Max

 

猫を保護する活動を

していらっしゃる方のところから

うちにやってきたときは

まだ子猫だったマックス。

 

ペットというものを飼うのも初めて。

その初めての猫は黒猫でした。

 

動物を飼うことも

猫を飼うことも

知らないことだらけだったけれど

ひとつひとつ、その都度その都度

一緒に経験して

マックスは母娘二人の家で

大事な家族になりました。

 

ひとりで毎日留守番させられるのは

嫌なんだよ!と猛烈にアピールされて

困り果てているところに

やってきたのが白猫キャスパーで

男の子同士なのに、

とても仲良しになってくれて

ほっと胸を撫で下ろしたのでした。

 

また家族が増えて、

気づけばマックスはいつの間にか

立派な大人の雄猫になっていました。

 

最高時には9kg近くあった大きな猫で

見た目は黒豹のようだったけれど、

気性は穏やかで、優しい猫。

 

娘が社会人になり

ひとり住まいになっても

ひとりじゃなかった。

猫たちがいてくれたから。

 

歳とともに、少しずつ体重も減ってきて

できることも減ってきたけれど

元気で、マイペースで、

甘えることがどんどん上手になって

横で眠ってくれるようになってました。

 

一緒に歳を重ねて

ちょうど、私と同じくらいの年齢になり

少なくともあと5年は

一緒にいられると思い込んでたよ。

 

昨日の夜、死んじゃった。

 

娘が帰ってくるまで頑張って

私たちが寝落ちするほど遅い時間でもなく

娘と一緒に看取ることができました。

 

最後は本当に本当に本当に

つらそうで、しんどそうで

ずっと眠れずに苦しんでる姿を見てたから

全部終わった時には少しほっとして

よく頑張ったね。

悲しいけれど、

もう逝って大丈夫よって。

 

娘と一緒に目が溶けるほど泣きました。

 

あまりにも急であっけなくて

でも、ちゃんと

最後に少し面倒をみさせてくれた。

 

生き物と暮らすことの

大変さも喜びも

全部マックスが教えてくれました。

 

誰かが待っててくれる家に帰るのは

嬉しいことだったよ。

いつもドアの前まで迎えにきてくれるのは

マックスだったよね。

 

マックスが食べなくなってから

餌のお皿がひとつになり

水の器もひとつになり

それも全然減らないの。

 

ほとんど全部君が食べて飲んでたんだね。

 

何を見てもまだ泣いてしまうけれど

生と死は、決まってて

ここでこんなふうに亡くなることは

決まってることだから

もっとああしてあげれば良かった

こうしてればなんて

考えなくてもいいんだよって

言ってくださった人がいて

その言葉に慰めてもらいました。

 

そういうのはね、

それぞれの考え方で捉え方で

正解も誤りもないんだろうと思う。

でも、少しでも楽になるなら

そういう風に考えていいとも思う。

 

もうひとつ、ペットを飼ってる人たちの

寓話みたいなもんだと思うけれど

自分が死んだ時に、

天国か何かの入り口に

彼らは迎えにきてくれるんだって。

そうか、また会えるのかって思うと

待っててねって思えて

少し楽になるから

これも、そんな風に思うことにします。

 

白猫のキャスパーは

ひとりっ子になっても

多分大丈夫なタイプだと思うけど

どうだろうね。

 

君はもう少し、長生きしてね。

一緒にもうしばらく

いてちょうだいねって

祈るような気持ちよ。

 

猫1匹。

 

人間じゃないから

亡くなったとも、

息を引き取ったとも

書くのは違う気がして

虹の橋を渡りましたという言い方も

背中がくすぐったくなってしまうから

死んじゃったとしか言えなかった。

 

うちに来てくれてありがとう。

会えて、一緒に暮らせて、

本当に嬉しくて楽しかったよ。

 

待っててね、マックス。

また会おうね。

 

 

白猫が尿管結石の症状を見せたので

キャンプに行こうか

と思っていた予定をキャンセル。

2日くらいはそばにいて

様子を見てないと怖いし

抗生物質の注射にも

通わなくてはいけないので。

 

