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撮影終了

 

奇跡のようにお日様が出て、

神通力を持ってたのは誰だ!?とか

わいわい言いつつ、撮影が無事終了。

誰が晴れ女でも晴れ男でも、

結果、最強に運がいいのは私なんじゃないか!?

とふと気が付いてにまにましてしまう。

 

IMG_0331

 

気持ちと時間に余裕なくて

今回はあまり、カタログの「絵」に関して

自分の中でイメージを詰めきれてない、と

前日にコサージュ作ったりしながら

焦って現場に入ったのですが、

グラフィックデザイナーの TOKO ちゃんが、

きっちりと、イメージを作ってきてくれていて

準備も万端で臨んでくれて

それが、打ち合わせた時の私のイメージとズレがなくて

さすが。

いい絵が撮れたと思います。

 

私はなんだか感動してしまった。

ひとりで頑張らなくていいっていうか

ひとりで頑張ってるわけじゃないって

安心したというか。

 

いつものことながら

現場で手伝ってくれているスタッフや

家で待ってくれてるそのご家族も

モデルさん、モデルさんたちのご家族も

カメラマンさんも、アシスタントさんも、

ヘアメイクさんも、

サンプルを作るのに、ぎりぎりまで力貸してくださった

それぞれの工場の皆様にも、パタンナーさんにも

意見を聞かせてくれる店頭のみんなにも

力を借りながら、パルレシフォンというブランドが出来てることを

改めて認識して

すごく肩の力が抜けました。

 

こんなわたしひとり じゃないから大丈夫だ。うん。

 

いろいろなひとの才能を集めなくては

きっと強くて魅力的な

いいブランドにはならないのだね。

チーム PCI 頼もしいです。

 

日々の積み重ねが、

カタログというひとつの形になる。

目に見えるっていうのは、すごいなぁ。

いつも同じ小さな冊子だけれど

情報を詰め込んで、つるり、とただ作るだけじゃなく

号を重ねるごとに、

より、思いを伝えることのできる媒体に

なっていっていることを感じています。

 

自分の中で理想の形やイメージをしっかりもっておくことや

それを具現化するために試行錯誤することに

躊躇したり、言い訳したりせず、

とにかくやること動くことが、理想に近づく道。

違うなら修正すればいいし、

駄目ならやり直せばいい。

きっと良くなる、と信じて邁進するのだ。

なぁんてことを感じた撮影でした。

 

皆様、ありがとうございました!

 

どうぞ、夏カタログも楽しみにしていてくださいね。

カタログだけじゃなくて、中身の服も、

パルレシフォンに求められているものはどういうもので

私たちが提案したいものは何?を

自問自答しながら作りました。

 

でも、まずは、春服。

ようやく暖かくなってきて、

具体的に着られる季節になってきて、

店頭には連日たくさんのお客様にお越しいただいている様子です。

ありがとうございます。

お買い物のご様子を伺うことで

また喜んでいただける良い服を作っていこうと

日々勇気をいただいています。

 

春から夏の毎日に、

嬉しい気持ちで手を通せる服でありますように。

 

春雷が鳴りましたね。

昨夜お風呂の中で聞きました。

季節が変わるお知らせなのだと思うと

自然の恵みのようにも感じられて

ゴロゴロという雷鳴を、

柔らかな嬉しい気持ちで聞いたのは初めてかもしれません。

 

 

明日から京都高島屋様の期間限定ショップが始まります。

今京都に向かう新幹線車中。

窓の外には穏やかな春の景色が広がっています。

お花見シーズンの春の京都。

ぜひ、実物の色や素材感、サイズ感を確認しに

いらしてくださいませね。

私も明日の午前中は店頭に立ち

皆様のお越しをお待ち申し上げております!

