだ。

 

こんなに泣いたのはいつ以来だろう。

でも、きっともう大丈夫。

日常に戻っていきます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

散歩中の犬を見かけるたび

その多さに驚くたび

みんな先に逝ってしまうのだと

この悲しみを飼い主皆が経験するのだと

くらくらするような気持ちになってます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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