着るもの

 

和裁教室に通い始めて

着物というもののことが少し

違う面から見えてきました。

 

最初は全く何も分からなかったから

とにかく着物について

あれこれ教えてくださる方々に

ついていくだけで精一杯。

一通りの道具を揃えて

どうにか着られるようになるまでが

第一段階としても、

着続けていなければ、

何もかもすぐに忘れてしまいます。

 

下着をつけて

補正をして

そこから着物を身体に巻きつけ

帯を巻いて帯締めも帯揚げも

順番に締めていくのは

慣れないうちは本当に大変。

 

こればっかりは回数しかない。

こまめに着るようにしない限り

「着物を着る」ということが

身につくことはないのでしょう。

ジーンズをはくのにも似てるみたい。

身につける回数が増えればきっと

身体に馴染んでいくのですね。

 

いつまで経っても素人臭く

ぐずぐずの着付けで、

持っているもののバリエーションもなく

かっこいい着姿なんてのは

憧れのまたその先、という感じで

まだまだみっともないことや失敗を

繰り返す途中にいます。

でも、諦めて着なくなったら

そこで終了なので

ここは我慢強く諦めないしかないのです。

月に1度でも週に1度でも着る習慣を

つけるしかないのよね、と思って

一番簡単な浴衣の季節をいいことに

ここ3週間は週1回

どうにかこうにか着ています。

そうすると、少しは慣れてもくるのですが

慣れるのときれいに着るのはイコールではない。

(ちぇっ)

 

着物を縫うことを教わる中で

着物の構造を少しずつ理解しています。

今まだ初歩の初歩ですけれど

最初に教わった『着物』とは

また違う角度で着物と接して

とても新鮮な気持ちでいます。

 

顔が大きくて首が短いから

何をどうやっても上手に着られないと

思い込んでいましたけれど、

衿の抜き方、衿元の開き方で

すっときれいに

少なくとも今までよりずっとマシに

着られることを体験しました。

先生に着させてもらうと

衿元の形が魔法のように変わります。

洋服で大好きなVネックと同じように

衿元の形を作ればいいんだ。ふむ。

それを自分でやろうとすると

至難の技だったりするのだけれど。

 

着やせとかスタイルアップに関して

思えば数十年、洋服に関しては

鏡の前で散々研究を重ねて

自分がちょっとは良く見える方法も

似合うものを選ぶことも

できるようにはなってます。

 

だから一朝一夕で

着物が上手に着られるようになんて

なるわけがない。うん。

着ては脱ぎ、着ては脱ぎを繰り返し

鏡の前であれこれ悩む時間がない限り

上手になんてなりようがないのだな。

 

よく考えれば当たり前なんだけど

着物の寸法や作り方でも

いろいろ変わることにも

少しずつ気付き始めています。

呉服屋さんに仕立ててもらい

買ってきたものをそのまま着るのが

当たり前だと思ってましたが

着物の中にもいろんな場所に

いろんな寸法が隠されていて

それが着姿に影響を与えるのです。

 

自分にはこういうサイズで

こういう作りにした方が似合う

こういう風に着た方がいい

そんなことをひとつひとつ

教えていただいていてとても興味深い。

 

それぞれの身体つきに合わせ

それぞれの目指す着姿に合わせると

決まった寸法なんてものはないし

下着や補正のことだけとっても

考え方は本当にいろいろある。

正解は人の数だけあるのですね。

どういう風に着るのが

心地よく、しっくりくるのかは

自分で経験しながら探していくしかない。

 

洋服にしても、着物にしても

少しでも素敵に思える自分を探すのが

楽しいのかもしれません。

それにしても、身につけるものも

布そのものも、ほんと

好きなんだなぁと思います。

 

洋服を作ることは

仕事になってしまったので

自分で縫うことはほぼなくなりました。

自分で縫わなくても、欲しいものが

製品になって出来上がってくるのは

なんとも有難いことですが

1枚の布が洋服に変わる

魔法のような瞬間を

味わうことがなくなったのは

寂しいことでもあります。

 

ミシンを出す必要のない手作業で進める和裁。

そして出来上がった作品を持て余すことなく

身につけることができること

上手に早く縫えるようになれば

人に縫ってあげることもできること

考えるとなんだかわくわくします。

縫いたいものがあれこれあって大変。

まずは着るのにあるといい

下着関係を揃えたいと考えていて

今ひとつめの半襦袢的なものを縫っています。

ゆっくりしか進まないけれど

すごーく楽しい。

全部手で縫うものって愛着がまたひとしお。

 

和裁と和装。

洋服のおしゃれを楽しむことと

通じることがたくさんあるのは

どちらも身にまとうものだから。

これからもどちらもあれこれ

楽しんでいこうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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サバイバル?

