ひとりと1匹

 

少し元気のない白猫が心配で

ずっと家にいました。

一緒に眠っていた仲良しが

急にいなくなったのだもの

そりゃ、淋しいよね。

 

ぴっとり横に座って

あるいは膝の上に乗せて過ごしながら、

ちょっと食欲がなかったりするから心配。

ゆっくりでいいから

元気になってくれますように。

 

今日は家にいる、と決めると

扇風機やコーヒーのグラインダーを

アルコールで拭いてきれいにしたり

両手両足のネイルをやり直したり

じっくりゆっくりやりたいことに

時間を使えてなんだかいいお休みです。

 

気持ちのうえで動けずにいることも

実のところ、たくさんあるけれど

平気平気、と暗示をかけて

また、今日も明日も

前向いてやっていくのです。うん。

気を緩めると

まだすぐに泣いてしまうから。

 

思いのほかたくさんの方から

ブログを読んで号泣しましたと

連絡をいただいて恐縮してます。

犬でも猫でも一緒に暮らしてる方は

やっぱり、人ごとじゃないってこと。

わたしも、他の人のブログを読んで

何度も号泣してるので

そうだよね、と思います。

 

人間よりもずっとずっと

寿命が短いのだから

それは、わかってて

一緒にいるのだからね。

それでも、一緒にいる時間全部

愛しくて心を慰めてくれるから

後悔するなんてことはなくて。

 

今は一緒にいてくれる白猫が

1日でも長く生きてくれますようにと

祈るような思いでいます。

泊まりがけで家を開けるのが怖くて、

お正月、どうしようかと悩み始めました。

困ったもんだ。

旅行にも、キャンプにも

行けないじゃないか。

犬は、一緒に動けていいなぁ。

 

人間じゃないし

血が繋がってるわけでもないし

なぜこんなにも愛おしいんだろう。

 

なんの前提も、条件もなく

ひたすら愛情を示してくれることに

自分の存在意義を感じるし

安らかになれるのだと思います。

 

前提条件なしで

愛することは

何にも勝る力だということだ。

子供に親が注ぐ愛情と一緒なのね。

無条件の愛情と信頼。

それを何の迷いもなく与えてくれるのが

動物なんだろうなと思います。

 

社会的地位も、職業も、収入も、

人種も、年齢も、見た目も関係なく

愛してくれる存在。

命を、預けてくれているのだもの。

最強ですよね。本当に。

 

誰に遠慮することもなく

動物が飼える住環境に移れるまでは

この子がわたしの唯一の猫。

大事に大事に

一緒に暮らしていこうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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