 

ショップはこちら↓

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お弁当

 

食生活を見直し中にあたり、

お昼には、出来るだけお弁当を作ることにしようかと思いたち、

2日ほど続いています。笑

自分で作ったものなのに、

お昼がものすごく楽しみになるから

お弁当ってすごいなぁ。

 

そして今、春だから、本屋さんには

お弁当本がたくさん並んでいて、

何冊か買って来てしまった。

 

ビジュアルがきれいだから目について、

参考になるかもと思って

インスタとかで人気の方の本というのも

初めて買ってみて、じっくりと目を通してみました。

でね、やっぱりちょっと違和感感じてしまったのです。

手もかかってるし、工夫されてるし、

何が?というのもおこがましいのですけれど。

 

 

見た目がきれいなように、というのは

写真を撮ってブログやインスタにアップする時に

映えるから、もちろん効果的。

何かしら、緑、黄色、赤、黒のものが入るようにっていうのは

栄養的にもきっと間違いなくいいのよね。

フリルレタスも、ふむふむと思って買ってはみたけれど

これ、しきりにしたらきれいだけど美味しくはないよね!?という根源的な疑問がわいて

ていうか、弁当箱にこれがしきりで入ってるとこ

食べる時のこと想像すると、何だかあんまり食べたくないかもと

自分で駄目出しして

お弁当メニューからははずして、サラダにしてしまった。

 

作り置きも普通なんだけれど、そのまま詰めるの?と思うと

とりあえず、作り置きでもピクルス的なもの以外は何でも、

朝火を通しなおして詰めたい派としては

若干の違和感。

(夏とか、平気なのかしら。)

(これ本当に美味しいのかしら?)

 

ろくに日々料理してない私が言うのも

どうよ、っていう話ですまったく。はい。

 

お弁当とは関係ないんだけれど、

もうひとつ、違和感感じて続かなかったのが

ヨーグルトにきなこ というもの。

ダイエット本におすすめされていて、

おぉ、イソフラボンがとれるしね、と思って買ってはみたものの

美味しくない気がする。。。

 

ということで、健康のために、(美味しくなくても)食べるとか、

そういうことが、基本的に、私には出来ない ということが

分かりやすく判明しました。笑

 

きな粉はわらび餅につけて食べたい!のだわね。

ヨーグルトはフルーツとともに、

きな粉はなしの方が私は美味しいのだもの。しょうがない。

 

そういう違和感ラッシュのあと、

一番共感しつつ、愉しみつつ読み込んでいるのが

伊藤まさこさんのお弁当本。

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毎日毎日娘さんのために作り続けていらっしゃるお弁当は

飾らず、普通に、でも、食べることにこだわっているひとの毎日のごはんが

垣間みられて、華やかにきれいではなくても、本当に美味しそう。

手抜きの日のお弁当が普通に載ってるのも、なんだかいい感じ。

基本的にセンスが抜群にいい方なので、茶色くても、

お弁当箱の中は、ほんのりと愛らしい。

私が毎日作りたくて食べたいのは、こっちの方向だな。うん。

参考になるレシピや、いろいろな人のお薦めの各地のお弁当話とかも

読んで楽しくお腹がすいて

明日のお弁当、何にしようって気持ちになります。

この小さなお弁当箱の中に、そのお家の食文化が詰まるのね。

ささやかに、自分の美味しいにこだわって、続けてみようと

そんな気持ちにさせていただいた本でした。

 

我が家にひとつだけあった曲げわっぱのお弁当箱は

この春から私も作らなくちゃなの!と娘が持って帰ってしまったから

一生使うのだよ と 思い切ってひとつ発注しました。

格段に美味しさが違うことが分かってるので、ここはこだわりたいところ。

人気で、4月まで届かないそうです。すごーい。

それまでは、味気ないタッパーのお弁当ですが、

それでも美味しいから、楽しみだから、続くかも。

さてさて、どうでしょうか。

 

お子様たちの春休みが始まって

桜も来週には、各地できっと綺麗に咲くのでしょうね。

現在星ヶ丘三越でも期間限定ショップをやっておりますが、

こちらは来週の火曜日まで。お近くの方は、ぜひぜひ。

 

来週の水曜日からは、京都の高島屋様で1週間の開催となります。

どうぞお嬢様とご一緒に、ご試着にいらしていただければ、と思います。

 

