和裁と着物

 

週末に行われていた

東京キモノショー2024 というイベントで

今年は少しお手伝いなどさせていただきました。

 

その前日には和裁の先生のご紹介で

帯結びを教えていただく講座に出たり

和装関係にどっぷりと浸かった週末。

楽しかった!

 

着物も二日連続で着用して、ぐったり。

でも、嫁に持たせてもらったまま

一度も着ることのなかった塩沢の袷を

ようやく着ることができました。

少しずつ経験値を重ねています。

とはいえ、相変わらず、

壮絶に似合わない問題。笑

好きなのに、似合わない。

顔大首短人種、非常に切ない状況です。

 

スタイルが悪くて服が似合わない問題も

まぁまぁ自分の納得いくところまで

長い時間をかけて解決したのだから、

これもじっくりと

取り組むしかないでしょうねぇ。

落ち込むのではなく

楽しみながら、面白がりながら

ぼちぼちやっていきましょうか。

 

そして、どんな着物をどんなふうに着たいのか

という「そもそも」の問題。

これもなかなか難題です。

ここが少しは解決しないと

ちっとも前に進めません。

 

昨日はイベント会場にいらした

たくさんの方のお着物姿を拝見して

とても勉強になりました。

やっぱり数を見るのは大事ねぇ。

どういう着物姿に惹かれるのか

という事例を集めているところです。

それはそれでとても楽しく

ワクワクする事ですが

素敵だな、と思ってもイコール

それが自分に似合うわけではないのは

洋服と同じ。

 

洋服と同じように

着てみて、鏡を見てギョッとするのか

まぁまぁやな、と思うのか

自分の見え方にプラスして、

自分の心持ちのありようも観察します。

ほんと、まだまだやなぁというか

着物素敵に着られるようになんて

ほんまになるんか!?レベルで悲しい。

 

着付けに関しては、

もうこれは技術でもあるので

回数を重ねるしかない。

ちゃんと着られているとかっこいいけど

そこもまだまだ不本意極まりない感じ。

どうにか着られているレベルでは

素敵にはほど遠いのねぇ。

これも一足飛びには上達しないので

じっくり取り組むしかないのです。

 

下着、補正、髪型など

着物以前の課題も山積。

着物の場合は草履から小物まで

何せ手持ちが少ないうえに

新しいものを求めようとすると

非常に高額でもあるので

そこでいきなりストップがかかります。

進展はすごーくゆっくり。

 

リユースの比較的求めやすいものも含めて

ネットの中で着物や帯をたくさん見ながら

心が動くのはどういうものに対してなのかなど

まだまだゆっくり研究しています。

古い着物を手に入れて、ほどき、

自分サイズに縫い直す、というやり方なら

少しずつでも揃えていけるかもねと

今はぼんやり思っています。

 

それにしても、布を着るものに変える作業が

本当に好きなのね。

和裁には本腰を入れて取り組むつもり。

NHK の大河ドラマを見ても

装束に興味が向いてしょうがない。

組紐とか、刺繍とかも気になって

生涯楽しめる壮大な趣味を見つけたよねって

嬉しく思ってます。

 

もうすぐ初めて縫っている下着、

嘘つき半襦袢が縫い上がります。

これは新モスと言われる

綿100%の晒のような素材を

先生に分けていただいて制作。

夏用に麻地でも縫いたいし、

裾除けも縫いたいし なんて

下着から先になかなか進めないけれど

ネットの中で浴衣地を山のように眺めて

どんなものなら着たいと思うのかを考えています。

(今年の夏に間に合うのか!?)

 

結局は普通の人が日常的に身につけていたもの。

そんなに難しく考えすぎず

自由に楽しみながら着ればいいのよね と

思いながらも、鏡を見ては凹み続けてます。

(あぁ。似合わねー)

(痩せればちょっとはマシなんじゃ…)

 

洋服を着ても今までのようにはいかず

悲しい感じに老けていっているのだから

まぁ、しょうがないことではあるのだ。

歳を重ねると見た目が悪くなるなんて

つまんないよねぇ。ほんと。

ちぇっ。

 

やるべきこと

日々の楽しみ

友人との楽しい時間

そういうものを重ねながら

今日も頑張っていこう。

今週も、今月も、頑張っていきましょうね。

 

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