そうしたら、次の朝、

今度は黒猫の後ろ足が動いてないことに

気がつきました。

猫も私もパニック。

動物病院に電話したら

先生がすぐに連れてくるようにと。

猫によくあることらしいのですが

下半身へ血を流す血管に

血栓が出来たのだろうということ。

血流を良くするお薬を

注射していただいたけれど

これで改善する子は1/3

2/3は、2、3日中に

亡くなるのですって。

 

何が起こったのか

頭がついていかないまま

休日で良かった、

出かけなくて良かったと

それだけを繰り返し考えて

半日過ごしました。

白猫が発症しなかったらと思うと

ぞっとして。

でも、だからだったのかどうか

なんだか不思議で。

 

最初のパニックと

ショックが少し落ち着いて

猫も私も対応しようと

し始めたところです。

上半身だけで動こうとする姿を見ては

涙が止まりません。

 

どうなるかなんて

本当にわからないけれど

とにかく今は一緒にいられる時間を

大事に過ごそうとしています。

頭がまとまらなくて支離滅裂ですね。

ご容赦ください。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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読書。

知性のための読書は昔から苦手でした。

娯楽のための読書は大好き。

読むべきとされている

純文学ものはあまり読んでいないから

読書家?と聞かれると、

いえいえ全然です すみません、という感じ。

 

でも、冊数でいくと

そこそこ読んでる方なんじゃないかな。

ミステリーや時代小説、

海外の法廷もの、

ジェフリー・アーチャーや

ダン・ブラウンの娯楽小説

食や暮らし関係のエッセイ

料理本もわたしにとっては大事な本。

 

そういうものを延々と

貪欲に読んでいると

海外ドラマを延々と見ているのと

あまり変わらない気がしてきます。

 

ほんの少し能動的で、

でも、そうか、頭の中のイメージは

自分だけの世界だから

そこが映像とは違うのか。

 

読書といえば聞こえがいいけれど

わたしの読書に限って言えば

快楽娯楽のために

時間を費やす行為としては

他の何かに比して高尚なわけでは

決してないように感じてます。

 

漫画を読んでても

小説を読んでても

映画を見てても

あまり変わらんのではないかと。

漫画も読むしね。

(ワンピースが途中で止まってて

追いつくのを楽しみにしてるのだ。)

 

Wifi がなくても

電源のあるなしを気にせずとも

いつでもどこでも開けるのが

本の嬉しいところだけれど

ハードカバーだと重くて

これは、家読み限定。

 

旅先だと読み終わった本は

途端に邪魔な荷物になるし

そのくせ読むものが足りないと

禁断症状が出たりして厄介。

 

だから出張や旅行には

数冊、軽めの本を持ち、

携帯と、充電器と充電池とを持って出て

どちらも使えるようにと

考えるようになりました。

 

旅先の本屋に入るのも楽しみのひとつ。

充実した棚のいい本屋さんを見つけると

驚くと共にすごく嬉しい気持ちになるし

つい、連れて帰ってしまう本にも出会う。

 

人生における価値観には

きっと計り知れない影響を受けています。

 

読むもの、見るものによって

人生を少しずつ変化させてきた自覚があって

その中でも本から受けた影響は

やはりかなり大きい。

 

だから、昨日より、今日よりも

少しでもいい自分になるために

本を探しているのかもしれないし

読んでるのかもしれないなと思ってます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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誕生日。

59歳になりました。

59歳か。(2回目 笑)

無意識にスルーしたかったのか

友達からのメールで誕生日ってことに

気づいた朝でした。

 

そのくせ朝からいろんな人に

今日誕生なの!ってアピールして

無理矢理おめでとうを言わせてます。

(もうやけくそよ)

 

59っていったい誰のこと?って

いつまでもそんなふうに感じるけれど

改めて、数字で見るとびっくり。

来年にはついに大台に。

(そして、還暦に。)

 

まあね、鏡を見ると

なんだか納得してしまうのも

悲しい限りです。

 

少し前までなら仕事も引退して

老後、と言われる年代。

 

そんな風に優雅に暮らせる人は

いったいどのくらいいらっしゃるのかしら。

(羨ましいぞ)

 

とはいえ、いつまで生きるかわからない中

平均寿命は87.57歳!

平均値ってことはですよ、

これより長生きの人が半分いるってことよ。

すごいよね。

 

ということはですよ、

まだ30年くらいは

生きる可能性が高いということ。

 

30年。

何する?どうする?

