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日々コーデとスリムパンツ

 

コロナ。

すごいことになっているようです。

今回は全国各地で。

 

東京も増えてますが、

嬉しくなって浮かれて遊ぶと

こういうことになるよ、と

ひと足先に他府県に見せられて

ちょっとびびって、

今回は東京ちょっとマシかも と思うのは

甘いのかな。やっぱり。

 

少しね、大丈夫なような気持ちに

なってたかもなぁ。

菌を持っていかなきゃ

いいんだよね、というのと

出かけた先でかかるかも、というのは

やっぱりなんか違う気もする。

 

引きこもってゴールデンウィークを

楽しむ作戦を立てなくてはでしょうかね。

あーーーーー。コロナめーーーーー。

 

とはいえ、日々の暮らしは続きます。

少しは上手になった

気持ちの対処の仕方とか

そのあたりにもまた磨きをかけて

粛々と参りましょうね。笑

 

 

今週はずっと

パンツについて考えています。

スカートは可愛くて

気持ちが上がるものですが

実用的、という意味では

パンツに軍配が上がります。

街を行く女性を見ても、

パンツをお召しの方の方が

比較的多いのですよね。

 

毎日着る服を考える時に、

ボトムが変化していくことで

日々のコーディネートに

少しずつ変化をつけられると

思うようになっています。

同じものばかり着てる、と

自分で感じて嫌になっちゃうのを防ぐ

という意味でも、

気に入ったボトムをまずは選び、

日々変化させていくのは

なかなかおすすめです。

 

そこにサロペットタイプのものや

ワンピースを混ぜていく。

スカートとパンツを片寄らないように

配分していくと考えると

少しは悩みが軽減されます。

 

弊社の2大人気パンツは

STELLA(春夏)/STACIA(秋冬)の

スリムパンツと

VIVIEN ワイドパンツ。

 

実のところスリムパンツに関しては

スキニーデニムなどをはくことが多く

そんなに自分では愛用していなかったのですが

この秋冬に目覚めました。

やっと人気の理由を理解したのですよ。

 

 

デニムは、元気な時にはいいんだけど

やっぱり圧迫感が強くて疲れる。

そして、足の形が出やすいから

ちょっと太ったりするとすぐに

シルエットが変わっちゃう。

お腹周りもキツくなってしんどい。

それでも、カットソーのパンツと違う

布帛特有の素材感にこだわって

はき続けておりました。

 

この冬、たまたま

STACIA の一番大きなサイズを

はいてみて、あれ?よくない?これ?と

今更のように気づいてしまった。

今まではひとつ下の

LADY M サイズをはいてたのですが

私にはひとつ上のサイズの方が合ってたみたい。

死ぬほど楽ちんだし、暖かいし。

それに、シルエット、このサイズだと

思うようなラインが出るじゃないか。

 

 

ということは、

もうひとサイズ大きなサイズが

あってもいいはずってことだよね。

(Saya がもう少しきれいに

はけるサイズがあってもいいよね。笑)

 

とにかく、身体が楽。

そして、シルエットが絶妙にきれいに出る。

足の形は思うほど出ない。

けど、1日はくとやっぱり膝は出る、とか

はきながら色々検証して

お腹周りはやっぱり出せないというか

普通の人は出さないようにしようねって

そういうことも、着こなしのコツとして

お伝えしていこうと思ったり。

 

まだ、冬用の素材で

東京の4月は大丈夫ぽい。

 

これに関しては、

ほっそりとしたお嬢様もしくは

スーパーモデル並みの

スタイルをお持ちの方以外は

「お腹周りが隠れるトップス」を

合わせるのが必須なので

そういうアイテムを

もうちょっと強化したい

気持ちになっています。

 

ありがちなスタイリングですが

これは、なくならないな。

いつまでこの流れは、と思ってたけど

もうずいぶん前からこういうスタイルは

続いていて、なくなりません。

自分でも好きでやってるんだし

 

それでも、腰が隠れる長さに

膝丈のワンピースや、

今年はかなり長いスカート、

ワンピースにパンツを重ねるという

スタイリングも散見されて

ますます着こなしの自由度は上がりつつ

その中にも、今の空気感は確かにあるので

その辺りの塩梅には気をつけながら

ご提案していけるといいな。

 

家の中や近所で着るにも

すごくいいと思うので

今年はことに、そういう用途のものを

もう少し増やしてもいいかも。

間に合うかななんて考えております。

 

どういう形がいいかなと思案しつつ

それぞれのキーアイテムに関しては

販売するページとは別に

丁寧で詳しい解説付きの

ご提案ページを作りたいものだと

考えたりしております。

 

さて、キャラ設定に悩むサチコの

気まぐれセール

 

 

マリさんもサチコも、

タイミングよく、その季節、その時期に

欲しいもの必要なものを

上手にピックアップしてくれていて

いつもさすがやねー と感心しています。

今週は気持ちが華やぐ

リバティプリントのアイテムなどが

集められています。

ぜひ覗いてみてくださいね。

 