明日は撮影。

お天気が良ければいいな、と

デザイナーのTOKOちゃんは言ってくれてたのですけれど

どうも、春雷もあるかもという天気になりそう。

それはそれで、透明感のある絵が撮れるかもって

ポジティブ魔人のわたくしは思いつつ

「春雷」が鳴ると身体に春のスイッチが入るのですよ、

早く鳴るといいなぁとおっしゃってた

鍼の先生の言葉を思い出したりしています。

 

みなさまにはどうぞ、

よいお休みでありますように。

 

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iTunes で映画

 

ロードショーを観に行くと

予告編の中に、次に観たい映画を見つけることってよくあります。

これ観たい!って思ったのが

「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」

リチャード・ギアが出てきた時点で、

テンションが上がってしまった。

今公開中ですね。

劇場で公開している間に観に行く時間作れるといいな。

 

で、1作目を観なくちゃじゃない?と思いまして

iTunes で探して観てみました。

 

Unknown

 

私たちよりも、ずっと年上の女性達と男性達が

インドの滞在型ホテルで過ごす日々を

コミカルに描いた映画。

なんだか、心がほっこりと暖かくなりました。

 

ジュディ・デンチ とか マギー・スミスとか

錚々たる女優さんたちが出演なさっていて、

それはそれはもう、あぁ、歳をとると、肌というのは

こんな風になるのだわね、とか

結構現実を突きつけられたような気持ちにもなったのですが、

それでも綺麗なひとは綺麗だし

素敵なひとは素敵。

 

そして、いくつになっても、誰かに愛し愛され

必要とされることを求めてやまないのが

人間なのかしら と

そんなことを感じた映画でした。

おじいさんになっても

おばあさんになっても

やっぱりあまり変わらない。

そういうの、人間臭くていいなぁと。

 

そして、誰かとゆるく繋がりながら暮らせる

こういう場所があれば、すごーく素敵、と

また妄想をたくましくしていたりして。

 

寒の戻りが半端ない東京。

少し春の気分を出したくて

こんな格好したりしています。

ピーコートの下にダウンベスト着たりしながら

IMG_0323

シフォンの透けるスカートで、

少しだけ気持ちは春。

良い週末をお過ごしくださいね!

 

 

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暮らしの基本

 

太った太ったという話を

結構しているかと思うのですけれど

その、太る、というのも、

この生活のままではまずい、という証。

 

ひとり暮らしになったのが

ちょうど仕事が猛烈に忙しくなった時期に重なり

自分の暮らしは後回しのままだったのですが、

まだまだこのまま、がんがん仕事したい と思っているのならば、

そろそろいろいろなことの基本を見直さなくては、と

この間の連休の間、家にこもって仕事している時に

つくづく考えました。

 

ひとりで暮らしていても、

掃除も、洗濯も、こまめにきちんとしてないと

とたんに家の中は荒れ果てます。

暮らしの「豊かさ」というのは、良く動く身体と手と頭と思いがなくては

作り出すことの出来ないもの。

 

誰かに代わりをして欲しいわけではなくて、

自分でこまごまとしたことをするのも

むしろ好きな訳ですから、

限られた時間の中でも

上手に掃除や片付けをすることや

おいしい料理を上手に回しながら作ること

身体を動かす習慣や

小綺麗でいるための、身体のメンテナンスも

習慣として、自分の人生の中で

愉しみながら熟練していくことを

ちゃんとちゃんとやろう、と思ったのです。

 

 

そういうことを苦もなく軽やかに出来るようになるためには

ある程度の修練が必要なのは確かで

もうちょっとなんだよなぁってところで

ここ10年くらいは止まってしまってるので

気力が戻ってきているこのタイミングで

 

衣食住を理想の形で回すことを

意識して身につけようと決めました。

 

まずは、こうでありたい という理想のかたちを

自分の中でイメージするところから。

そして、出来そうなことはぐずぐずせずに

すぐにスタートすること。

 

