金曜、土曜と夜に新年会が続き
そのうちのひとつ、昨日の夜は
17人にお料理を出す係をやってきました。
今回は2人で作るというミッション。
達成感が半端ない感じです。
毎日作り、食べるを
基本的には一人でやってるので
自分の作ったものを食べてくれる人がいて
美味しいと言ってもらえること
ありがとうと言ってもらえること
そういうある意味修行みたいな場を
与えてもらっていることは
ありがたいことだなと思いながら
心地よい疲労感の残る日曜日の朝。
山のように料理を作ったけれど
終わった頃にはありがたいことに
ほぼお皿は空っぽになっていました。
嬉しさでお腹いっぱい。笑
昨日お目にかかった方の中のお一人は
新潟で日産鮎川義塾という経営塾の
塾長をなさっている女性。
結婚出産後に素人が立ち上げた
アパレル会社を23年やってると話すと
思いのほか評価していただき
なんだかくすぐったい気持ちになりました。
自分の人生にはここにきてもまだ
自己肯定感がかなり低いのだ。
月に1回程度、大きな意味で
経営や金融、生き方みたいなことを学ぶ
かなりクローズドのコミュニティ的なものに
ひょんなことから参加しているのですが
ここで聞いた言葉
出会った人たちとのご縁もまた
不思議なものになっています。
人生後半、いかに生きていくのか
伺うたびに深く考えることになってて
ぼーっとしてると流れていく日々の中で
貴重な時間になっています。
エキセントリックな影響力のある誰かに
大きな影響を受け過ぎない訓練も
ここまでの人生の失敗の数々の後で
出来てきており
誰かや何かに執着することも
幸いなことになくなりました。
(そんな情熱も体力もなくなっちゃったよ。)
こうしろ、ああしろ、と
影響を与えようとする人とは距離をおいた方がいい。
こうすれば幸せになるとか
こうすればお金持ちになるとか
単純に容易く見えるものに
まともなものなどあるわけない。
教えてあげられることは全部教えてあげるけれど
それを使うかどうか
どう使うのかは自分の頭で考えるしかないよねって
あなたの人生とわたしの人生は違うからね
そんな距離感。
ここにある情報を取りに来てもいいし、
来なくてもいい
それもあなたが決めて何の問題もない。
自分で動き、自分で考え、自分で試し
勉強を続けない限り
何ひとつ身につかない
そういうヒントの種をくれる人が
本物なんだろうなと感じ始めています。
教わることも
教わるべきことにもきっと
自分の時間の中でのタイミングがあり
同じ言葉でも耳に入ってくる時と
そうでない時があるのだろうと思います。
昨日聞いた話の中で
とても響いたことがあったので
少しご紹介しますね。
働く意味というか、そういうことに関して。
こういうの、嫌い、って方は
どうぞ無視してくださいませ。
- 位置を決める
- 担う(役目や責任を担う覚悟)
- 参加する
- 仕事ができる
- 互角になる(師やクライアントと。必死の勉強が必須)
- 禄を食む (ここでやっとお金が出てくる)
- 七階に入る(第六感を超えた愛と知恵の世界)
- 八方の良さを実現
- 究 (ずっと続く探求・研究へと)
この思考の序列が
非常に大事なんだと教わりました。
主催なさっているのは、
すでに稼ぐ必要のないくらいの資産を
築いてこられた資産家の方々
今はそうだけれど、
過去には依存症で
借金まみれだったとおっしゃる方は
お金のことをあまり考えずに
仕事に没頭することができるようになった頃に
ふっとあらゆることが好転していったと
不思議なことを体感なさったなどと聞くと
揺さぶられるものがあります。
最初に時給や収入の額を計算してから
職を求めるのは、6から入ること。
順番が間違ってるのだと。
同じように利益だけにとらわれるのは
順番が間違っているということなのでしょう。
利益というものが生み出されないと
企業というものは存続しません。
それは当たり前のことなのですが
そこだけにフォーカスすると
うまくいかないのだと
禅問答のようなことですが
思い当たる節があり過ぎます。
まずは、位置を決めること。
自分のするべきこと
したいと思うことを決めることから
全ては始まるのだと
年の初めに教わって
わたしはとてもすっきりしているのです。
ご存じのとおり
アパレル業界はまだまだしんどい業界で
わたしには経営手腕といわれるものもありません。
それでも23年以上も続けてこられたということは
ここでするべき役割があり
何か意味があるのだろうと思っています。
他のことより少し
上手にできることがあるとしたら
洋服を作るということなのでしょう。
それもファッショナブルなもの というより
心地よさや扱いやすさ
気負って着なくて良いこと
難しく考えなくてもスタイルができること
丸くなってくる体型をきれいに見せてくれること
そういうことを大事にするようになって
ようやく自分のすべきことが
見えてきたように感じています。
50代、60代、70代、80代、90代になっても
毎日何か服を着て生きていくのですものね。
大事にしたい普通の日々の暮らしの中で
楽しく心地よく過ごせるようなものを
自分で自分を大事に思えるようなものを
作っていくこと。
それをわたしの目指すものと決めて
これからもやっていこうと思います。
日本国内の生産現場を守り、
少しでも貢献することも
ささやかな目標にしながら
お客さまの声に真摯に耳を開いて
一緒に作っていけるようにと考えます。
ご感想、ご要望など
お寄せくださると喜びますので
office@pci-shop.co.jp まで
メールをくださいませね。
本日も、お越しいただき
ありがとうございます。
もう29日だけど
新年の所信表明であります。
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