ついつい、文章の方に気を取られて

何が特集だったかうっかりしちゃう。

いっけない いけない。笑。

サチコも普通に本物キャラに近い感じで

きっと大丈夫と思う。

 

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

変則との戦い方

 

今日の東京は雨。

どしゃどしゃと気持ちいいくらい

降っています。

 

ベランダから見える欅は

ある日突然緑の葉におおわれて

若葉をどんどん伸ばしています。

この期間は樹液も降るし、

何か葉が出る前に被っていたものなのか

小さな茶色いものがさらりさらりと

降り続ける時期です。

掃除が意外と大変。

 

雨が降ると、掃除はひと休み。

でも、はいてもはいても何かが降り落ち

続けなくては一瞬たりとも

きれいにならないし

放置するとひたすら汚れていきます。

身につけようとしている習慣は

すべからく、そういうものかもな、と

雨に濡れるベランダを見ながら

思ってました。

 

週末に出かけたことで

あらゆることがなんだかズレてしまい

うまくルーティンを戻せずにいます。

今朝もキッチンを片付ける時間がなくて

そのままにして出てきてしまった。

 

帰っても、キッチンが汚れているのを

片付けてからでないと

ご飯が作れない。やれやれ。

 

ルーティンというのは

面白みのないものだけど

やり方を考えて考えて

改良を続け、毎日重ねていることは

いろんなことの大事な基本なのだと

実感するようになっています。

 

そして、疲れていると、出来ないね

ということも学習しました。

 

スパルタ精神論でどうにかするのは

悲しくなる時点で間違ってる(私的に)。

たかが家事くらいのことで

悲しくなんてなってられませんって。

気持ちよく楽しくできる自分の方法を

探し続けるのだ。

 

へとへとで帰ってきた日曜日は

何もできませんでした。

荷物を片付けるのも、

諦めて放置しました。

お風呂に入っただけで

褒めて欲しいくらいの気持ちで

早めに眠ったけれど

まだ月曜日には

疲労感がズーンと残ってて

普通に仕事に行って、1日働くだけで

いっぱいいっぱい。

 

洗濯と着物を干すことだけは

朝に頑張りましたが

夜はまた早く眠ることに。

 

2日ゆっくり眠って

火曜日には復活しました。

復活すると、あら、

普通に動けるのね。

 

疲れている時には、

素直にたくさん眠ること

これを鉄則にしようと思いました。

 

しばらく動いてなかったからか

一泊二日の旅行でも

疲れ方が半端ない気がします。

 

もう水曜日なのに

いろんなことが

後手後手になっていて、

間に合わないものがこぼれてますが

朝のルーティンはほぼ戻り、

家の中もどうにか整ってきました。

 

なかなかね、理想的な1日なんて

送れるものじゃないけれど

近づいていこうと努力することは

諦めちゃいけないな。

「週末に出かけた時の戻し方」とか

「いつもと違う動きをしたときの戻し方」とか

そういうのがかなり重要だな、と

実感してます。

 

こつこつと積み上げたものが

一気に崩れる可能性があるタイミング。

しばらくやらずにいたことは

しない、ということが容易くて

とても魅力的に見えてしまう。

 

将来的に良いものをもたらす習慣ほど

現在にかかる負荷が大きく

(毎日のランニング)

将来的に悪いものをもたらす習慣ほど

現在においては魅力的。

(ストレスによる甘いもののドカ食い)

 

James Clear 氏は ATOMIC HABITS の中で

2日は休まないようにする、というルールが

とても重要とおっしゃってました。

 

3日目には、しない、という新しい習慣が

作られ始めると。なるほど。

 

2日も3日も、もっとでも

休んじゃう時も正直あるけれど

私はとにかく、やめないこと

休んでたことはなかったかのように

また始めることをやめないようにと

それは心がけようと思っています。

 

そして、どうしてもうまく続かないことは

自分がダメなんじゃなくて

やり方が悪いのだと

考えるようになりました。

違うタイミングを考える

違うやり方を考える

そもそもそれが必要な習慣なのかも考える。

自分にとっては必要だ、と

理性的な頭の時に強く思うのであれば、

それをうまく習慣とするための

ありとあらゆる作戦を立てて

試していくしかないのですよね。

 

失敗がなければ、経験値は厚くならないと

今回の崩れたルーティンを振り返りながら

ダメダメな自分を責めるのでなく

ようやく前向きな気持ちになれてきた。

こうやって書くことには

いろんな作用があるってことです。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

こうして雨が降り、

少しずつ気温が上がっていき

初夏がやってきますね。

テレビを見て、ドラマを見て

音楽を聴き、ラジオを聴き、

勉強したり考えたり、手を動かしたり。

どれだけ自分を進化させられるか

自粛期間はそんな時間にしていこう。

 

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

洋服屋の役目

 

