梅仕事

 

取り寄せてみた梅は

小さめの段ボールいっぱいに

新聞紙に包まれる状態で届きました。

いい感じ。

青梅をお願いしたのですが

1日経つともう黄色みが出てきます。

みるみる色が変わるので

土曜日に作業したいと言ってた女子の分は

冷蔵庫に入れたけれど、どうだろう。

 

土曜日の朝にまた

今度は梅干し用に完熟のものを

こっちはスーパーに買いにいこう。

梅は届いたらすぐに

作業しなくちゃいけないのだと学習。

受け取れるタイミングや

スケジュールとの兼ね合いを考えて

近所で買う方が今回は良さそうです。

 

あちこちのスーパーでリサーチしてみると

1kg 普通のスーパーでほぼ1000円前後なのに

石井ではすごーく立派な梅が

倍の価格で売られてました。

石井、高級スーパーやな、と改めて感心。

(梅の立派さにこだわるのは

もうちょっと立派な人になってからにします。)

今回生産者さんからいただいたのも

送料込みで 3kg ¥3,580。

ま、こんなもんでしょう。

 

赤紫蘇も、もうすでに出てるので

これはどうしたもんだろうか。

梅酢が上がってくるだろう

1週間後にもまだあるだろうかと

やきもきします。

あるうちに必要量を購入して

塩漬けまでやっておこうかな。

例年そんな感じで特に問題なさそうだから

いいよね と自問自答も毎年のこと。

 

いつもはガラスの花瓶に入れて

どうにか誤魔化しながらやってたけれど

もう4年目?毎年続いているので、

これは毎年これからも

やるだろうと思われます。

そろそろちゃんとした容器を買おうと決めて

野田琺瑯の容器を発注しました。

 

(*画像はアマゾンから)

 

今回は直径21cmサイズのものを発注。

これ、お味噌用に

ひと回り小さい 18cm のも持ってて

1年前に仕込んだ味噌が入ってます。

なんだか怖くて開けられてないのだけど

明日の朝開けてみます。

どうなってるんだろう。

美味しいお味噌が出来てますように。

 

いずれにせよ、容器はきれいに洗って、

今年初めて梅干しをやってみたいという

若い友人にお貸ししようかと。

(開ける理由ができてほんと感謝。)

 

容器問題をこの2、3日

あれこれ考えてました。

 

スーパーで売ってる梅はだいたい

1kg 程度の単位で売られています。

この数年の経験でいくと

単位としてはなるほどね、な量です。

 

1kg の梅が入ればいい。

塩の量はそんなに多くないし、

基本的に間に入っていくので

容量としてはほぼカウントしなくても

大丈夫そうです。

 

酸が強いので金属は避けて

素材としてはガラスか陶器か琺瑯か。

 

形状としては重石を置いたときに

等しく圧力がかかる方が良さそうなので

筒型が理想的なのかな。

意外と思うような容器が売ってないけれど

そんなにこだわりすぎなくても

大丈夫ってことなんだろうかね。

 

手ぶらで来てもらっても

大丈夫なように準備しておこうかなって

ぼんやりと考えてます。

人に教えられるほど

まだ経験値があるわけじゃないけどね。

梅干し一緒にやりたい!って

言ってもらえるのは嬉しいことだ。

 

今年は容器も買ったことだし

梅干しは 2kg 仕込んでみようかと考えてます。

 

シロップは先日 1kg を仕込みました。

 

 

これは仕込んで2日後の写真。

青梅の気配はすでにどこにもない。

順調に液体が出てきてます。

10日ほど、毎日容器を逆さにして

液体を全体に馴染ませる作業をした後は

1ヶ月程度放置すると出来上がり。

1年常温で置いておいても問題ありません。

 

大変なことのように言われるけれど

要するに砂糖漬けにするか塩漬けにするか

そういうことなんだよね。

 

あまり神経質になりすぎることも

ないのかなって思ってます。

殺菌はもちろんちゃんとやるけれど

それでも

ちょっとカビが生えかかったり

シロップは発酵しかかったりも

何度もしてて

ネットの中で対処法を検索しては

結果オーライで美味しくいただけてます。

まぁ基本は自分が食べるだけのもの。

上手に出来る、出来ないの基準すら

あるような ないようなものです。

 

常温保存している数年越しの梅干しは

ねっとりとしてきて

旨味が増し増しになっています。

要するに18%も塩分を加えると

腐ることはまぁないってことなのだな。

昔の人の知恵はすごい。

ここからの季節、

ご飯を炊くときに一粒乗せて炊くと

傷みにくくなるし、美味しいし

そんなことをしてると勢いよく減っていくので

倍量でもこなせそうに思います。

誰かにあげるってことも

惜しみなく出来るってもんだしね。

 

ゆるゆるの梅仕事の季節。

年に一度しかできないこと。

あまり気負わずに、また今年も

そしてできれば次の年も

楽しめるといいなと思ってます。

 

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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