作ったことはないけれど、
いただいて食べるといつも最高!と思う
あんずジャム。
スーパーで生のあんずを見かけました。
いつもは高いなー と思ってスルーするのですが
今回見つけたのは598円。
買うしかないでしょう、と思って持って帰りました。
重さを計り、約半分の重さの砂糖をかけておき
水分が出てきたらアクを取りながら煮る、というのは
まぁ全てのジャムがほぼ同じなのですよね。
どんな形状で煮るのかを知りたくて
ネットで検索。
皮は剥かなくていい。
半分に切って種を取るのね、ふむふむ。
あんずは結構酸っぱいから
レモンも入れなくて良さそう。
残念なことに、2つくらい痛み始めてるのがあり、
総重量は450gになりました。
落ち着いて煮る時間が作れず
砂糖をまぶして3日くらい
冷蔵庫で放置してしまったけど
たっぷり水分が出ていい感じ。
煮詰めたらこんな感じになりました。
普通に美味しく仕上がっております。
自然の色の美しさに毎度感動。
ほんと きれいなオレンジ色。
誰かにプレゼントする時には
きちんと煮沸消毒して、脱気もやりますが
冷蔵庫に入れておくし、すぐになくなるので
自分で食べる用のは、煮沸も消毒もしません。
気軽に作るためにはそのくらいでちょうどいいの。
実は料理家の先生自家製の
絶品あんずジャムをいただいたのを
先日食べ切って、がっかりしてたところです。
思いがけず大好きなあんずジャムを
あと少し楽しめそうでとっても嬉しい。
1度作ったら、もう怖くない。
来年は生杏の取り寄せとかしちゃってるかも。
もうひとつ気になってたのが
杏の種。
杏仁豆腐の元と聞きます。
杏の種が手に入る機会は
もう来年までないかもしれないから
たった5個とはいえ貴重なんじゃないか と
捨てそうになる手を押さえました。
梅干しの種みたいね。
さて、どうやって作るんだ?
これもネットで検索すると
簡単に見つかります。
まずは、「ノミで割る」のか。
ノミ?普通の家にはないよね?
しばし考えてひらめきました。
ボタンホール用のノミのようなものが
うちにはあるじゃないか。
トンカチを使って割ってみますと
意外と簡単に割れます。
ひゃひゃひゃ。面白い。
中に入ってる種を取り出してみました。
ちょっぴりになります。
薄皮を剥くために
しばらく水につけておくそうなので
水につけてまた放置。
余裕なくやる気にならず
2日ほど放置したところで
剥いてみたら薄皮はスルッと取れて
乳白色の種が出てきました。
それを小さいすり鉢ですりつぶして
牛乳と混ぜ少し温めて、
適量のゼラチンを加えてみました。
今、冷蔵庫で冷やされてます。
うっすら杏仁豆腐の匂いになった気がする。
砂糖を入れるの忘れちゃったので
シロップかけて食べてみます。
杏仁豆腐になってるかな?
梅、杏、桃、プラムの季節。
プラムもシーズンに何度も買って楽しみますが
生食以外したことがない。
小さい大石プラムがいっぱい入って
安かったのを見つけた時に
ジャムになるのかな?と思いつき
本でもネットでも今回は
レシピ検索をせずにやってみることに。
これはきっと皮が気になるよね と
皮は剥くことにしたのだけど
小さいプラムの皮をいっぱい剥くのが
途中で面倒になりました。
赤い色も欲しかったので、
3割くらいは皮付きのままカット。
これも酸っぱいからレモンはなし。
重量の半分のグラニュー糖と共に
冷蔵庫で丸2日。
すごい量の水分出てたのを
鍋で煮詰めました。
味見の感じでは
あんずによく似た感じに仕上がってる。
皮の食感がどうだかは、
本格的に食べてみて確認します。
うんうん。いい感じにできたやんか。
これをどうやって食べようかと考えて
蒸したり焼いたり揚げたり茹でたり
生だったり
いろんな食べ方を想像して
やってみたことのないやり方を試してみる
そんなことがいちいち楽しくて
日々実験をやってるみたい。
失敗したって大した問題じゃないしね。
美味しいものがあるだけで
ちょっと幸せな気持ちになれるから
日に3度もその機会があるってのは
なかなかのもんです。
今まではほぼりんごと苺くらいしか
作らなかったジャムだけど
今回の杏をきっかけに
季節のフルーツでいろいろ
やってみようかしらって
思うようになりました。
そろそろ出始めてる葡萄とか
今が旬らしきブルーベリーとか
お値頃のものを見かけたら
トライしてみようっと。
本日も、お越しいただき
ありがとうございます。
旬のものを楽しむことを
意識し始めてから
また食が俄然楽しくなってきてます。
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