今回の旅は、

中高年女性がほとんどに、

少し若い女性という構成の旅でした。

よく知ってる方々も

そうでない方々もいらっしゃいます。

皆さんの旅の装いを拝見していて

アパレルという商いの中でできる

私たちの役割というものを

ずっと考えていました。

 

もれなく、和装は映えます。

それは間違いない。

男性でも女性でも

日本人には本当によく映える。

特にほとんどの中高年には、

最強と言っていい装いと思います。

 

どこに行っても注目されるし

大事にされるし

これは可能であれば

ワードローブの最終兵器として

絶対にあり、と

小さいとはいえアパレルの人間が

それ言うか!?と思いつつ

本気でおすすめさせていただきます。

 

とはいえ、日常的に和装を

お召しになっている方は

こんなテーマの旅でもまだ少数。

そういう方々も、

いろんな理由で和装が厳しい時には

もちろん洋装で過ごされています。

 

和装が最強に見えるのは、

洋装がやっぱり難しいから。

年齢を重ねている中高年には

殊更に難しいのだということを

改めて旅の間中考えていました。

 

男性は、まだ、スーツを着ていると

そこそこ様になりますよね。

そう思うと、「着る」ことに対して

ある程度のルールというか型というか

そういうものがある方が

しっかり正しくかっこ良く

装いやすいのかもしれないなと思います。

男性の和装も

惚れ惚れとするくらい素敵ですもの。

 

ただ、男性も、スーツを脱ぐと

途端にあらー、となる人が

結構多いのですよね。

カジュアルでかっこいいのは

なかなかハードルが高い。

 

なぜ難しいのか、というのを

ちょっと考えてみました。

 

若いうちは、何を着てても

どんな格好をしてても

それなりに可愛いしかっこいい。

 

若さの勢いで、なんとなく様になる。

数日前のブログにも書きましたが

洋服を「着る」ということには

さほど約束事もなく、

自由に着ることが

社会的にも認識されてて

練習せずにたやすく着られるから。

 

「着物警察」みたいな人も

洋服にはいませんからね。

(電車の中で帯結びがおかしいと

指摘されたりしたら泣くと思う。

リアルにいらっしゃるそうです。

怖すぎる。)

 

若い勢いのそのままで

年だけ重ねると

洋服を着るということに対して

あまり深く考えず練習せずに

過ごしてしまうことになります。

 

毎日毎日のことなのに

毎日毎日のことだから

忙しいのにそんなことに

いちいちこだわってなんていられない。

そういう方も多いのかもしれません。

 

おしゃれが好き!という人は

誰に言われなくても鏡の前で

自分に似合うものや

自分が好きなものを

ああでもないこうでもないと

それこそ子供の頃から

取っ替え引っ替えやってるもんです。

そういう人は歳を重ねようが

どんな状況だろうが変わらず

ジタバタと鏡の前でやってるし

納得のいくポイントが独自にあるので

アドバイスなどきっと無用なのです。

 

こんなん、どう?いいでしょ?って

おすすめして、気に入ってくだされば

うんうん、いいやん、でご自分なりに

素敵に着こなしてくださいます。

 

ファッションに

興味はあまりないのよね、という方や

よく分からないわ、という方が

迷われているのかもしれないと

ちょっと思い始めています。

 

毎日のことではありますけれど

あまり興味がない、

あまり得意ではない、という場合

若さでどうにかなっていた部分が

歳を重ねると、

どうにもならなくなっていきます。

 

若い頃と同じ服は似合わないけれど

他にどうすればいいのか

よく分からなくて、

自分の年齢の女性ならこんな感じと

言われる店や

言われるものを選んでいる

もしくは、若い頃に好きだった

似合うと思われた服を

変わらずに選んでいる。

 

それで、別に問題ないなら

口出しする必要もなく、いいんです。

でも、ほんと、

どうしたらいいか悩んでるの、という方に

何か答えを届けられるなら

それができるといいな と

そんなことを考え始めました。

 

私は社会を動かすようなことはできないし

さほど頭がいいわけでもないし

大きな企業でバリバリと

部下を動かすようなこともできないけれど

 

美人でもスタイルいいわけでもない自分を

少しでも良く見せるにはどうすればいいか

 

これに関してだけはずっとずっと

頑張ってきました。

何せコンプレックスの塊でしたからね。

頑張っても綺麗な顔にはならないし

顔はどうやったって小さくもならない

頑張っても足はまっすぐにも長くもならない

鏡の中の自分と戦い続けてきました。

 

そして、洋服屋になってから

大人の女性のための服を

作り始めてからは

着て、こなさなくちゃ

いけないものじゃなくて

難しくなく、着るだけで

それなりに決まる服を作ることにも

時間をかけて取り組んできました。

 

背が低い、背が高い、

細すぎる、ぽっちゃりしてる

バストがありすぎる、なさすぎるなど

お客様それぞれのお声も

たくさん伺ってきて

できるだけいろんな体型の人に

きれいに着ていただけるものをと

考えるようになってきています。

 

