以前から何度も書いていることですけれど
有元葉子さんの本を
このところ、また何度も何度も読み返しています。
料理本ではなくて、
暮らしに関わることが書かれているものを特に。
料理家、として今も現役でばりばりと本を出していらっしゃって
離婚してお子さんを育て上げられて、
今は一人で暮らしてらして
大事にしていらっしゃることや
仕事に対する姿勢や
お住いの中のすっきりと片付いて美しい様子や
国内のもうひとつの家や
イタリアのもうひとつの家で
過ごす時間を持っていらっしゃるライフスタイルなど
憧れと尊敬を抱くようになって久しいのです。
特にその暮らしぶりには、見習いたいことが満載。
ぼんやり読んでると、ふーん、で終わってしまうことですけれど
実践してみよう、と決めて細かいところまで参考にしてやってみると
おおぉっ と感動することが多いのです。
例えば木のまな板の洗い方ひとつ、
料理の段取りひとつ、
掃除の仕方ひとつとっても、
明らかに生活の質が変わってくる。
でも、それは、簡単に身につくことでは決してなくて
コツコツと努力しなくちゃ身につかないのだということも実感。
一度だけ真似してやってみることは出来ても
習慣レベルにまで身に付けるのには時間がかかります。
最近見習って、意識してやってるのは
常に手に雑巾なり布巾なりを持って動くこと。
気になるところをそれで拭くこと。
冷蔵庫は開けるたびに
食器棚も食器を取り出したらその時に
さっと下や周りと拭く、というもの。
そうすることで、大掃除の必要なくなりますよ、というのを読んで
ひゃー、すごいなー私には無理ー、と読み飛ばしていたことですが、
ふとやってみよう、と思い立ち、
キッチンにいる時には布巾を
それ以外の場所では雑巾を
濡らして固く絞って、手に持って動くように意識しています。
持って歩くことすらすぐ忘れちゃうし、
手に持ってるだけで拭くの忘れることも多くて
何やってんだか、と思いながら、
それでも、わざわざ拭き掃除の時間を作る必要は無くなるかも
そして、家中きっと、今までよりも綺麗になるかも と感じています。
続くといいな。
たまに取るようになったお休みの日。
普段外に出てることが多いから
特に外出したいわけでもなく
娘もいなくて、家の中の掃除や片付けが終わったら
さて、何すればいいのやら、と
持て余すことが時々あったのですけれど
このところは、まだまだ家の中を片付けたり、
心地よくしたりすることに忙しくなっています。
ほったらかしのところも、気になるところも
手付かずのところもいっぱいあって、
それをやらなくちゃいけない億劫な家事、と捉えると
休みの日にわざわざ労力使ってやらなくても と思ってしまってたけれど
きれいになって、暮らしやすくなる楽しい作業と思うと
どんどん身体が動いたりします。単純です。
今会社の片付けを
ひょんなことで知り合った、片付けコンサルタントの方と
時々一緒にやってることも、そのきっかけのひとつ。
まだまだ時間もかかるし、その時間作れるのも月に1回とかなので
作業は途中途中で途切れながら
「絶対にきれいになります!」という力強い言葉と
細やかでありながら、ブルドーザーのように進む片付けの手法に
ボロボロと目から鱗を落としています。
不思議なことに、私が始めたら、他のスタッフも一緒になって
どんどん進めてくれるようになっていて、
ここのところ、事務所の中もどんどんきれいになっている真っ最中。
何年も何十年も積み重ねて置きっぱなしだった
わけのわからない様々なものたちを感謝とともに送り出し、
新たな空間を作っていく作業に、心地よさを覚えながら
これでまた、もうひとつ、次のステップに上がれるような(何の!?)
不思議な感慨深さも感じていて
きれいになった後の事務所や家の中を想像すると
わくわくしてきています。
これまた、根拠なく楽観的で単純。
今日もいい1日を!
KEEP SMILING!
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