 

暑い暑い暑い毎日。

やる気や体調をキープするのに

結構エネルギーを使います。

まわりでちらほらコロナも出ており

以前ほどビクビクしないものの

やはりまた波が来てるのだと感じます。

こればっかりは、かかる時にはかかるし

そうなったらしょうがない。

家に閉じこもって療養することも

ネットスーパーさえ使えれば

どうにかなると経験済み。

 

とはいえ、

沖縄での台風の影響が長引いてるニュース。

この暑い中での停電や、

食料が買えないこと

さぞやご不自由なことと胸が痛みます。

停電でインターネットに繋がらなくなり

物資がなくなったら

ネットスーパーさえ使えればなんていうのも

戯言になるんだなぁ。

 

と考えるとまた稲垣えみ子さんの生活の

いかに強いことかを思います。

エアコンは使わない。

お風呂は銭湯。

(これがまず無理。)

(でもお風呂掃除が必要なくなるんだよ)

カセットコンロでの煮炊きで

電気代は1ヶ月に300円程度

(ってどうすればそんなことが。。)

 

ベランダには干し野菜がいろいろあり

プランターで野菜を育てて

糠床にも、味噌床にも野菜が入っていて

水の確保は必須ですが

Amazonに繋がらなくても

ご飯が炊けて味噌汁が飲め

1年分の梅干しがあれば

しばらくは不自由せずに

生き延びられそうではないですか。

 

要するに、冷蔵庫のない時代には

みんなそんなふうに暮らしてたのよね。

そんなに前のことではないのに

電気、便利 は時間をかけて培われた

ありとあらゆる貴重な文化を

薙ぎ倒していくと文中にありましたが

まさにその通りなんだな。

 

影響を受けて、干し野菜を作っています。

立派なえのきだけをバラして干すと

藁みたいになるのですが

そうなると冷蔵庫がなくても

腐る心配はなくなります。

これってすごくない?と改めて思う。

バラバラにいっぱい袋に入って安かった

しめじもベランダのザルに開けて

1日放置でほぼ乾燥。

量がすごーく少なくなる。

ほぼ水分だったんだ。

きゅうりもスライスして干します。

茄子も干してみるつもり。

水分が抜けると味噌汁に入れても

炒め物にも違和感なく使えます。

随分前に干して忘れてた

大根の皮とにんじんの皮を入れて

わかめも入れて味噌を入れてお湯をさせば

具沢山の味噌汁があっという間に完成。

出汁を取ることにこだわらなければ

味噌汁というのはお椀の中で毎回簡単に作れます。

そして、十分に美味しい。

ふーむ。

 

干し野菜がいろいろあると心強いのね。

冷蔵庫に頼らずとも

常温で腐らず野菜の保管が出来る。

きのこ系は戻すといい出汁が出るし

干したものは味が良くなるのも実感します。

いろんな野菜を干すのを

試してみようかと考えています。

 

ご飯、味噌汁、漬物、のご飯を

何回か続けてみましたが

確かに普通に満足。

献立を考える必要もないしね。

でも、しばらくすると

なんだかパンが食べたくなったり

パスタが食べたくなったり

小麦のものが食べたくなったりしますが

乾燥麺なら保管は常温だし

米と同じとも考えられる。

いろいろと出来ることはありそうです。

で、味噌以外の蛋白質を

どうやって取るかがテーマになりそう。

 

冷蔵庫も冷凍庫も

便利で大事なものですが

入れるものを減らしながら

暮らしていく方向を

少し意識してみます。

まだパンパンなんだけどね。

この間から言い続けてますが

スカン とした冷蔵庫が理想なんだし。

 

生活を全部一気に変えるのは

難しいことだけれど

取り入れられることを探して

電気や便利さに依存する量を

少しずつでも減らしておくことで

耐久力は少しずつついていくのだろうなと

考えたりしています。

 

さて、土曜日は久しぶりに

和裁のお教室に行きました。

早起きしてお弁当を詰め、

頑張って浴衣を着て出かけて

根を詰めて終日縫い物をして

楽しかったのだけどへとへと。

昨日は何も手につかず

日曜日をいいことに

ありとあらゆることをサボりながら

何もしなくても誰にも何も言われないなんて

一人暮らしの特権よねぇと考えてました。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

さぁ今日からお休みまで飛ばしていきましょう。

 