どうやって食べていく?

 

ずっと働いてきた人間には

やるべき仕事

いくべき場所がないと

果てしなく長い時間のように思われます。

 

働き方には少し自由度をプラスして

でも、やるべきことはあって欲しいし

それが、何かしら誰かの役に立つことで

あって欲しいと願います。

 

身体も頭もしゃんしゃんと動かして

仕事を続けること

外に出ていくこと

人と関わり続けることが

大事なことなんだろうな。

 

そういう場を作ること

そういう場に参加することを

意識してやっていこうというのは

最近考えるようになったこと。

 

寂しい、と思うのなら

仲良しに声をかけて

自分でそういう場を作ればいい。

 

誰かが呼んでくれるのを待ってても

しょうがないよ。

 

頼りになる、楽しい信頼関係は

努力して、どんどん自分で作っていくのだ。

 

なんてことが

59歳の誕生日に考えたこと。

 

来年の誕生日には赤いドレスでも着て

笑顔でお祝いができるといいな。

(それも自分主催か!? 笑)

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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手放すこと

 

連日事務所内の片付けをやっていて

古い資料や書類などと格闘しています。

ずっとこだわって抱えてきたものが

たくさんあるのです。

前の事務所から引っ越す時にも

ずいぶん処分した気になってたけど

まだまだいっぱいありました。

 

今回、なんだか不思議なくらい

執着がなくなっていて

これは捨てられないと思い込んでいたものを

捨てる、と決めることができています。

 

物理的に置く場所がなくなるというのが

大きく作用しているのだろうと思うのですが

先のことを考えるときに

過去の思い出に当たるものは

もうあまり重要ではないと感じているのです。

 

特に、自分ひとりにしか

価値のないようなものは

下手に残しておくと、何かあった時に、

後の人が途方に暮れるだろうと

容易に想像がつきますしね。

10年間ダンボールに入ったままだったものは

この先10年もそのままに違いないってことです。

中身はものではなく感傷という感情なんだね。

 

わたしは主に、これも、あれも、それも、

捨てるって決める係で、

マリさんが大活躍してくれています。

日に日にみるみる

物が減っていて気持ちいいくらい。

 

そして、何か重いものが端について

身体に巻きついてた紐が

少しずつほどけていくような

不思議な感覚に襲われています。

 

大事な物だったかもしれないけど

今のわたしには持ち重りがしてたことを

ようやく認めることができて

なんだかほっとしてるのです。

 

ずっと歩いてきた道が

今の自分を作ってるのは

間違いのないこと。

 

そこで見た景色とか

苦しかった出来事とか

楽しかった思い出とか

全部全部を荷車に乗せて押しながら

長い道を歩いてきたけれど、

全部を持って歩くことは

もう体力的にもできないから

そろそろ全部手放して

本当に必要な荷物だけをリュックに詰めて

それだけでまた歩き始めようか。

そんな気持ち。

 

ご覧いただいていると

お分かりになるかと思いますが

ガールズの商品は、この秋冬ものから

新規生産しておりません。

今までの在庫と、フォーマルの定番商品は

まだ販売を続けておりますが、

基本的には今後は展開を終了予定です。

 

レディスの商品も、

かなりアイテムを絞りながら

ゆっくりと企画生産をしています。

 

ブランドを大きくするとか

売上を大きく伸ばすとか

妄想や野望のようなものも

コロナとともに手放して

自分の出来ることを問い直しました。

 

大手アパレルの真似はできないし

大量生産もできない。

できることは、限られているけれど

上手にできるようになったことが

ないわけじゃない。

 

上質な素材で

きれいなシルエットで

ストレスなく難しくなく着られる服を

トレンドも少し取り入れながら

作っていくこと。

何か社会の役に立つことを

できるとしたら

やっぱりそれは

服を作ることに尽きるのかなと。

 

いろいろな大事なものを守りながら

いろいろなものと戦いながら

日々それでも笑顔で頑張っている

女性たちのために。

 

季節ごとに、何かしらを身にまといます。

できれば可愛く、感じよく、

素敵に見えると嬉しいし

毎日が少しでも楽しく楽に

過ごせる役に立ちますように。

 

