お休みの間に読んだ本の中から
いくつかご紹介したいと思います。
まずはこれ。
お盆休みに合わせて
出版社も当然戦略を練られるのです。
休み前の書店に行く時には
待ってたものに出会える確率が高いので
気合いが入ります。
これは楽しみにしているシリーズのひとつ。
宮部みゆきさんの三島屋変調百物語の
9冊目の新作。
今回も良かったですよ。ほんと。
純粋に物語に没頭し、
語られるストーリーに身を委ねて
わくわくはらはらする醍醐味を
たっぷり味わいました。
はぁ 良かった。
次はこれ。
着物関係の本を
読み漁っているのですが、
初歩の初歩として取り組んでいる
浴衣についての考察を
深めるのにとても役に立つ本でした。
著者の山崎陽子さんは
元ファッション誌のエディター。
今は着物研究家的な肩書きで
様々な活動をなさっているご様子です。
浴衣や単衣着物との付き合い方
考え方、選び方など
参考になることがみっしり入っていて
さすが元編集者、と思わず唸りました。
全体の構成も、内容の厚みも素晴らしい。
そして、洋服時代も相当な
おしゃれさんだったのだろうと思います。
全体的に垢抜けてセンスのいい感じが
とても好ましく
しばらく保存版になりそうです。
次の本は稲垣えみ子さんの本に記述があり
気になって気になって
図書館で取り寄せてもらって
読んだ本です。
今 amazon では Kindle版のみ
販売しているようです。
これを始めてから
生ゴミが出なくなったので
元々少ないゴミの量が激減したという
稲垣さんの本の記述に引っかかり
土が良くなりベランダ菜園が充実という部分にも
大いに引っかかりました。
今年のベランダ菜園は散々だったのです。
小さい茄子が2つと、ミニトマトが3つだけ。
きゅうりは2苗植えたのに、
とうとうひとつも収穫できず。
水やりもちゃんとしていたし、
肥料もあげてたのになぁ。
花は咲くのに結実しないのは
やはり土か、と常々考えているので
堆肥を作ることには憧れがあります。
黒土でキエーロ というのも興味深く
トライしたいと思ってますが、
これは生ゴミは消えるけれど
堆肥にはならないらしいのよね。
取り掛かる準備も少しハードルが高くて
手付かずのままなのです。
この本の方法では土嚢袋を使うらしいので
大きな容器を準備する必要がないようです。
きちんとやれば、虫は大丈夫らしい。
(虫が出る前にどうにかするらしい)
とはいえ、あまりに気温が高すぎるうちは
難しそうなので、少し涼しくなったら
トライしてみたいものだと
考えております。
(やるかどうか できるかどうか。)
そしてこれは家事の本ですね。
断捨離であまりにも有名な
やましたひでこさんの家事の本です。
これも図書館で見つけて借りてきました。
こういうのは、ざーっと読んで、
参考になりそうなことが
ひとつでも見つけられたら最高 と
思ってるのですけれど、
この本を読んで始めたのが
”洗面台を使ったらすぐに拭く”活動。
山下さんはタオルを使わず
ペーパーを使っていらっしゃいます。
ペーパー導入をするつもりはないので
無理無理、と以前は全く
引っ掛からなかったのですが
最近使い始めた「布巾」なら
あるいは出来るか!?と思いつきました。
限りなくペーパータオルに近く
そしてすぐに乾くからね。
小さめの布巾をタオルラックにかけて
手を洗うたびにそれで拭き、
洗面台まわりもついでに拭いて
伸ばしてまたかけておく を繰り返すことに。
布巾は次に洗面台を使うタイミングには
ほぼ乾いています。
汚れというよりは、水滴を拭うだけなので
気持ち的にも大丈夫。
1日使ったら洗濯して白い状態を保ちます。
いつの間にか『常に洗面台がピカピカ』を
キープできるようになりました。
無茶苦茶気持ちいいうえに、
朝の掃除ルーティンから
洗面所掃除が消えたのです。
気をよくして、トイレも洗面所の床も
使ったタイミングで掃除する習慣を
つけられないものかどうか
試行錯誤をはじめたところです。
たまたま読んだ本の数行で
生活が変化していきます。
あれこれ考え、試し、咀嚼して、
自分なりの形に変えていくのですが
ただ暮らしているだけでは
思いもつかなかったヒントを
もらえることも多く
意識してみるとほんと、
なんだか楽しいのです。
インスタやYoutube からも
情報は得られるけれど
本というのはまた、
媒体として全く違うものですよね。
暮らしも然り
仕事のやり方も然り。
毎日の時間の過ごし方
物事の考え方の中で
ストレスを感じるものを
少しでも改善していくことで
人生は少しずつ、楽しく明るい方向に
角度を変えていくものなのでしょう。
本日も、お越しいただき
ありがとうございます。
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