ここをね、もっとね、

わかりやすく、手に取りやすく、

着心地よく、

これ着ると素敵に見えるやん、

これとこれ着るとなんかいいやん を

作っていけるといいなぁと

改めて思い始めています。

 

そんなん、大きなお世話です。

好きにさせといて、と

言われるかもしれんけど

どうしたらいい?っていう人に

こうしてみよか?と言えるブランドに

なっていけたらいいな。

そんなことを考え始めました。

 

理想は描けても

実際に形にするのは難しいぞ。

さて、さて、何を作り、届けていくのか

また今日も頭と手を

どんどん動かしていこうと思います。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

月曜日に。

 

久しぶりに違う土地の空気を吸い

会いたかった人に会い、

たくさん話して、

たくさん笑って、泣いて

楽しかったなぁ。本当に。

余韻に浸っております。

 

人間には、ほんと、

こういう時間が必要なんだ。

 

コロナのせいでできなくなっている

たくさんのことごとは

我慢しろ、と言われれば

できないことではない。

 

できるだけ家に閉じこもって

どこにも行かずに

できるだけ誰にも会わずに過ごせって

できますよ。そりゃまぁ。

 

食べて眠れて

身体を守るものを着て

雨風をしのげる所に住んで

それだけでも、もちろん

とてもありがたいこと。

 

でも、

どんなところにいて

どんな状況でも

何かしら楽しみを探すのが

人間というもの。

 

「自粛」にも慣れていき

できることの中で

楽しみを見つけるように

していたわけですが

外に出る、人に会う楽しさは

思い出すとまた、

桁違いに楽しいものでした。

 

東京などではまた今日から

まん延防止等重点措置 というものが

適用されるとのこと。

しょうがないけれど

重苦しい気持ちになります。

 

小池知事曰く

スーパーなどへの

買い物以外は出かけるな

ということのようです。

緊急事態宣言とどこが違うのかも

調べてみても微妙。

 

それはしょうがないにしても

早くワクチンどうにかしろよ!

というのがおそらく

国民みんなの心の声です。

 

日本はまだ1%以下とか。

激しく疑問よね。ほんと。

我慢ばっかりさせるけど

これはどうしてこうなってるのか

具体的な説明をしてほしい。

 

周りくどい自分を正当化するための

言い訳や理屈を並べた説明じゃなくて

すみません、ワクチンゲットするのに

こんな風に失敗したんですっていう

説明を聞いてみたいもんですよね。ほんと。

そういうことができるようなら

政治も政治家もちょっとは見直すのに。

 

そんな中での、松山君のマスターズ。

昨日もホテルの部屋で見てたのですが

今朝も朝からドキドキハラハラ。

胸が熱くなりました。

スポーツも、やっぱりいいなぁ。

この晴れやかな瞬間の後ろに

どれだけの努力を重ねてこられたのか。

それはマスターズ優勝を目指す

全ての選手が同じはず。

そこで勝つことのすごさ。

 

解説の中嶋さんが

泣き出して話せなくなって

聞いてるこっちももらい泣きでした。

(昨日からずっと泣いてるぞ。笑)

 

こんなニュースに

少し明るい気持ちに

させてもらって

普通の毎日の暮らしの中に

楽しみを見つけながら

目の前のことをやっていく

そういう日々はまだまだ続きそうです。

 

でも、そんな日々の中で学んだことも

間違いなくたくさんあるから

愚痴ばかりいうのはやめて

また前向いて

今日も明日も歩いていきましょう。

 

今回の旅は、

それぞれがソロで、

でも、仲間で、という旅でした。

 

食事時間やその他の時間、

移動の時間には

一緒に過ごす友がいて楽しい。

でも

新幹線も同じ列車で同じ車両でも

別々に座って、それぞれに過ごし

美味しいものが回ってきたり

困りごとは相談したり。

夜はそれぞれに一人部屋で

自分のペースでリラックスできる。

楽しく、気を使わず、孤独じゃない

距離感が絶妙でほんとに楽な旅でした。

こういうの、いいな。

 

旅行、というと

一人で行くのか!?問題が

つきまとうから

ま、それもいいんだけど

誰かと一緒に出かけられるのも

こういうのならいいなって

思って帰ってきました。

 

とにもかくにも、

ワクチン接種が始まりましたもの。

まずは、私たちの親世代の、

高齢者の方々から。

安心して楽しみや普通の日々を

少しでも取り戻されますように。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

気仙沼

 

気仙沼です。

 

 

この穏やかな海が一変した日から10年。

壮絶な日々を超えて

夢を叶えられた和江さんの

新社屋も、そしてお祝いの会も

素晴らしかった。

 

 

繊維産業を象徴するノコギリ屋根。

安定した採光が可能なこの屋根には

太陽光パネルが嵌め込まれ

この真下にある縫製場には

自然光が降り注いでいました。

空がいつでも見えるという

明るく素晴らしい空間。

スタッフの皆さんの笑顔と

どこもかしこも全部見てくださいと

誇らしく嬉しそうな様子が印象的でした。

 

