御招待して下さる方があり、
先週末初めての大相撲観戦に。
両国国技館は外観を見ただけで
一気に気持ちが上がる建物ですが
内部の空間も圧巻でした。
中央の土俵に向かって
砂かぶり、桟敷、2階席と
せりあがって四方に席があり
そこにぎっしりと観客が。
予想以上に狭い、座布団1枚分きりが自分の陣地。
足を伸ばすこともままならない感じですけれど
砂かぶり席以外は、飲んだり食べたりしながら
ご機嫌で観戦出来るのは、野球場の雰囲気に近いかも。
中央の土俵は美しくライトアップされて
吊屋根の四隅には四神に由来する4色の大房。
こんなに綺麗だとは思ってもいなかったので、うっとり。
お芝居を見るようなもんだよ、と
連れて行ってくださった方に伺ったのですけれど
本当に、劇場の中にいるような気持ちがしました。
お茶屋さんを通して席に行くこと
お茶屋さんが飲み物も食べ物も
お土産まで準備することなどには
時代小説で読む吉原の仕来たりなどを
うっすらイメージしたりして、
そういう文化が残っている場所なのだと
国技、というものを守ることは
そういうことなのだと考えたり。
そこで働く人たちの独特の装束や
呼び出し、行司の衣装、
関取の化粧回しの見事なこと
どうしても、そういう「デザイン」みたいなものに
魅了されてしまうのですけれど
お相撲を観る、ということ以外に
その周りの風俗、空気感に圧倒されて
日本の文化の奥深さ、美しさに改めて心打たれる
素晴らしい体験でした。
なかなか自分から行こう、と思うほどのきっかけもないので
機会を作っていただいたことに、本当に感謝したのでした。
そしてねー、運のいいことに
栃ノ心優勝の瞬間を
見させていただき感無量だったのですよ。えへへ。楽しかった!
ライブ、というものはやっぱり違うなぁ。
いろんなものを、きちんと見にいきたいと思い始めております。
本当は、お前そんなことしてる場合か!?という状況なのですけれど
キリキリと、眦を上げてテンパるのは
こっそりやればいい、と思うようになりました。
こういう体験は全部、全部、自分の栄養になるんですものね。
本日は宇都宮に棚卸しに。
なかなかじっくりと腰を下ろして企画に取り組む時間が作れないのですけれど
時間は、ひねり出して作るもの、と言い聞かせてます。
今日も明日も、どうぞいい1日を!
KEEP SMILING!
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