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何もしない

 

昨日はびっくりするような雷雨。

熱せられてた地面が

水をかけられて少し冷えたのか

気温も下がり、風も涼やかで

毎日夕立があればいいのにと

思ってしまった。

今日はその雨が熱せられて湿度となり

またことさら暑いのだけどね。

 

あっという間に 8月に入りました。

お盆休みも目前です。

今年は帰省もしないことにしたので

メインイベントは日帰り海水浴かな。

さてさて、どうなることやらです。

 

あとはこれといって何もなく

家にいて家事をし、料理をし

本を読んだりベランダプールを楽しんだり

猫と一緒に昼寝をしたり

のんびりするつもりです。

そう、この子のことが気になって

どこにいても落ち着かないなら

出かけなくてもいいのいいの。

 

”何もしない”を楽しむ夏休み。

これがどうしてなかなか

楽しみでなりません。

 

映画はスラムダンクも、ジブリのも

ミッションインポッシブルも

インディージョーンズも見に行きたいと

思ってはいるけれど、どうかな。

本当に行くかな。笑

 

早起きして近所のスーパー銭湯に行って

露天風呂に浸かれば

箱根に行くのと変わらない気持ちよさ。

そして帰りに生ビールを飲んでも

ペタペタ歩いて帰れる嬉しさ。

 

家の中を片付けたい とか

お休みの前には必ず思うけれど

いつも全く出来ないまま過ごすので

やろうとしないことに決めました。

 

お休みは、休むためにあるのだ。

何かしなくちゃいけないと思うと

出来なかった自分を責めて

後悔の念まで湧いてくる。

せっかくのお休みなのにね。

例えば旅行に行っているのなら

当然片付けなんてしないし出来ない

それと同じだと考えようと思います。

 

しなくちゃいけないと感じることは

堂々と 何もしない。

でも やりたいことは やる。

 

片付けたい気持ちがむくむく湧いてきたら

やればいいし、そうでないならやらなくていい。

そう思うとますます気持ちが楽になります。

どこにも行かないんだからさ

とにかくお休みという時間を満喫する

そういう方針で過ごそうかなと。

 

わーい。

楽しみになってきたよ。

あと1週間と少し、

できることは大車輪で片付けて

憂いなくお休みに入れるように

ギアあげて働きましょうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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梅仕事終了

 

夜中に雨の音で目が覚めました。

梅を干して3日目の夜で、

夜露にあてるために外に出しっぱなし

という夜でした。

とはいえ流石に雨は駄目でしょう と

未明に慌てて起き出して室内に格納。

雨、すごくすごく久しぶりでしたよね。

朝にはもう上がっていたけれど

熱せられた地面が少しなだめられたような

そんな雨でした。

そして台風の影響で、東京も今日は曇り。

曇ってるだけでホッとします。

 

梅は3日続けての晴天、というよりも

灼熱のお日様の元、干しておりました。

 

 

今年は夜になると赤梅酢の中に戻す、という

有元先生の方法でやってみており、

乾きっぱなしで干し続けるのではないので

皮がずいぶんやわらかに仕上がってます。

赤紫蘇も半分以上は干すことに。

 

これはゆかりになるのです。

 

干し上がった梅。

 

今年は2kg 仕込みました。

梅仕事の成果。

 

 

 

赤梅酢と赤紫蘇に漬けた状態の梅と赤梅酢。

水は一切加えていないので、梅から出た水分と

赤紫蘇から出た色。なんてきれいなんでしょう。

赤い色に加えて梅の酸味とたっぷり入った塩で

赤梅酢は調味料としてもとても役立ちます。

要するにさわやかな酢醤油のようなものなので

塩気と酸味を組み合わせて

味をつけたい時に使用しています。

 

 

こちらはドライな状態で保管する梅干しと

乾燥させた赤紫蘇。

いつもの倍量なので

ケチケチせずに使えそうです。

 

難しいことをしている訳ではないけれど

時間と手間をかける作業

だからどうってことでもないけれど

保存食を作ることには

なんともいえない満足感があります。

こうやって瓶にして並べるのも嬉しいのね。

ただ干されたしわくちゃの梅なのに、

見てるだけで可愛い。

 

そうこうしているうちに、

あっという間に次の春が来るのでしょう。

暑い暑いけれど、今の、この夏を

楽しまないとな。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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外で木陰で