自分の身体を作っていくのは

口に入れるものだけだから

ジャンクなものを食べるのは

出来るだけ減らしていこう。

とか

ストレッチレベルからでいいから

何かしら身体を動かすことを

一日のどこかで入れていこう

とか

1歩でも歩数を伸ばすことを意識しよう

とか

出来ることから始めています。

駄目な日があっても、大丈夫。

またスタートすればいいだけのこと。

10年後には、きっと

いろいろ今よりずっと上手に

出来るようになってるはずです。

 

それにしても、寒い。

クリーニングに出す予定だった

薄くダウンの入ったパーカを

また引っぱり出してきた今日。

どんどん入荷してきている可愛い春もの。

寒いけれど、そろそろ無理矢理にでも着始めようっと と思っています。

また順次ご紹介していきますね。

 

 

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コットンパールのアクセサリー

 

今週末は夏カタログの撮影予定。

明日からまた寒くなるらしいから

お花見はまだ来週末でも間に合うかしらと

思いながら、毎日机に向かっています。

 

今日は新たに入荷してきた

アクセサリーを2点ご紹介します。

 

まずはコットンパールのネックレス。

先日ご紹介したものは、短めのものでしたが、

これはもう少し長さがあります。

 

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細いチェーンでつながれて、

ぽろんぽろんと浮いてるふうの

コットンパールの軽やかさが可愛いです。

お値段なんと 2,600円+税!

コットンパールは重さがないので、

肩が凝らないのも嬉しいです。

 

そして、このネックレスとセットアップで、つけても可愛い

コットンパールの指輪。

 

_MG_3239

 

直線的で今っぽいデザインですけれど

シンプルで気負わずにつけられる印象です。

閉じたリングデザインなのですが、FREE 表記。

何号というのでしょうか?結構大きめかと思います。

(ワタシの太い指でも薬指に入りました。)

内径が16.5mm程ですので、

お手持ちの指輪と比べていただければと思います。

 

_MG_3242

 

こちらも 2,300円+税 という嬉しい価格。

 

どちらも、安っぽくないので、

軽やかに今風デザインアクセサリーを楽しむのに

いい感じと思います。

 

ご紹介はこちらから

→  PEARL RING

→ PEARL LONG NECKLACE

 

 

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すべての女の子たちへ

 

連休最終日に

東京では桜が開花したそうです。

標準木で5輪咲いたら開花なのですって。

歩いてるだけでも嬉しい、

楽しみな季節がやってきます。

 

西宮阪急にも、星ヶ丘三越にも

連日たくさんお客様にお越しいただいている様子。

本当にありがとうございます。

ウェブショップでも、実店舗でも

商品をお店に並べた後は、

ちゃんと喜んでいただけるものを作ることが出来たのか、

1日1日、その評価をいただくようで

緊張しながら、喜んだり、反省したりの繰り返しですけれど

スタッフが書いてくれるお客様とのやりとりを読みながら

思うことがたくさんあります。

 

そういう日々を積み重ね、

ウェブのお客様と時折電話でお話ししたり

折々に自分で店頭で接客するたびに思うことを重ねて

会社を作ってから17年も経って、今更、という気もするのですが、

パルレシフォンが服を作り続けるにあたり

何のために服を作るのか、をもう一度真剣に考えて考えて

出た答えがあります。

 

子供から大人になる途中にいる

微妙な年頃の少女たち。

まだまだご両親の大きな翼の庇護の中にいるのだけれど

繊細でやっかいな自意識を

たくさんたくさん持ちながら、もてあましながら

時に自分に自信たっぷりな日があったり

まったく自信がなくなったり。

 

私自身もその頃は、自意識の塊で、そして

今この年になってもまだ完全に拭いきれない

自己嫌悪を自分に深く深く刻んでしまった頃。

 

そんな年頃の女の子たちが

パルレシフォンの服を着ることで

ちょっと自分を好きになれる

ちょっと自分に自信を持てる

そんな服を作りたい! 作るのだ!と

ハードルの高い理想ではありますが

思うようになりました。

 

見た目、というのは侮れないものです。

少しでも自分が可愛く見えたり

いい感じに見えたりすると

自分のことを好きになるのが

ほんの少し容易くなります。

 

