普通の生活

今年の梅雨はしっかり雨が降ってる気がする。今日も雨。娘夫婦が持ってきてくれた乾燥機付き洗濯機の恩恵を受けまくってる。大事な服は洗濯が終わると取り出すけれど、タオル類や普段用の下着や服が、数時間後にすっきり乾いてくれるのは本当にありがたい。エコじゃないんだけどさ。

自分で購入する決断をすることなく、不可避的に導入されたので、最初は微妙な気持ちでいたのだけど、使い出すとやめられない。こうして電気を使う暮らしが続いていくのだ。

エアコンも、つけてしまうと消せなくて、熱中症予防という言い訳も用意されているので、ゆるやかにつけ続けて、ごめんなさい、快適に過ごさせていただいています、と誰になのか分からんけど、謝ってる毎日。

異常気象のニュースが毎日のように報道されていたりもして、こんなふうに暮らしてて大丈夫なのかと不安になるのだけどね。手放せないものの多さと自分の小ささにため息しか出ない。

朝起きて、ルーティンの家事をしたり、体操したり、午前中は自宅で、午後は近所の仕事場に出掛けて、仕事や勉強をしたりの日々。家と家の近所にいる時間が圧倒的に長くなりました。時々新宿あたりに行くと、出掛けたなぁという感覚がすごい。あちこち動き回ってた日々が嘘のように遠くなって、そのことをあまり残念とも思わないのは、きっと自分の気力体力が年齢とともに落ちてきてるから。暮らしは小さくなっても、幸福度には全く影響しないのね。

家族や猫と兎と過ごす、この穏やかな毎日が愛しくてしょうがない。こんなことがあったよ、って1日の終わりに誰かに話すことで、ささくれだった気持ちは慰められるもんなんだ。

何もかも、自分の思うように決めて生きられる一人の自由も素晴らしく、何ものにも変え難いと思っていたけれど、今は家族の温かさやありがたさみたいなものを実感してます。

そんなゆるやかな日々の中にも、出会いやきっかけやヒントはたくさんあって、変わらないってことはないのね。日々ゆるゆると、どこかに向かって変化はしていくものだから、その様々な変化を興味深く観察して、まだまだ自分の目指す自分への道は遠いからね、ぶれずに頑張るのだ と思ってます。

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