和裁の愉しみ

 

先週末の落ちてる感じから

実は割とあっさり抜けたのです。

きっかけとなったのは、ヨガでした。

1時間、呼吸と身体の動きや痛みに集中し

心地よい疲れを感じた後には

かなり集中力を取り戻していて

金曜日が終わる頃には

週末ということもあり、

なんだか穏やかな気持ちになってました。

ヨガ、すごい。なんか、すごい。

 

こんな感じの気分の起伏は

あたりまえにこれからもやってきます。

上手に抜けるきっかけを

暮らしの中に仕込んでおくことは

大事なことねと思いました。

身体と心は思うよりもきっと

ずっと深いところで繋がっているんだなぁ。

 

土曜日は和裁教室の日でした。

ミニ着物講習というのに

初めて参加してみたのです。

単衣の着物を作るときの大体の手順を

小さい着物を縫いながら

学習していくのですが、

人により、どの段階にいるのかは

参加具合によりまちまちです。

細かな知恵や知見を

たくさん教えてくださる先生の話は

全部全部面白くて、勉強になります。

袖の途中までで1回目は終了。

難しそうな「くけ」にはまだ

辿り着かずに終わりました。

 

午後からはそれぞれがやりたいことを

やる和裁の時間。

新しい着物を縫い始める方、

帯を仕立てている方、

羽織の仕上げをなさってる方

いろんな方々の横で、

まずは運針から、またせっせと練習します。

基礎の基礎。ほんと上手になりたいけど

これがなかなか。

手が思うようには動きません。

 

そして相談できればいいなと思って

持っていった案件2つを相談しました。

 

ひとつはこの間小田原城の骨董市で

500円で衝動買いした半幅帯の

端の始末が出来てないようだったので

これはどうすればいいですか?を伺い

 

 

折り込んで千鳥でまつり、

角をぴしっと出す方法を教わりました。

きれいに仕上がって、嬉しい。

かなり幅が狭いのと、

長さもそんなにないので

帯結びに工夫が必要と思われます。

浴衣に合わせて締められるように

研究と工夫をしなくては。

もう1本、端の始末がなされていない

古い半幅帯があるので

復習を兼ねて仕上げてみようと思います。

 

もうひとつの案件は、

リユースのものを手に入れて

気に入って2回ほど着たものの

少し柄が派手なのではないかと気になって

着るのに躊躇するようになった着物を

羽織にできないかという大それた相談。

先生がちょっと解いてみようとなさったら

糸がボロボロ切れていきます。

かなり弱っている様子。

とりあえず、身頃部分を解いてきてねと

宿題が出て、うきうき。笑

 

着るものと布と手作業が

大好きな人間にとって

何よりの趣味を見つけてしまった。

朝早くから夕方まで

あっという間に時間が過ぎます。

ちょっと遠くなので、

1日丸っと潰れるのですよね。

月に1度くらいはどうにかして

通いたいなと思っています。

 

平日は朝早く起きて

家の中を整えるための家事

身体を健康に保つための食事や体操

そして、仕事に集中することで

あっという間に時間が過ぎますが

休みの日にまでそれをやらなくちゃっていうのは

だんだん出来なくなってきました。

心と身体を休める時間がないと

人間頑張れないもんだ。

何もかも全部を楽しんでっていうのも

言葉では言えてもなかなか難しいものだしね。

 

笑っちゃうくらいに

山も谷もほんと常に次々にやってくる毎日は

これからもずっと続くのです。

日々、今を

やせ我慢でもいいのいいの。

笑顔で歩いていきましょうね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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