自分に自信を持つことも

自分を好きになることも

その頃の女の子にとって

とてもとても大事なことなのだと

わたしはよく、よく覚えているのです。

少しでも、そのお手伝いができるなら

けっこうキツい、そういう思春期を過ごしたことも

全部意味があったなぁと

すとん、と腑に落ちました。

 

 

どんなに可愛い子でも、自分に自信があるとは限らないことも

どんなに自分に自信がある子でも

見た目にだけはコンプレックスがあったりすることも

もちろん、全部に自信がたっぷりで、愛らしいお嬢様も

みんな、まだ若い若い、柔らかいハートの持ち主。

 

身につける服というものが

時に自分の大きな味方になること。

 

やさしい着心地の服は

心を慰めてくれるものであること。

 

「似合う」ということや「センスがいい」ということは、

流行とはそれほど関係ないこと。

 

ファッションが趣味、ということと

日々の装いが感じいい、ということは

また少し違うこと。

 

自分がなりたい自分

自分が見られたい自分を

装いで作ることが出来ること。

 

そういうことを、伝えられる服を、お店を作っていきたいと

改めて、思っています。

 

そして、それは自分が

この歳になっても同じなのだ とも気づくのです。

 

40を超えると、女性は変わってきます。

見た目も、体つきも。

ずっと綺麗なままでいたいのは

誰しも一緒だと思うのですが、

どこまでお金と時間と手間と根性をかけるのか

かければどうにかなりそうな時代というのも

なかなか厳しいもので。

 

幾つになっても自分の中には

あの頃の少女のかけらが残っていて

今になってもまだ時々、その頃の傷が痛んだりします。

 

それなのに、見た目ばっかり劣化していくそのことに

鏡を見るたび心の底からびっくりし続ける毎日。

中身はあんまり大人になってるわけじゃないのに

こんな風になってしまうのやね、と。

 

だから、そういうわたしたちが着て

少しでも綺麗に見えたり

少しでも素敵に見えたりする服を作ろう と

大人服を作るうえでも、

少女服を作るうえでも、

基本は同じなのかもなぁと思い始めています。

 

おしゃれが得意じゃなくても

センスに自信がなくても

スタイルに自信がなくてもあっても

自分が好きな自分であれたら素敵。

いろいろなひとに、似合って、綺麗に見えて

いろいろなひとに、いろいろな嗜好で着こなしていただける

そういうものを作ろう。

なかなか他では見かけないものを作ることが出来たら

もっといいなぁ。

 

休みの日にひとりで家にいても

ちゃんとお化粧をして、髪を巻くようになりました。

そうしないと、鏡見た時の落ち込み方が半端ないから。

ちょっとでも小マシに見えると

ちょっとだけ嬉しいです。

それは、すごく大事なこと と感じていて

わたし、一生女性は、「女子」なのだと思っています。

いいじゃん、女子で。

 

すべての年代の女の子たちが

それを着ている自分を好きになれる服を作ろう

 

これを、これからのパルレシフォンの服作りの指針としたいと思います。

なんて、大げさに語るほどのことではないかもしれませんが

わたしの中で、ちょっと見えた気がしたので

書いておこうと思いました。

 

春です!

素敵なスタートの季節でありますように!

 

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日曜日

 

いつもより少しゆっくり起きて

朝から家の中を整えてきれいにしました。

 

昨日は娘が帰ってきて

びっくりするくらい1日中眠り続けておりました。

そういえば、社会人の時にも結婚してからも

実家に帰るたびに、私もそうだったなぁ。

ここにいれば、他の心配は何もせずに眠れると

身体のどこかが知っていて

身体の真ん中が溶けてしまうような感覚で

眠り続けたものでした。

そういう場所になれているのね、と

やっと、ちゃんと親というものをしてやれたのかしらと

思えるような静かな嬉しい日でした。

 

この3連休は自宅にコンピューターを持ち帰り、

家にこもって仕事です。

猫たちと一緒に家で、ってそのことだけで

お休み気分は十分。

窓の外の桜は、いつ咲くのかなぁと眺めています。

 