 

国連の事務総長に

地球沸騰化なんて言われちゃうと

気持ちがずーんと重くなります。

とはいえ暑すぎて、

クーラーを切るのはねぇ。。

ほんと、暑い暑い。

 

金曜日の夕方に

近くの芝生公園で、

公園ヨガをやってみようと

先生の提案がありました。

素敵な企画ではあるけれど

暑くないか?大丈夫か?と

それぞれが不安に思いながらも

総勢7名ヨガマットを抱えて

コワーキングスペースを出発。

 

日差しはまだ強くて気温も高いけれど

17時ともなると太陽は落ちてきているから

日陰がたくさんあるのですね。

風の強い日だったこともあり

木陰でいい風が吹くと思いのほか涼しい。

予想以上に気持ちのいいヨガの時間。

室内でやるのとはまた全然違う感じがします。

 

そして、クーラーのない場所で

快適に過ごせることにびっくりしたのです。

自然の風は全身で受けることに気付きました。

扇風機の風とは、まるで違う。

 

また次の日には

新宿御苑の早朝開放に合わせて

友人とピクニックの予定がありました。

集合は現地 7:30am。

休みの日なのに4時起きです。

チェア使用が解禁されたので

アウトドア用の椅子も

持って行こうと思います。

 

今回は余裕なくて

準備したのはコーヒーゼリーのみ。

大きめのクーラーボックスには

今年の梅シロップ、コーヒーゼリー、

フルーツなどを詰めていざ御苑に。

途中のコンビニで氷と炭酸水と

小さい牛乳を購入して

クーラーボックスに追加する作戦です。

 

駐車場のある大江戸門が開いてないので

ぐるっと御苑前駅の方まで歩きます。

かなりの距離があることを前回学習したので

今回はIKEA のキャリーに荷物を乗せて

引いていこうと考えました。

ところが、結構な石畳が続きます。

カートがガタガタガタガタして

うーん?大丈夫か!?と思ってたけど

案の定、コーヒーゼリーはボロボロに崩れて

おまけにラップしかしてなかったから

ボックス内にこぼれまくっており

あぁほんと、詰めが甘いと悲しい気持ちに。

(優しい人たちは残ったゼリーを

美味しいと言って食べてくれたけどね)

 

友人が朝食を用意してきてくれたので

それをいただき

コーヒーもいただき、

延々と炭酸水やいろんなシロップを割って飲み

おしゃべりを楽しむ時間でした。

 

 

 

暑すぎて、人が少ない。

 

8時くらいの風はまだ少し涼やかで気持ちよく

9時を過ぎると風の温度が明らかに変化します。

とはいえ、木陰にいると、大丈夫。

暑いけど、気持ちよくしのげるのです。

 

昼過ぎには解散したのですが

外にいても、自然がたくさんある場所で

風が吹いていて木陰なら

大丈夫なんだなって思える

2日続けての体験でした。

地面が芝生っていうのも大きいみたい。

 

窓の外を見ると

クーラーの効いた室内から

一歩も出たくない気持ちになりますが

夕涼みがてら公園に行ってみたり

自然のたくさんある場所で過ごすのも

良いのではなかろうか。

 

暑い暑い暑いと思い続けるのではなくて

心地よい場所を探して

風を感じて過ごすことは

今、この東京にいても出来るのだな。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

水をいっぱい携帯していくのは必須。

 

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家電

 

電車で外に出かけたときに

うっかり読むものを持つのを忘れて

そういう時のための Kindle だよねー と

自分のライブラリに入っている本を眺め

どれにしようか選んでいると

目に留まったのが

稲垣えみ子さんのこの本。

読み返してみることにしました。

 

 

東北大震災を機に

節電を考える中で始まった

エキセントリックとも言える

極力電力を使わない

新たな暮らし方に踏み出した経緯が

詳しく書かれています。

 

今また夢中になって読み進めていて

わかりやすく影響を受けています。

 

エアコンも扇風機も冷蔵庫も

私にはとても手放せないけれど

少しでも真似できそうなことから

やってみたいと思わせる

何かがあるのですよね。

なんだか楽しそうなんですよ。

その生活ぶりが。

 

最近洗濯を手洗いでする機会が増えて

洗濯機を使うのは脱水のみという日が

時々出てくるようになりました。

とはいえシーツなどの

大物もいっぱいあるし、

洗濯機は絶対に絶対に手放しませんけど

なんとなく、その気軽さみたいなものは

理解できる部分もあるのです。

 

