料理当番

 

とある勉強会に

1年ほど前から参加しています。

もちろんそこでも最年長なのですけれど

(同い年とか上の人って

どこで何してるの?って時々思う)

ひょんなことから勉強会の後の

懇親会の料理係になりまして、

あと2名の料理好きの方と一緒に

月に1度くらい、15人程度の方に

料理をお出ししてます。

 

もちろんボランティアだし

そんなに期待されてるわけじゃないから

気楽なものです

もうお一人がプロの料理人の男性で

もう一人は可愛いくて若い女性で

彼女は畑をしてるということで

いろんなことを教わったり

いろんなものをもらったりしながら

わいわいと作るのがとても楽しいのです。

 

人に出す料理を

自分が作るようになるとは

想像もしなかったことです。

 

最初の頃、毎回出される

買ってこられたお惣菜に閉口して

サクッと作っても

もう少しおいしいもの出せるよね?って

相談してやってみようってことに

なったのですよね。

 

これもアウトプットの一種なのかな。

多少の緊張感を持ちつつ

季節ごとにメニューを考え

買い出しに行って

短い時間で下拵えをして作り上げるのは

達成感があるし、確実に勉強になってます。

私の作ったものなんて、と思うことも減ったし

失敗したらどうしようと

ビビることも減りました。

どうにかなる、と思えるようになったのは

自分的には大きな進歩。

 

たかだかベシャメルソースくらいで

「手作りの」と称賛されると戸惑ってしまう。

みんな作らないの?

 

ドリップコーヒーの淹れ方を

教えてくださいと

そんなに若くもない人に言われたり

料理の知識がほぼない人がいらしたり

そのたびに、自分も30代の前半は

そんな感じだったし

いっぱい恥ずかしい思いをしてきて

今があることを思います。

 

進歩させてくれたのは

近くにいた友人たちです。

誰かに少しでも

食への興味を抱いてもらえるなら

それは素敵なバトンを渡すようなもの。

まだまだわたしも大したことないけれど

きっかけになるなら嬉しいことです。

 

身体は食べたもので出来てるんだから。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

とか言いつつ、

今日はヘトヘトでいい加減に食べてて

偉そうなことは何も言えないや。

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