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星ヶ丘三越期間限定ショップオープン

 

あたたかに晴れた東京に

戻ってまいりました。

この陽気で、花粉症の皆様方には、本当におつらそうな方が多くて

どうぞ早く収束するようにと祈っております。

 

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星ヶ丘三越期間限定ショップ、オープンさせていただきました。

私も少しお目にかかることができたのですが、

リピーターのお客様が来てくださっている様子で

本当にありがたいこと、と感謝しております。

カタログ掲載商品も、期間中には

ほぼほぼ全て揃う感じになるかと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

その後大阪に入り、

秋冬企画の最初の打ち合わせをしたり、

西宮阪急のスタッフと話したりして戻ってまいりました。

 

課題も、問題も、成果も、

落ち込み過ぎることなく、浮かれることなく、

冷静に見ながら、足りないことを埋めていくこと

理想を忘れず近づく努力を、日々続けていくことなんだよな、と

改めて考えながら帰ってきました。

いきなり、全部変わることはできないから

少しずつ、少しずつでも、あきらめず、根気よく。

頑張らなくっちゃ。

 

西宮阪急店頭には、商品が揃い始めて、

「春」という景色になっておりました。

どうぞ3連休に、お時間ございましたら、

春のお洋服見に、いらしてくださいませね。

 

 

 

 

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伝えること

 

昨日の雨の冷たかったこと。

寒かったこと。

寒いのも雨も苦手。(車移動のくせに!)

なんとかやり過ごす、というタイプの日でした。

今日はきれいに晴れて、それだけで嬉しくて

今名古屋に向かう新幹線の中におります。

 

今日設営して、明日オープン。

星ヶ丘三越で期間限定ショップ2週間の開催です。

ここからポップアップショップシーズンが始まります。

久しぶりに立つ星ヶ丘の土地。

久しぶりのスタッフの皆様。

お客様にもお目にかかれるでしょうか。

本当に楽しみです。

 

そしてもっともっといろいろな地方に行って

お客様にお目にかかりたいと

どうにかして、時間を作り、

遠くまで営業に行きたいと思っています。

きっと、出来るはず。ですよね。

 

今は夏商品のサンプルから生産への時期となり

カタログ撮影の準備も進めつつ

商品を作ることを集中してやっています。

秋と冬の準備も、春サンプルの準備もと

その後の予定も目白押し。

効率を上げるために、

いろいろ試行錯誤しています。

 

「2日かけてでも、エクセルのマクロの使い方をマスターすれば、

毎日毎日3時間かかってたことが1瞬で終わるようになる」

最近読んだ本の中にこのようなことが書いてあり、

本当にそうよね、と思ったのです。

今自分は何をすべきかを俯瞰して考えることや

何かをすることに対して、考えを深めること

行動の意味を何度も何度も考えて、

思索を重ねていくことは

改めて大事なことだと感じています。

 

そんな毎日の中ですが、

以前から半ば強引に企画していたワイナリーツアーに行ってきました。

近所のワインバーのご主人に

車を出していただき、

ワイナリーとかランチ場所とかとの交渉をしていただき

アテンド付きのワイナリー巡り。

5人のこじんまりとした日帰りツアー。

1日だけの休日でしたが、学ぶことの多い時間でした。

 

勝沼に、勝沼醸造さんという、ワイナリーがありまして

私5年ほど前に、たまたまそこのお話を伺う機会があり、

日本のワインがすごいことになってることに気づいたのですけれど、

念願叶って再訪することが出来ました。

 

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ワイン作りに込められた熱い思いを2時間に渡り伺って、

なんだか本当に、改めて大ファンになってしまったのです。

そして、語ること、伝えることの大切さを

改めて感じて帰ってきたのです。

黙々と寡黙に、ワイン作りに丹精込めていらっしゃる

ワイナリーは全国にたくさんあるのですけれど、

寡黙だと伝わりづらい。

モノを見てくれれば、いいモノ作ってれば、

いつか伝わる、わかってくれる人は分かってくれる、というのは

もちろん間違いではないのですけれど、

素人の私たちには、

味で勝負と言われても、正直良く分からなかったりします。

 