食洗機、洗濯乾燥機、お掃除ロボットを

熱愛していた時代もありました。

子供が小さかったり家族が多いと

洗わなくてはいけない食器の量も

洗濯物の量も違うし

家事に避ける時間そのものも違うから

優秀な家電に救われる状況は

いつでも、誰にもきっとあると思います。

 

一人暮らしで、元気だから

そのようなことが考えられるのです。

世話をする誰かがいないというのは

寂しいことだけれど

時間に余裕はあるということね。

 

家事という細々とした仕事

すなわち暮らすことを楽しめるのは

ありがたいことなんだ。

 

まずはその日に食べるものだけを

買うことからかなぁ。

買い物が週1になってからは

食材が冷蔵庫に入っているから

自分で作ったものを食することは

とても楽になりました。

とはいえ、一人暮らしの中年の女が

生きていく上で食べるものの量なんて

ほんと知れてるのに

ついつい買いすぎてる自覚はあります。

 

冷凍庫に入れたものなんて

腐りもしないもんだから

永遠に平気くらいの勢いで

いろんなものが貯蔵されてます。

美味しさは損なわれているけれど

食べてもお腹は壊さない。

 

野菜も優秀な保管袋に助けられて

いくらでも大丈なような気持ちでいると

当たり前だけど、いつまでも持つわけがなくて

油断は大敵。

日々食べるものを考えて買うのが一番

っていうのは間違いありません。

それが一番美味しいはずだしね。

 

冷蔵庫の中、冷凍庫の中を見直し

食材の調達方法については

もう一度考え直そう。

そんなことを思い始めてます。

人間って、性懲りも無く、

いろんなこと考えては試し、

失敗してはまた考えてって

やり続ける生き物なんだな。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

それにしても暑い!

 

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水と氷と炭酸水と

 

冷蔵庫には自動製氷機能がついています。

とはいえ、充填するのは水道水限定とのこと。

塩素が入った水でないと、

途中の管にカビが出るということのようで

まぁ、なるほどね なんです。

 

でも、BRITA で美味しくした水に

水道水の氷が入るのはなんだかな。

味が変わるのですよね。

 

ということで、うちでは

冷蔵庫の製氷機能は使わずに

BRITA を通した水を使い

製氷皿で氷を作っています。

 

100均で買った製氷皿を

ずっと使っていたのですが、

ヒビが入ってしまいました。

握力のトレーニングになるくらい

氷を剥がすのにいつも苦労してたのですが

無理に力を込めるもんだから

何かの拍子に割れてしまった様子です。

 

たまたま出かけたホームセンターで

300円弱のを2枚購入したのですが

この程度の価格の違いで、

こんなに違うかと思うくらい

気持ちよく氷が剥がれます。

 

そりゃそうだよね と

後から考えると理解できるけれど

100均の商品のクオリティに

限界があるのは当たり前。

それを飲み込んで十分と思えるものと

そうでないものが当然あるよ。

 

ともあれ、今まで1枚の製氷皿で

毎日1回程度作っていた氷ですが

この暑さで氷の消費速度が早くなり

足りなくなりがちでした。

今回は2枚にしたことで

一気に生産量が倍に。

不安なく大きな氷を

楽しめるようになって本当に快適。

1枚でも2枚でも凍るまでにかかる時間は

同じなんだものね。

 

 

この程度のことで、

少し暮らしが改善されます。

氷が足りなくてがっかりしたり

買いに行こうかと逡巡したり

そういう小さい不具合のようなものが

するりとなくなって

また少し生活するのが楽になる。

大したことをしたわけじゃないけど

暮らしって日々の小さな

そういうことの積み重ねだから。

 

水にも、コーヒーにも

ビールにも、ノンアルコールビールにも

冷やして飲みたい飲みものには

必ず氷が欲しいのです。

 

グラスの中で氷がたてる音からも

その様子からも涼しさをもらっていて

氷 という存在が好きなんだと思う。

 

麦茶をあまり飲まなくなりました。

美味しいんだけどね。

飲むと口の中に麦茶の甘い後味が残り

その後に水を飲みたくなるのだ。

その水が美味しいのは

きっと BRITA のおかげ。

浄水機能ってすごいのね。

お米を炊くのも、出汁をとるのも

コーヒーを淹れるのも

全部この水を使ってます。

ペットボトルの水を

買わずに済むようになったのも

心が少し軽くなること。

 

