起き出す前、眠る前、
休日の読書の時間は至福。
想像もつかない世界に連れて行ってくれたり
自分の現実生活に影響を与えてくれたり
新聞や実用書を含め
様々な方向の内容のものを
日々読んでいるのですが
最高の娯楽、という意味では小説です。
時代小説が大好きなのですが
宮部みゆきさんの
「きたきた捕物帖」シリーズの
最新刊を本屋で発見。
これはもう、悩む必要なく購入決定で
次の瞬間から読み始めたと言っても過言でなく
大事に読んだつもりだったけれども
あっという間に読み終わってしまった。
淋しい。
今村翔吾さんの火消しシリーズなど
次の展開を待ち侘びているシリーズが
いくつかありますが
なかなか新しいものは出ません。
そりゃそうですよね。
読むのは一瞬だけれど、書くのはね、
ほんと、頭が下がります。
この数ヶ月、ゆっくりじっくり
読み続けているのは、海外のもの。
図書館で手に取って読み始めた
マイクル・コナリーにすっぽりはまってます。
マイクル・コナリーは、
出版年順に読むべし、というのをネットで見て
素直に、そのおすすめに従いながら、
ゆっくり読み進めています。
最初の頃のものは古いので、図書館で探したり
買うとしても中古の文庫を探します。
ちょっとくらい古びてても平気なのです。
まだまだ先が長いので、安心。
翻訳されているものを
全部制覇してやろうと思ってます。
読むものがなくなって、
何を読もうか、と探し回るのが
結構ストレスになるので
先が長いと思えるのは、ありがたい。
マイクル・コナリー、といえば、
Netflix の中に ボッシュのシリーズがあり
リンカーン弁護士もありなので、
ある程度最後近くまで読めたら
映像も見よう、と楽しみにしています。
それから、途中でギブアップしていた
V.I.ウォーショースキーシリーズの
「フォールアウト」を取り出して
最後まで読みました。
(お風呂に落とすこと数度で、ぶよぶよになってます)
やっぱり面白いなぁ。
マイクル・コナリーのハードボイルド小説を
じっくり読む練習をしたことで
こっちの面白さも再認識できたというか
思わぬ効果だったのです。
このシリーズ、途中休憩してたから
まだ読んでないのがいくつかあるので
これも楽しみながら読んでいこうと思っています。
焦るともうなくなっちゃうからゆっくりね。
作者のサラ・パレツキーさんもご高齢で
いつまでも続かないと思うのです。
大事に読まないと。
こういう小説は、
1日にどっと進む日もあれば
数行しか読めない日もありますが
常に何かしら「読んでる本」がある状態になるように
注意深く準備してるのですけど
意外と早く読み終わったりするので、
「次の本」がスタンバイしてないと焦るのです。
で、週に1度くらい図書館に行けると、
いい塩梅で、隙間に入ります。
実用書や料理本など、自分では買わないだろう本や
ちょっと気になるけど高額な本が
図書館では気軽に手に取れて嬉しい。
あれこれと本が積み上がっているだけで
なんだか幸せなのですよね。
わたしはまだやっぱり紙の本です。
今は電子の方がメインになってる方も多いと伺います。
Kindle でも読みますが、
かなり切羽詰まった時だけです。
読んでる本が重いとか分厚いとかで
出かける時に持ち歩くのは嫌って時には
何かしら携帯にダウンロードしたものを
読み返したりしていますが、
ほどほどの厚さの文庫本を持って歩ければ
それが一番。
電池がなくなったら読めないというのも
ある意味つらいことですものね。
で、今ちょうど、注文した本が届く前に
読んでたものを読み終わってしまって、
実は途方に暮れてるところです。
先日図書館に行った日が
なんと臨時休業で、
返せたけど借りれなかったのが痛い。
きたきた捕物帖の前の巻を読もうかなー
うっかりしちゃったなー