片付けながら

 

台所仕事の段取りが下手くそで

ご飯作りが終わった後はいつも

うんざりするくらいの洗い物が

流しの中に溜まってます。

作ってるのは一人分だというのに。

 

ウーさんの本を読んで、

有元先生の本を読んで、

料理家の先生は、

作り終わった時には

キッチンも片付いてるらしいと気付き

うそー と思いながら

どうやったらそうなるのかを

試行錯誤しはじめました。

 

で、しばらくあれこれやってましたが

ちょっと上達したような

そんな気がしてきましたの(ほんと?)。

 

基本的には作業を雑にしないこと

それに尽きますけれど

考えずに動くことのないように

ひとつの作業が終わったら

すぐに洗う、すぐに拭く、すぐにしまうを

徹底することなんですよね。

あとは布巾の使い方のように感じてます。

 

今朝のお弁当作りの様子を書いてみましょう。

冷蔵庫にあるもので、どうにかなるかと思案。

 

ご飯・卵焼き・イケアのベジボール

ほうれん草の和物・にんじんの和物

 

ならなんとか作れそうだと判断して

 

冷凍ご飯(ラップに包まれてます)

ご飯に挟む紫蘇の醤油漬けのタッパー

ご飯に乗せるふりかけの瓶、

ご飯に添えるばっけ味噌の容器

卵・ベジボール(冷凍)・ごま

ほうれん草、にんじん1本

 

を冷蔵庫や冷凍庫から取り出し

キッチンに運びます。

 

溶かしてなかったご飯をまずは

電子レンジで1分

その間にベジボールを小さいボールに入れ

フライパンを火にかけて熱しておく

ご飯はひっくり返してもう1分。

 

卵を小さいボールにといて

砂糖、塩、醤油で調味して混ぜておく

 

ご飯が温まったら

次はベジボールをレンジで50秒解凍。

ご飯をお弁当箱の半分に、半分量をひいて

紫蘇の葉を広げてのせ

その上に残りのご飯を乗せます。

ご飯と紫蘇の葉は

箸先を洗ったり濡らしたりしながら

全て菜箸で扱います。

 

熱々になったフライパンにオイルを熱して

卵液を入れ、かき混ぜながらふんわり焼き

焼き上がったらそのままお弁当箱に詰めます。

→卵液を入れてた小さいボール・菜箸を洗い、

拭いて片付ける

 

卵焼きの後はオイルしか残ってないので

そのままフライパンにベジボールを入れて

酒を少し加えてごく小さい火にして

蓋をしてしばし蒸し焼きに。

→ベジボールを入れてた小さいボールを洗い、

拭いて片付ける

 

ほうれん草は多重構造のフライパンに入れて

水も少し入れてこれも蒸し焼きに。

すぐに火が通るから注意。

この間にすり鉢を出し、胡麻をする

→すりこぎを洗い、拭いて片付ける

ほうれん草の様子を見たら

いい感じに火が通ってるから

フライパンの中にそのまま水を入れて冷まし

キュッと絞ってまな板の上に。

→フライパンと蓋を洗い、拭いて片付ける

 

ベジボールがいい感じに温まっているので

砂糖と醤油を少しだけ垂らして

味を絡めて仕上げます。

火を止めてフライパンの上でキープ。

 

ほうれん草を切り、

もう一度しっかり水気を絞って

すり鉢に投入。

→まな板と包丁を洗い、拭いて片付けます

塩とごま油で和えます。

保存容器に移して

→すり鉢を洗い、拭いておきます

 

そのすり鉢をボールがわりに使い

にんじんは皮を剥き、シリシリ器でおろします。

→シリシリ器とピーラーを洗い、拭いて片付けます

白いごま油・塩・砂糖・赤梅酢で味付けして和え

保存容器に入れ

→すり鉢を洗い、拭いて片付けます。

 

お弁当箱に入れたご飯の上にふりかけをかけ、

ばっけ味噌を片隅に少し乗せ

(菜箸の尻尾の方を使う)

ベジボールを詰め、ほうれん草を詰め、

にんじんを詰めれば出来上がり。

→フライパンと菜箸を洗い、

フライパンは火にかけて水気を飛ばし

菜箸は拭いて片付けます。

 

流しの中にも調理台の上にも

何もない状態でスタートして

同じ状態で終了。

全部で25分程度でした。

 

使った道具をすぐに洗って

片付ける習慣をつけるだけで作業が捗り

スピードも上がり、

調理スペースも確保できることを

めちゃくちゃ体感してます。

気持ちが焦るとこんなふうには

上手くいかないんだけど

出来るだけ体に染み込ませるべく

続けていこうと思ってます。

 

キッチンがきれいってそれだけで

とてもすがすがしい気持ち。笑

 

調理器具を拭く時に、

厚手の蚊帳布巾を使うようにしてから

作業がぐっと捗るようになりました。

濡れたら洗ってキュッと絞り、

それをまた使います。

例えばザルを洗ってすぐに拭いても

水分をたっぷり吸ってくれる安心感。

薄手の布巾だとすぐにびしょびしょになり

これ、どうすればいいの?って

困ってしまうけれど、

洗って絞ってまた拭くでいい、と

ウーさんの本で読んで目から鱗。

きれいに洗ったものを拭くのだしね

布巾は毎日、合間にも消毒してるから

衛生的にも問題なし。

そういえば実家でも

母はそうしていたような。

まな板や包丁、ボウルやザル、

鍋などの調理器具を

薄手の布巾で拭こうとすると

何枚あっても足りない感じになるので

これはほんと、おすすめです。

 

この歳になって、ようやく少し

進歩してるというお粗末な感じだけど

いいんだいいんだ。

台所仕事が楽に楽しくできることは

きっとすごく大事なことだ。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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