そんなものを作っていけますようにと

また、明るく笑いながら喋りながら

歩いていこうと思っています。

 

近頃では、いろいろなお客様から

メッセージをいただくことも増えました。

本当に嬉しい、ありがたいことです。

心から御礼を申し上げます。

どうぞ、これからも、あんなのが欲しい

こんなのが欲しい、っていうご提案も含め

ただのおしゃべりでも

近況報告でも、なんでも

メールをいただけると嬉しいなと

思っております。

 

もっとパーソナルに繋がれる

ブランドになることも

できることなのかもなと思っております。

 

わたくしのメールアドレスは

yamada@pci-shop.co.jp

 

オフィス宛には

office@pci-shop.co.jp

 

お気軽に、お声、聞かせてくださいね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

今後とも、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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あったか小物

 

今日はまた小寒い。

お日様が差さないとこんな感じに

なってきたのね。

毎晩湯たんぽ入れて眠っていて

朝起きる時にはどんどん

お布団が名残惜しくなってくる季節。

 

10月半ば。

まだ、長袖Tシャツ1枚で過ごせるけれど

帰り道のために、はおりも1枚持ってます。

 

夏ワンピや袖なしアイテムは

洗濯して片付けるコーナーに移動。

少しずつ毎朝選別して、

洗濯のたびに少しずつ洗います。

ゆっくりでも丁寧に、を

今シーズンのテーマにして、

衣替えは焦らずにやっていく予定。

 

あったか小物が入荷してます。

もこもこエコファーの

バッグちびマフラー

黒バージョンを自分用にキープ。

 

 

このマフラーとバッグ。

巻きやすいサイズ感のマフラーと

 

 

大事なものだけ入れて動けるサイズの

可愛いバッグ。

 

 

軽くて愛らしいし、

お値段の割には

意外と上質感があって嬉しい。

バッグはアクセントになる

可愛いアニマルと、

マフラーは顔元が明るくなるグレイと

悩んだのですが、

結局いつものように真っ黒くろすけ。

ま、いいっか。

 

星のついた白いバッグも

可愛いのよ。

 

 

こういう小物があるだけで

寒くなるのも少し楽しみです。

 

ご一緒にいかがですか?

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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暮らしの変化

 

穏やかな日差しが戻ってきたと思うと

暑い。笑

 

3連休も終わっちゃった。

最終日は家の中の整理や片付けを

ゆるゆるとやってました。

まだまだ終わらないけどね。

 

何度も書いていますが

仕事部屋を作ろうとしてるのです。

 

入っていたものを別の場所に

別の場所に入っていたものを

また別の場所に移動できるか

できないか。

 

撮影のできるスペースまで

どうにかしようとすると

画角に入って邪魔なものは

出来るだけ排除したいけど

できるのかな?って思いながら。

 

一箇所ずつパズルのように

ずらしていきます。

キッチンも、他の戸棚も

かなりスカスカになってたので

少し加えてもま、入りますか、

という感じですが、

スカスカは気持ち良かったから

ちょっと残念でもあります。

 

でも納戸&クローゼットとして

使ってた一部屋分のものや服。

なかなかのボリュームです。

ちょっと無理かも と思いながら

諦めずに考えます。

 

こうして、暮らしを変えようとすると

新たな工夫が必要となり

こうしたらどうだろう、

ああしたら、どうかしらと

知恵を絞ることになります。

 

これがね、いいみたい。

新たな進化につながる発見が

(すごーい大げさ 笑)

いろいろ出てきます。

楽しいの。

 

ケースで買ってたビールと炭酸は

しばらく諦めましょうと決めました。

快適に暮らすためには

残念ですが

置き場所が確保できません。

ビールは缶で買えばいいし

炭酸は soda stream が

ガスボトルを回収をしてくれるのに気づき

これがいいのではないかと。

ね、考え方って変化していくのね。

 

そして、もう少し

ものを減らそうという方向に

意識が向いていくのも感じます。

色々、疲れちゃって

減らすのは一旦お休みしてたけど

また大幅に暮らしを見直す必要ができて

少し前向きになってきました。

 

減らしたくないものは

減らさなくてもいい。

減らせるなら減らせばいい。

その辺りをストイックにやりすぎると

悲しくなってしまうことを学習。

別にミニマリストになる必要は

どこにもないんだからね。

 