この水は、sodastreamで

炭酸水にもして、ごくごく飲んでます。

これもペットボトルを買わずに済むようになり

気持ちのおさまりどころが見つかりました。

 

水、炭酸水、氷 は

暮らしの中で結構大きなものだった。

ようやくいい感じに全部がおさまって

なんだかとっても嬉しいのです。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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浴衣

 

暑いですねぇ。

ほんと、言うてもしょうがないけども。

 

水分をいっぱい摂るのがまず一番。

コーヒーや紅茶じゃなくて、

水を意識して飲むように。

食事も塩分もちゃんと摂って

冷房はありがたく使わせてもらい

しっかり眠ることも大事なことのようです。

だるくて頭痛がするようなら

軽い熱中症症状かもしれません。

ゆっくり休むのも大事なこと。

こんな日々にはすこしばかり

ペースを落としながら

暑さをしのいでまいりましょうね。

 

久々に着付けの練習をしました。

この蝶々柄の浴衣は、

いつの間にか家にあったものなので

嫁入り道具だったか?と思われます。

藍と白のシンプルな色合いですが

柄が華やか。

その華やかさに気後れていて

着物を着るようになってからは

一度も着たことがありませんでした。

 

ところがきれいな緑色の博多半幅帯を

フリーマーケットでいただいて

(2000円なり!)

これを合わせてみたら

なんだか着られそうに思えてきたのです。

不思議なこと。

華やかな柄ではあるけれど

博多帯を合わせることで

大人っぽく仕上がったような。

 

 

どんな着物をどんなふうに着たいのか

自分の中のイメージも

まだまだ漠然としています。

手元にあるもので、いろいろ試すことも

その一助になるのだろうな。

とにかく、着ないことには

話にならないってことは

わかってるけどなかなか。

 

浴衣の着方や帯結びは Youtube で

いろんな先生のバージョンを見て勉強しました。

それぞれいろんなやり方を教えてくださいます。

帯結びの前までに使う紐の本数も

伊達締めを使うかどうかも、人それぞれ。

決まりなんてあるような

ないようなもんなんだと改めて考えながら

基本と思われる事項を押さえたら

自分はどうする?とまた考えます。

 

まずは下着。

胸元は和装ブラの方が良さそうなのです。

先日手持ちのスポーツブラ的なもので

良いのでは?と考えて着てみた時に

帯の上にポヨンとだらしない胸がのって

どうにも落ち着かない思いをしました。

和装ブラでびしっと締めた方が

ここは良さそうだと身をもって学習したので

今後はジタバタせずに和装ブラを使います。

(着心地がしんどいのよー)

 

で、肌襦袢、と言うのが定番ですが

手持ちのは汗などで着物を汚さないような

ポリエステル素材のもの。

このクソ暑い中で着るとつらい代物。

浴衣はコットンで洗濯機で洗えるから

そんなに厳重に汗対策をしなくてよかろう、と

思いながらも着てみたのですが、

仕上がってチェックしてると

背中の衣紋から肌襦袢が見えてる!

あれれ。これは嫌だねぇ。

みっともないねぇ。

と言うことで、全部やり直して

いつも着ているタンクトップに変更しました。

下半身は楊柳のステテコタイプの下着にすると

びっくりするくらい涼しくなった。

もう、暑い季節、

浴衣の時にはこれでいいんじゃなかろうか。

今度先生に夏の着物下着についてのお考えを

聞いてみようと思います。

 

帯結びは浪人結びというやつを。

帯が3mくらいしかない短いものなので

あまり複雑な結び方は出来ません。

こういうのも練習しながら

知識と経験を増やしていこう。

 

 

衿もない、帯締めもしない

気軽な浴衣を着るのは楽しかった。

近所で久しぶりの友人と会う予定があったので

これで出かけました。

イギリスから16歳のお嬢さんがいらしていて

おばさんの浴衣だけど

喜んでいただけたようでやれやれ。

 

ほぼ型が決まったデザインの中で

模様や色、素材を

季節を追いながらまとっていく

着物文化というのは、

なんとも心楽しいものです。

 

髪型の研究も相変わらず続けていて

これも回数をこなすうちに

うまくいく方法を

見つけられるといいな。

 

身体つきも顔つきも

どんどん老けていっていて

そのスピードに

気持ちが追いついていけません。

鏡を見るたびにギョッとしてしまう。

どんな期待を自分にしてるんだかと思うと

厚かましいことです。ほんと。

 

洋服を着るにも

着物を着るにも

素敵に着こなすためには

土台になる身体は大事ね。

この写真の後ろ姿など

肩まわりのもたもたした感じがひどい。

死ぬまでに一度くらい

シュッとした体つきになりたいもんです。

 

カーリングの藤澤選手のボディを拝見して

息を呑んだのですけれど

筋肉ついててもトレーニングしてる人は

細いなー と。

レベル感が違いすぎますが

諦めたら終了ですものね、

ちょっとずつ努力は続けていこう。うん。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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海へ!

