大阪に来ていて
ホテルの部屋で書いています。
「どの部屋になるかは
ホテルの事情で決めますが
最低の広さはこのくらいです」という
安いパック料金の部屋ですが、
明らかに狭いシングルの2部屋を
1つの部屋に改装しましたね、という部屋。
きっと、小さい部屋でいい
単独のビジネスの人よりも
ファミリーだったりカップルだったりする
観光のお客様の方が増えてきたのだろうなと
推察されるのですけれど
きれいに改装されていて
分かりやすくバスルームと対照の位置に
トイレとシャワールームがあり
バスルームはトイレが
撤去されただろう分広く感じるし
シングルのベッドが二つあって
少々間が抜けてる感じは否めないものの
広さは十分にあり
閉所恐怖症気味のわたしには、
何よりもその無駄な空間がありがたく
今回は滞在が長いので、
部屋に入って本当にホッとしました。
先日の出張で泊まった京都の宿は
新しく出来た素敵なホテルでしたが
ベッドとバスルームは素晴らしかったものの
デスクがない。
いや、あるんですけれど、
小さいコーヒーカップが2つ並ぶくらいの大きさ。
仕事、出来ないじゃん、どうするんだよって
コンピューターを広げて机に向かう、ということを
どうしてもやりたい私にはしんどい宿でした。
どんなに素敵でオシャレでも
しっくり来ない、と
思ってもいなかったところに
こだわってることとか
泊まりを重ねるたびに
自分が快適と感じるポイントみたいなものが
くっきりと見えてきます。
大阪には来る機会が多いので
あちらこちらのビジネスホテルや
シティホテル的なところにも
滞在を重ねて、しばらく前に
大阪に来るときはここに泊まる、
という宿をようやく決めました。
ここを推薦してくれたのは
仲良しの、同級生の、やはり
経営者をやっている女性なのですけれど
仕事仕事仕事、ちょっと生活 っていう
日々の暮らし方や
価値観の近い人のオススメは
なるほどツボを得ているなぁと
納得しています。
私はある意味地元なので
よくわかってるつもりでしたが、
盲点というか。
ロケーションや料金、
何よりも自分が落ち着いて
快適に過ごせるかどうか
あまり休暇も取れないので
出張は私にとって、
大事な”旅”のようなものだから。
ここは都心の喧騒から離れていて
穏やかな心持ちになれます。
ホテルそのものも
ゆったりと建てられていますしね。
不便なのですけれど
ここにいるときには
バスに乗ったり
たくさん歩いて過ごします。
展示会場までは歩いて30分。
ちょうどいい朝の運動。
父が東京に来るとき
定宿を決めていたこと
その宿は、私にも、娘にも
学生時代から関東圏に住み続けている弟にも
弟家族にもきっと
懐かしい、楽しい思い出が
たくさんある宿になっていることを
ふと思います。
そして、こうして無駄な空間の多い部屋で
ゆったり広いデスクに向かいながら
やっぱりここはいいなぁと
思ったりしています。
大阪展示会です。
今日も明日も、いい1日を!
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