お客様をお迎えしても

恥ずかしくないようにっていうのも

少し意識してますが

自然体でできるところまででないと

続かないのもわかってるから

できる範囲で。

それでもきっと、今までよりも

きれいをキープできるように

なるのではないかなと思います。

ひとり暮らしだとより一層

人の目って大事なんだな。

 

家で過ごす時間が増えるのも

実はとても嬉しく楽しみなことで

事務所がなくなる寂しさもありながら

そこはもう超えて、

変化の楽しみの方が大きくなってきてます。

通う場所も、あるわけだし。

 

車の運転が疎かにならないように、

週に最低でも3、4回は

車に乗って出かけるとか

週に最低でも2回は

1時間程度のウォーキングをするとか

今まで自然にやっていたことを

これからは意識して

していかなくちゃいけないのも

今のところは、楽しみにしています。

 

事務所があったあたりには

大好きなスーパーも、

図書館も、そう、ランドリーもあるから

ちょこちょこ通うのは

きっと続けるだろうと思います。

 

事務所の片付けの方が実は大変。

23年分の資料やモノ。

前回の引っ越し時に棚上げした

あれやこれやと向き合わねば。

もう、時間があまりない。

日常業務と並行しながら

がしがしやっていかねば!

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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映画。

 

ほぼ、全く何の予備知識もなく

「かもめ食堂」の荻上直子さんの

監督作品であることを知り

出ている人が好きな人たちだ、と

たまたま朝日新聞で全面広告を見て

たまたま二子玉でもやっていて

気になってた

「川っペリムコリッタ」という

映画を観てきました。

 

とってもとってもよかったの。

 

ほぼ深刻なことは何も起こらない

ほのぼのとした映画かと

勝手に思い込んでたけれど

違いました。

 

ほぼ深刻なことは何も起こらないけれど

登場人物それぞれの抱えるものは

思っていたよりもう少し心に重く

湧く感情は複雑で、

うん。

いい映画を観ました。

 

松山ケンイチ君、いい役者さんだなぁ

ムロツヨシさん、他に替えのきかない

役者さんになりつつあるなぁ

なんてことを思いつつ

飯島直子さん監修の

料理シーンがまた、

ささやかなんだけど

本当に、美味しそう。

また、松山君とムロさんが

美味しそうに食べるんだなこれが。

 

家に帰って白いご飯を

炊きたくなりました。

 

どのくらいのサイズの器に

どんな風にどんな量を盛って

そういうことも、

「美味しそう」の目には

大事なことなのね、とふわりと

空気を含んだように見える白いご飯を

食べたくなって

明太子を買って帰りました。

(明太子は出てこないんだが)

 

上映中の映画を調べると

24本 x 15ページもあって

そんな中から観たいと思う映画を

選ぶのも一苦労。

だから積極的に探すことは

ほぼしないけれど

映画館で出会う予告編とか

新聞広告とか雑誌の映画コーナーとか

テレビやラジオの紹介コーナーとか

そういうところで気になったものが

次の映画、となっています。

出会ったものを観る、で

今のところ問題ない。

 

映画館も、街も、駐車場も、道路も

人でいっぱい。

すっかり戻ってることに安堵して

同時に、空いてた頃の快適さも思い

左右に人がいるシートって

こんな感じだったか と

ちょっと窮屈な気持ちで座ってました。

 

蔦屋書店で有元先生の新刊と

キャンプ用のシェラカップを手に入れて

ささやかなお買い物も嬉しい日曜日。

明日もお休みで嬉しいし。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

雨が降り出しましたね。

あと1日、いい休日でありますように。

 

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日々。

 

あまりに寒くて、

冬布団を引っ張り出し、

そうだ!と湯たんぽにお湯を入れて

抱えて眠りました。

寒いのはつらいけれど

暖かいのは幸せ。

湯たんぽのある布団の上には

なぜ察知するのか謎ですが

猫が2匹、譲り合って乗っかるのも

愛らしくて愛おしい。

冬が来るんだなぁ。

 

先週、何日もかけて

おでんを仕込んだのです。

冷やしおでんというのを聞いて

やってみたくなって。

ようやく、食べられるかなって

いうところで、この寒さ。

冷やして食べるのは、

別に出汁に漬けておいた

湯むきトマトと茹でたオクラだけで

後は暖かいのをいただいてます。

 