 

ようやっと普通に歩けるようになり

下りの階段が怖くなくなりました。

やれやれ。

随分前から東京では

ろくに雨は降っていないけれど

そろそろ本当に梅雨明けかな。

梅を干さなくちゃね。

 

海水浴に行く日程が決まり、

いよいよ本当に行くのだね、と

嬉しい気持ちでいっぱいです。

日帰りなので、まぁ近所の海ですけどもね。

 

さて、いろいろ持ってないものだらけですよ。

まずは水着よね。

水着ねぇ、と考えて、

どんなものならいいんだろうかと

想像して描いてみました。

こんな感じ?

 

 

ひどい絵だ。笑

 

まずはネットの中でリサーチを開始。

いろいろと見てみたのですが

ありとあらゆる形状とデザインの

ありとあらゆる価格帯のものがありすぎて

わけが分からなくなるのもいつものことです。

 

考えているうちにどんどん

要するに、ポリエステルの素材なら

濡れてもすぐに乾くのだから

水着、として売られていなくても

ま、大丈夫なんじゃないかと思えてきました。

別に誰かにチェックをされるようなものでもなし。

 

山登りに一緒に行った女子が

サーフィンをしてるというので

水着事情について聞いてみたら

ビーチでワンピースなんて着てる人、

今はいませんよって言われちゃったよ。

(そんなことないやろう)

(そもそも出せるようなお腹回りではないし)

 

まぁ、上下は分かれているにしても

スポーツタイプのものとか?

競泳用みたいなやつ?

ピチッとして膝上くらいまである

ハーフスパッツ的なやつとかは

想像してもあまり楽しくない。

(欲しくない . . . 。)

数十年ぶりのビーチですものね。

 

理想的にはビキニの上に

ショートパンツタイプのオールインワンを着て

ラッシュガードを着て過ごしてみたい。

可愛いのがいっぱいあるの。

(けど、高いの)

(水着、次に着る予定もないし。。)

 

とりあえず、前から欲しかったヨガ用の

スポーツブラ的なトップスを

ビキニトップの代わりとして

購入してみることにしました。

着てみたこともないし

そもそも体型に無理がありすぎるから

着られない可能性も大。

Amazon で 安ーいのをポチッと。

海辺では上からラッシュガードを着て

ヨガではTシャツ的なものを着て

絶対に脱がない前提です。

それでも可愛いのを着てると

きっと嬉しいに違いないよ。うん。

まぁ届いてみてから自分の身体と

商品の素材感などを再度検討してみます。

 

ビキニショーツ的なものも同様に

ショートパンツを上からはいたら

絶対に脱がない前提。

水着用のアンダーショーツで良いのではないか?

と調べれば調べるほど

普通の下着との違いが分からなくなってくる。

ユニクロのエアリズムのショーツで

全く問題ないように思うのだけど

大きく間違ってるのか?

 

ショートパンツも、

服着用サウナに入る時用に買った

ユニクロ、メンズショーツ1980円なりで

問題ないのではなかろうか。

うーん。

しばらく悩んでみますが、

これでよし、と考えるとあとは

ラッシュガードとシュノーケルセットと

シュノーケルシューズ。

ラッシュガードは

羽織るタイプのだけではなく

今はロンTタイプのものも

デザインも様々あり、

セールになってたりもするので

おしゃれブランドの

可愛い高額商品は横目で見ながら

適当なものを選ぼうと思います。

 

シュノーケル関連は

ダイソーでも売ってますよと言われてびっくり。

今は本当に安く済まそうと思うと

どうにでもなるんだなぁ。

 

ビキニ上下、ショートパンツ、ラッシュガードで

5000円程度のものもいっぱいあるのよね。

どうやって作ったらその値段で売って

商売になるのか謎でしかないやつ。

 

とかあれこれ考えて

そういえば、家でビニールプールに入る時用の

おばさんワンピース水着なら

持ってることを思い出しました。

これにショーツ+ラッシュガードで

全く問題ないのでは!?