スマホ持っていくの忘れて

社屋の写真はバスの中から撮った

この1枚だけ。(だめじゃんね)

 

事務所、配送センター

倉庫、店舗、

お茶を飲んだり食事を取ったりする

「笑顔の集会所」と名付けられた場所。

ここにいずれはカフェを作りたいと

おっしゃっていました。

いろんな夢がここからまた始まるのだな。

 

着物を

「やさしく たのしく おもしろく」

というぶれない思い

社員さんたちを大事に、

厳しくも楽しく職場を作ること

雇用を作り、人を集める場所を作り

気仙沼という場所を盛り上げて

地域に貢献するということ

 

買い手よし

売り手よし

地域よし

 

その思いが貫かれていることに

肌で触れることができるような時間でした。

もうね、お祝いの会の間中は

涙ぐみっぱなし。笑

 

 

ホテルに入る前に

気仙沼市復興祈念公園というところに

連れて行っていただきました。

気仙沼の海が一望できる高台にあり

犠牲になられた方々の

名前が刻まれている場所。

青い海と青い空が眩しかった。

 

そして、今日は

東日本大震災遺構・伝承館と

いうところにも。

 

当時の映像を見ると

ここでも涙が止まりません。

残された方々の

ドキュメンタリーなど拝見すると

涙腺が崩壊します。

改めて、すごい災害だったのだと

本当に。

ここの皆さんはいろんなことを

超えて来られたのだな。

 

そういう土地に

ご縁が出来ました。

また、今度はゆっくり

遊びに来させていただこうと思います。

 

久しぶりに温泉につかり

美味しい食事をいただき

さまざまな刺激を受けた二日間でした。

いろんなご縁に感謝だな。

 

どうにか自力で着られました。笑

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

つながること

 

たかはしきもの工房の

高橋和江さんに会いに行くのに

これ聞いてないとあかんやろ、と

ずっと懸案になってたのを

昨日聞きました。

stand.fm で聞けるオトハルラジオの

高橋和江さんの会2回分。

 

震災直後の話から

10年後の今

描いていた夢を形にした話まで

涙なくしては聞けません。

 

昨日は歩き通勤の日だったので

帰り道にずっと聞いてて

バスの中で泣いてしまった。

 

少し先を歩いてくださってる

女性経営者としての和江さんも

とても尊敬しているのですけれど

比べられるレベルではないけれど

商売人として心に刻みたいことが

たくさん聞けました。

(よろしければ、どうぞ

聞いてみてくださいませね。)

 

というようなことを

昨日の Facebook に書いたのですが

そもそも和江さんと

知り合ったきっかけを考え始めて

すごいところまで繋がってることに

気づいてしまいました。

 

和江さんに初めて会ったのは

オトハル主催の浴衣着付け教室。

オトハルのイベントに

参加するようになったのは

元ベネッセの名物プロデューサー

三好洋子さんに

お声がけいただいたから。

 

三好さんと知り合ったきっかけは

友人夫婦を通して。

 

その友人たちは

Bluebear という編集プロダクションを

お二人で運営されているのですが

当時請け負われていた

ベネッセの食材宅配事業の

レシピブックを作るという案件で

イラストを描く仕事を

させていただくことになり

(パルレシフォンだけでは

食べていけなかった頃です。)

そこで初めて三好さんと一緒に

お仕事させていただいたのでした。

 

Bluebear の小栗夫妻と知り合ったのは

娘のバレエ教室に

彼らの息子さんが入って来られたから。

初めてで戸惑ってた

同い年のかっこいい男の子の手を

娘が取って、教室に入っていったという

愛らしいエピソードが残っています。

当時4歳だった彼ら。

 

そう思うと、四半世紀の

おつきあいになるのですね。

うわぁ。

 

小栗夫妻のおかげで

猫を飼う という人生になったし

今住んでいる大好きな家にも

巡り合いました。

今一人で歳とりながらも

安心して暮らしていられるのは

スープの冷めない距離に

彼ら家族がいらっしゃることが

とても大きいのです。

 

彼らを通して出会った人で

大事な友人になっている人たちが

三好さん以外にも何人もいます。

 

離婚直後で不安いっぱいだった

私たち親子に、自然体で接してくださり

心をかけてくださる存在の

どれほどありがたかったことか。

 

仕事をして生きていく女性としての

おおくにあきこさん(小栗夫婦妻)の

姿勢や考え方、働き方

夫婦の在り方に対しても

大きな刺激を受けました。

みんなそれぞれがいいと思う形で

いいよねって

受け止めていただいたような

時期でした。

 

政治・経済・ジェンダー・

映画・小説・漫画・スポーツ

ありとあらゆることが食卓の話題になり

子供たちも自然に自分の考えを持ち

それについてお互いに討論する

そんな家庭の様子に

今も驚嘆しっぱなしです。

現在おおくにさんは主に

ウォールアートフェスティバル

統括ディレクターとして

活躍なさっています。

 