こういう長い紆余曲折があり、

今日本のワインの現状はどのようなことになっていて

葡萄を育てるところから、どのような苦労があり

やり直すにも何年もかからなければ葡萄の木は育たないことや

新たな試みがうまくいくとは限らないこと

気が遠くなりそうな長い忍耐と情熱がなければ

1本のワインが出来上がらないことなど

熱く熱く語られることで、胸に響くものがありました。

 

IMG_0326

 

日本のひとが育てている葡萄で、

日本で作った葡萄で、その土地でできた葡萄で作る日本ワインは

輸入葡萄を使って日本で作るから日本ワイン、というものとは

まるで違うものだということ。

世界的に見ても特別に高価な農業コストをかけて作られる

「日本の酒」なのですよ、と。

だからこそ、でも、日本の風土から生まれた

日本料理にも合うワインになるのだと。

クオリティで勝負し、世界で通用するワインにしていこうとしている

その思いを伺い、そして、結果を出していらっしゃる姿に

なんだか誇らしいような気持ちになりました。

自信を持って、これが日本のワインです、と胸を張れるものが

続々と日本のワイナリーから生まれています。

大した舌を持ってるわけじゃないですが、

素人が飲んでも本当に美味しい。楽しい。うん。

 

コストが高いのは仕方ない。

努力はするけれど、

日本で作っているのだから、

海外生産のものと価格競争をするのは

やはりどうしても難しいです。

それは作り手の仕事に対する敬意でもあり

信頼関係を重ねながら仕事を続けていくためにも

高い技術を求めるのなら、ふさわしい対価は必然。

それでも、十分にお互いに無理をしているのも良く分かっていて。

 

だから、その価格でも欲しいと思っていただける

そういうものを作らなくては。

価格に見合った価値のあるものを作らなくては。

それは日本で物づくりをしているひとに共通の課題なのだなぁと

改めて感じました。

 

まだまだや。

まだまだ良くなる余地がいっぱいあるということやな。

わくわくするな。うん。

 

ささやかではありますが、

パルレシフォンの服づくりのことを書き続けて、

思いを伝えていくのだ!と

暑苦しいけど、それは大事なことなんだと

教えてもらった日となりました。

 

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そして、ぼんやりと頭の中にある思いを

パルレシフォンの服づくりの意味を、

きちんと言葉にすること。

随分時間がかかったのですけれど

ようやくそれが出来るような気がしています。

それについては、また後日。

 

さぁ、張り切って、

2週間楽しんでいただける、いいお店を作ろうと思います。

 

皆様にも、よい1日でありますように!

 

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コレクション

 

3月だというのに、

北国では雪が降っている様子。

寒い寒い毎日ですが、

陽射しは春を感じさせるから不思議。

 

シーズンなので、毎日更新されるコレクションの情報。

WWDのサイトなどで、すぐに見られるって本当に素敵!

パリコレ情報が毎日のように!

 

スクリーンショット 2016-03-12 14.14.25

 

メンズから始まり、プレフォールとか、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、ときてパリ。

各コレクションにより、色の濃い流れというのは

微妙に違ったりするのですが、

毎朝の新聞でさらりと見ているだけでも

少しずつ秋冬の空気感が感じられる気がします。

 

すごく好き、と思ったショットを切り抜いていると

色だったり、素材だったり、ディティールだったり

今自分は何が気になってるのかが、

浮き上がって見えてきます。

 

もちろん、クリエーションのレベルが違い過ぎるのですけれど、

たくさんたくさん見ること、感じることで

少しでもその空気感が自分の中に入るように、残るようにと

インターネットの恩恵に感謝しつつ

いろいろなメゾンのコレクションを堪能しています。

これは勉強でもありますが、

まぁ、趣味のようなものでもありまして。

鼻血が出るほど可愛い、と思いながら見る

このコレクションシーズンのわくわくはたまりません。

いつか、本物、見に行ってみたいなぁ。

 

 

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