 

まぁ、こうやって考えることがすでに

出かける前の楽しさ。

 

アウトドア用の椅子やタープ、

ポールも持って行って

タープ張りにもトライしてみようと思ってます。

砂地ではペグではなく

農業用のやつがいいらしい、とか

違う方面の調べ物もあれこれやって

日焼け止めもしっかりしたやつが必要ねとか

短い買い物リストも出来上がりました。

今年の夏休みのメインイベントかな。

 

「ビーチでのんびり」が

上手にできるようになると

また楽しい時間の過ごし方の種類が

広がるようにも思います。

さてさてどんなもんでしょう。

 

本当に久しぶりで

何がどうなんだっけが全く分からないので

まずはお試しのものを揃えて

お金をかけずに行ってみます。

水辺に親しみたい気持ちが高まったら

また改めて少しずついいものを

揃えていけばいいのよね。

 

山登りの道具もそうやって

ひとつひとつ揃えていきました。

まだ欲しいものも足りないと思うものも

あれこれあるけれど

日帰り登山に必要なものは

いつの間にか一通り揃って

それなりに仕上がるようになりましたもの。

 

海に入ることも

海辺でのんびりすることも

もう年だからと

諦める必要もないこと。

やりたいと思うなら

やってみようじゃないですか。

誘ってくれる仲間ができて

ほんと、ありがたいことです。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

杏仁豆腐は、当たり前なんだけど

ちゃんと杏仁豆腐の香りと味になり

美味しくいただきました。

要するに独特の香り付きの

ミルクゼリーってことですね。

杏仁粉というものが売ってるようなので

これを使えば良いようです。

 

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今日は何を着ようか

 

言うてもしょうがないけど

それにしても

暑いねぇ。

 

自宅にいるか

歩いて5分の仕事場に行くか

スーパーに行くか

程度の生活を主にやってるわけです。

スーパーに行く時も車で行くし

ほぼ、外にいる時間など

ないに等しいと言うのに暑い。

 

毎日何を着ていこうと考えて

下着から頭の中で組み立てますが

普通のブラを避けるようになってます。

ワイヤー入りの締め付けられるタイプのには

何となく手が伸びない。

 

ノンワイヤーでやわらかなもの

ポリエステルですぐに乾くものを

選びがちです。

 

なんというか、もう自分に

「いい女」感みたいなものは

必要なくなってしまったので

バストの形なども、ゆるっとしてても

まぁいいやね、と

思えるようになってきたのですね。

 

身体が快適な方を優先。

そして下着で形をどうにかするよりも

元々の体型を鍛えてどうにかする方が

正しいあり方なのだということも

ようやく認める気になってきました。

(こんな歳になってやっとだよ。)

 

上に着ようと思うものに合わせて

キャミソールなのかタンクトップなのか

胸元のデザインと何色なのかを考えます。

 

白いブラウスなら透け感によっては

下着の深いVの胸元が

無駄に色っぽい感じになることも。

そんなに透けてないものなら

気にならなかったりもするから

鏡の前でのチェックは必須です。

 

裏地のないワンピースを着るなら、

ペチコートも必要なので

何を着るかが決まらないと

下着のセレクトも出来ません。

 

特別な予定がない限り

そんなに着飾る必要もないし

普通の毎日に何を着るかは悩ましい。

 

適当にトップスを選び

それに合うボトムを選べば

それなりに仕上がって

出かけることは出来ますが

何だかつまらないのね。

じゃぁ 何を求めてるんだろう。

 

おしゃれの醍醐味みたいなものは

やっぱり、バリエーションなのかなと

改めて思い始めています。

ミニマムなクローゼットは

コンセプトとしては理解できるけれど

何だかね、あまり楽しくない。

 

便利、とか

手入れが楽、とか

ベーシックなものばかりだと

ファッションを楽しむ気持ちが

萎んでいくんだなぁ。

 

可愛い花柄

綺麗な色

キュートな靴やバッグ

素敵なアクセサリーを身に纏うことで

気持ちがふわりと浮き立つ瞬間を

取り戻したい。

 

食べること

暮らすことと同じように

着ることを楽しむことで

日々の生活はまた楽しくなっていくはずよね。

誰かに見せたりアピールするための服ではなく

自分を喜ばせるためのものになってきた

着るもののことをまた

違う方向から考えてみたくなっています。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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