そして、父親が急にいなくなった娘を

いつもニコニコと支えてくださった

小栗氏には感謝しかありません。

本当に。

働くということ

暮らすということ

自分の力を肯定すること

人生を楽しむこと。

その存在のあり方で、

たくさんのことを

私も娘も教えていただきました。

 

離婚しなければ、

この仕事を続けて

いなかったかもしれない。

結婚しなければ、

東京に住んでなかったかもしれない。

子供がいなければ、

小栗夫妻と知り合うことも

なかったでしょうし

娘のような子供でなかったら

彼らとそんなに

仲良くなっていなかったのかもしれません。

娘の親友の女の子のお母様以外とは

バレエ団の繋がりが残っている

当時のクラスの人は

他に誰もいないのですもの。

 

元夫と出会ったのが

最初に就職した会社で、

なんてことを考え始めると

何かひとつが違ったら

全く違う人生に

なっていたのですよね。

 

それは私だけじゃなくて

それぞれの人が全員そうなのでしょう。

そう思うとすごいなぁ。

 

今仲良くさせていただいている人と

出会えたことは奇跡のようなこと。

 

パルレシフォンのスタッフも

お客様も、関わってくださる人たちも

皆奇跡的に出会った

大事な存在であることを

改めて考えたのでした。

 

気仙沼に向かう新幹線の中にいます。

どんな1日が待ってるのか

きっとまた泣いちゃうんだろうなぁ。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

今週のヤマダカホル[2021.4.3-2021.4.9]

 

PCIデザイナー・代表 ヤマダカホルの(約)1週間。

 
 
2021.4.3(Sat.)_近頃のご飯事情

高山なおみさんの本に影響を受けて

トーストはフライパンで焼くようになりました。

BALMUDA のオーブントースターは

とっても気に入っていたけれど、娘に譲渡。

ものをひとつ、減らすことに成功です。


[LINK]

 
 
 
2021.4.4(Sun.)_礼装の機会

「着物」を

身近なものにして下さったのは

オトハルの三好洋子さんと

たかはしきもの工房の高橋和江さん。

日常的に着物をお召しになっている

三好さんがオトハルで

浴衣の着付け講座を開催なさった時に

初めて和江さんにお目にかかり

それが私の着物への第1歩でした。

[LINK]

 
 
 
2021.4.5(Mon.)_ようこそ我が家へ

昨日さかもとりえさんを自宅に

お迎えしたのですが

お昼過ぎまでご予定ありとのことで

じゃ、軽いお昼を用意しますね、と

お伝えしました。

”軽いお昼” を準備するのも

誰かに家に来てもらうのも

自分に対しての軽いプレッシャーです。

日々の掃除ルーティンで

そこそこきれいにしているつもりだけれど

それは自分の秤で計ったきれいさで

「お客様が来る」目線で見るとどうなんだ?

と、もう一度見直す機会。

自分なりのゆるさが入ってる部分が

そこここレーダーに引っかかります。笑

でも、完璧なんてことはありえないし

必要以上に気にしないようにしないと

そもそも誰かに来てもらうことなんて

無理、ということになってしまう。

ので、まぁ、それなりに。

[LINK]

 
 
 
2021.4.6(Tue.)_髪問題は続く

さて、今日は髪型問題です。

このままでいくのかどうか。

このまま というのは

そこそこ長めで、ゆるっと巻いて

定期的に白髪染めをしてということ。

この歳でどうよ?と

自分でもちょっと思うけど

どうなんだろう。

外国なら許されそうって思うなら

日本でも許されるよね。

エイジレスと言い張って。

切るという選択肢は今のところなく

じゃあどうしたいのかと言われても

具体的に案があるわけでもない。

[LINK]

 
 
 
2021.4.7(Wed.)_書を書く

コロナで1年お休みしていた

お習字をみんなで再開しました。

月に1回、2時間程度なので

もちろんほとんど上達はしません。

ただ、その時間そのものが

とても得難い時間なのだと

いつも思います。

前回は初めての方がお一人いらして

先生が丁寧に墨をする意味

文字を書く意味を

優しい言葉で説明なさるのを聞いて

(私たちの時にはそんな説明なかったやん)

深く深く心に沁み入るものがありました。

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2021.4.8(Thu.)_着付けトレーニング

カタログはお手元に

届きましたでしょうか?