しっかり濃いめの出汁をとり

少し強めに味付けして

鰹節をすり鉢で擦った鰹粉も

最後に加えて食べると、

確かにトマトもオクラも美味しくて

来年、気温が上がったら

またやってみようと思います。

 

 

こんにゃくはあくぬき、

大根も下茹で、

全部に下拵えが必要で、

時間のかかる作業だったけれど

全部が楽しかった。

2日くらいかけて、

沸騰しないギリギリのところで

ゆらゆらじっくり煮込みました。

いい染み具合でしょう?

大根が最高です。

 

新しいことを試してみようと思うと

ささやかな毎日の料理でも

スーパーでのお買い物からして

すごく嬉しくて楽しい。

 

食べることは毎日のことで

1日に3回もあるからね

雑になろうと思うと

どこまでも雑になれるし、

それもあっていいこと。

 

でも、それを楽しめると

普通の毎日が妙に充実することを

しみじみと感じています。

 

暮らすことはすべからく

そういうことなんだなろうな。

日々の家事も、

身に纏い、過ごす服も

食べる食事も。

生きていくこと。

働くこととは別の、衣食住。

 

丁寧に、楽しもうと思うと

どこまでも奥が深くて

雑に扱うことも簡単。

 

洋服に関しては、

「気に入る」という段階がまずあり、

そこには 似合う とか

着心地がいい とか

いろいろな要素があるのですが

着て、お洗濯をして、

乾いたものをまた着るというサイクルも

難しくなく、気持ちよく出来ることが

思っている以上に大事なんだなぁと

ますます感じています。

わたしはもう、Tシャツですら

アイロンをかけずに着て出るのに

抵抗が出てきてしまった。

ピシッとなってると

本当に気持ちいいから。

 

仕事場を自宅に移すことで

今まで贅沢に使っていた空間を

少し縮める必要が出てきて、

それもじゃ、どうしようか、と

考えるのがまた楽しい。

 

毎日の些細で雑多で面倒な

”しなくちゃいけないこと”を

いかに楽しくやっていけるか。

ここから先の長い時間は

それを命題にしていこうって

今そんなことを考えてます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

今日は晴れましたね。よかった。

 

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寒い!

 

まぁまぁ急に寒くなったこと。

本当に。

今、窓の外は嵐のようです。

(こんなに降るって言ってたっけ? )

 

ウェブショップでは、

冬が来るよセールをスタートしたので

どうぞ、役に立つものあるか

探してみてくださいね。

雨にも強いコートなども

お出ししております。

 

さて、今日のインスタライブは、

先日ご紹介した通り、

WACRA の赤松社長とお届けしました。

商品、ブランド、素材の魅力を

熱く熱く語っていただいたので

ぜひ、ご覧いただければと思います。

 

とても、素敵な商品ですので

よろしければ、ぜひご検討くださいませ。

近いうちに、弊社のウェブショップ内に

WACRAページを作り、

詳しくご紹介したいと思っております。

 

いろいろなことの意味が

コロナ期間を経て、

大きく変わりました。

人間関係も、生きていくことも

見つめ直さざるを得なかった。

そんな中で

服を着ることに関しても

はっきりと意識が変化したと

自分ですら感じます。

 

自分が幸せでいるために

着るものも選ぶようになりました。

 

一人でいる時も

誰かに会う時も

どこかにいく時も

自分が嬉しく、居心地良く

いられるものを着るのだと

意思を持つようになりました。

 

華やかな場所で気後れせず、

自然に華やかさを出せるように

そういうシーンもあれば

アウトドアで泥だらけになっても

その時間を楽しめるものを着ているように

そういうシーンもあり

自分が行きたいと思った場所で

自然に笑顔でいられるような

そんなものを着ていることが

大事なことになりました。

 

どう見えるか ではなく

どんな自分でありたいか。

 

そういう中で、

大人の女性の暮らしに

役立ちそうなものを

考えて形にしていきながら

今回のように、素敵なものに出会ったら

ご紹介していくのもまた

楽しく広がることだよね、と

考える機会をいただきました。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

それにしてもひどい雨。

帰ることを考えると憂鬱になります。

 

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