暖かくなってきたかと思えば

また少しひんやりとして

でも、このくらいが平年並みの

気温なのですよね。

例年なら5月くらいまで

長袖を着ていたりするので

この時期には東京では

まだまだ半袖は寒くて着られませんが

日が長くなり、日差しの様子も

冬とは明らかに変わってきて

そうなると、春物に手を通したくなる

そんな季節になってきたのですね。

新しい商品にも

たくさんのご注文を頂戴しており

心から御礼を申し上げます。

本当にありがとうございます。

少し気温が上がった日などに

新しい服を初めて着たら

なんだか似合うよね、いいよねって

嬉しい気持ちになっていただけると

いいなと思いながら

お届けさせていただきます。

[LINK]

 
 
 
2021.4.9(Fri.)_着る愉しみ

夜の着付け特訓で

へとへとになっております。笑

結論としては

一朝一夕でどうにかなるもんではない。

ほんとにね。いやはや。

腹を括って、

今出来る精一杯で挑むしかないな、という

いつも通りの感じであります。

へとへとだけど、楽しいの。ほんと。

「着る」というただそれだけのことなのに

なんでしょうか、これは。

難しいからやりがいがあるというか

ちょっとうまくいくと嬉しいし

うまくいったと思ったら

やっぱりあかんやん、がっかり

だったりするし。

[LINK]

 

着る愉しみ

 

夜の着付け特訓で

へとへとになっております。笑

結論としては

一朝一夕でどうにかなるもんではない。

ほんとにね。いやはや。

腹を括って、

今出来る精一杯で挑むしかないな、という

いつも通りの感じであります。

 

へとへとだけど、楽しいの。ほんと。

「着る」というただそれだけのことなのに

なんでしょうか、これは。

 

難しいからやりがいがあるというか

ちょっとうまくいくと嬉しいし

うまくいったと思ったら

やっぱりあかんやん、がっかり

だったりするし。

 

洋服には形のデザインが数限りなくあり

アイテムも様々あり、

それが刻々と変化し続ける、という

難しさがありますが

子供の頃から毎日毎日毎日

鏡を見て、とっかえひっかえして

こういうタイプのものが似合う とか

こういう風に着るといい感じ とか

数限りない練習を重ねてきているから

それなりに着られます。

そもそも、「着る」ということだけなら

そんなに難しいものではない。

Tシャツとゴムのパンツとか

秒で着られるよ。超簡単。

 

着物も毎日着ていれば、

そんなに大変でもなく

着られるのでしょうし、

こうするとちょっと

顔が小さく見えるとか

衿が決まるとかそういうコツも

毎日やってれば

身に付いていたことでしょう。

浴衣みたいなものに紐を括るだけなら

秒で着られるのかもしれません。

履くものも、下着も、

雨の日対応グッズも

自然に揃っているのだろうし

TPO に合わせていろんなものが

あることでしょう。

 

要するに回数なんだよなぁ。

 

どちらも着ようとすると

いろんな「もの」の量が増えます。

 

洋服でも、「喪」のシーン用に

服、靴、バッグ、ストッキング、

アクセサリー と

一気にそれなりに揃えようとすると

すごい金額にもなるし、

純粋に「もの」の量も増えます。

一定のシーンにしか使わないものでも

そんな時は、心を尽くしたい

礼を尽くしたい時でもありますから

軽々しく考えられるものでもありません。

 

洋服も、着物も、

生活を愉しくしてくれるもの。

若くなくなっていく自分が

どうでもいいよ、って感じに

どんどん老けていくんじゃなくて

鏡の中で少しでも、

いい感じに見えると

その嬉しさは倍増です。

 

輝くばかりに可愛いとか美しいとか、

そういうのはやってきたんだよ、多分。

そんな自覚は全くないけど、

今の自分があの頃の自分を見たら

そうだったんだよね。

きっと眩しいよ。肌とかぱーんとして。

いつの間にかそういう時代は

終わってしまいました。笑

今さら求めてもしょうがないし

取り繕ってどうにかなる

そういうレベルの時代も過ぎました。残念。

 

でも、だから、毎日毎日頑張ってる

自分のことは

甘やかして大事にしてあげましょう。

自分しかそんなことしてくれないし

自分に余裕がないと

人を大事にしてあげることも

なんだか難しくなりますもの。

 

かさかさの手には

たっぷりクリームをぬって

丁寧に擦り込んであげるとか

その程度だけど

大事にしてあげよう。

新しく買ったけど、微妙っていう服を

今のトレンドだからと無理して着るより

10年前のものでも

気に入ったものを着て嬉しい気持ちを

大事にしよう。

くたくたになっちゃってても

最高に着心地のいいものを着て

あー気持ちいいんだよなこれ って

笑顔になることを大事にしよう。

 

上手に着られなくても

着物を着ようと

悪戦苦闘している時間そのものの

愉しさを満喫しよう。

 

考えてどうにかなることは

考えなくちゃいけないけど

考えると辛くなることばかりを

考えるのはちょっと置いておいて

今の自分を笑顔にしてくれるものに

フォーカスしていることにしましょう。

 

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

着付けトレーニング

 

カタログはお手元に

届きましたでしょうか?

 

暖かくなってきたかと思えば

また少しひんやりとして

でも、このくらいが平年並みの

気温なのですよね。

 

例年なら5月くらいまで

長袖を着ていたりするので

この時期には東京では

まだまだ半袖は寒くて着られませんが

日が長くなり、日差しの様子も

冬とは明らかに変わってきて

そうなると、春物に手を通したくなる

そんな季節になってきたのですね。

 

新しい商品にも

たくさんのご注文を頂戴しており

心から御礼を申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

少し気温が上がった日などに

新しい服を初めて着たら

なんだか似合うよね、いいよねって

嬉しい気持ちになっていただけると

いいなと思いながら

お届けさせていただきます。

 

予断を許さない状況になりつつあり

またいつ緊急事態宣言が出されるか

分からなくなってきました。

 

ワクチンがかなり行き渡り

中国やアメリカでは普通の暮らしが

戻り始めている様子が

テレビから伝わってきます。

日本はどうした!?

 

男女平等然り

ワクチン接種率然り

いろいろな切り取り方の中で

先進国の中でも日本は

最低レベルというデータが

ちらほら出てきています。

うーん。

 

とはいうものの、

ものすごく安全で清潔な国であることは

間違いのないこと。

コロナで亡くなった人の数も

そんなに多くはないというのは

すごいことではないかと

思ったりします。

 

さてさて、わたしたちは

やっぱりこれしかできません。

ワクチンを打っていただけるまで

注意深く、感染症対策をしながら

日々の暮らしを頑張りましょう。

 

そんな中ではありますが

週末の気仙沼行きに向けて

毎晩着付けの練習をしております。

 

着るだけなら、30-40分で

着られるようになってきました。

そうなると、気になり始めるのが

完成度の低さ。

 

そもそも着ている回数が少なくて

経験値が低すぎるのだから

しょうがないのですけれども

やはりせっかく着るなら

少しでもしゅっときれいに

着たいと思うもの。

 

襟元がぐずぐずしてみっともないとか

おはしょりがもたついているとか

帯揚げの形もひどい、とか

髪型はどうするんだ!?とか

そういうことが俄然気になり始めました。

 

コンピューターで検索をかけると

Youtube には

あれこれ気になってたいたことの

解説動画が目白押し。

 

なんなら気仙沼に訪ねていく

和江さんの動画も

いっぱい出てくるし。笑

 

そうかそうか、

こういうのあったよね、とか

教えてもらったはずなのに

忘れていたコツも思い出したり

昨夜は夜遅くまで延々と見続けて

頭の中がパンパンになっています。

 

もう今夜と明日の夜の2回しか

練習のチャンスがないのですよね。

付け焼き刃では

どうしても間に合わないなぁ。

 

こうして、少し格の高い着物を着る

そういう機会を用意していただいたことは

着物の経験値を上げるうえで

とても貴重なことだったと思います。

 

今回着ようと決めたのは

浅葱色の一つ紋の色無地。

どういう経緯で箪笥に入っているのかも

思い出せないのですけれど

母方の家紋が入っています。

なんとしつけ糸がついてました。

今まで誰も着たことがなかったということ。

母のものだったのか

私のために嫁入り道具の1枚として

作ってくれたものだったのか。

そんなに安くはなかったものでしょう。

そういう着物に手を通せて

本当によかった。

 

色無地は他に同じような色合いの

スモーキーピンクのものが

2枚もありました。(なぜ?笑)

1枚は娘の3歳の七五三のお祝いの時に

着た記憶が(写真が)あります。

若い頃ならよかったけれど

今は少し気恥ずかしい色。

 

洋装の喪服らしい喪服を持っていないので

これはどちらかを染め直して

法事や喪の席にも着られるように

したいものだと思っています。

本格的な黒の喪服は、

かなりシーンを選ぶので、

もう少し汎用性のあるものにできると

いいなぁと思っています。

 

とはいうものの、着物の手入れには

それなりにお金がかかるので

ほんと、いつかね、という感じ。

ゆっくりとしか出来ません。

 

物事を学ぶということは

さまざまな方向からのアプローチが必要で

一朝一夕にどうにかなるものでは

ないのだなぁ。

 

本を読み、文字を追うことで

基本的な知識を頭に入れる。

手を動かすこと、

実践することで体験する。

あまりのできなさに落ち込む。

もう一回読み直し、

動画を見直し、

また実践して、

間違っていたところに気づき

修正をする。

それを繰り返して

少しずつ、少しずつ、身につけていく。

 

着物を着ること

料理を作ること

家を片付けること

英語の勉強

ピアノを弾くこと

服を作ること

会社を経営することも

何もかも。

 

学ぶことばっかりで

本当に時間がいくらあっても

足りません。

 

だから、家にいても、学ぶことで

世界も、夢もどこまでも広がりますきっと。

今日も、明日も、明後日も

楽しみながら、過ごしましょう。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

書を書く

 

コロナで1年お休みしていた

お習字をみんなで再開しました。

 

月に1回、2時間程度なので

もちろんほとんど上達はしません。

ただ、その時間そのものが

とても得難い時間なのだと

いつも思います。

 

前回は初めての方がお一人いらして

先生が丁寧に墨をする意味

文字を書く意味を

優しい言葉で説明なさるのを聞いて

(私たちの時にはそんな説明なかったやん)

深く深く心に沁み入るものがありました。

 

墨をするのは、

今から書く書のことを考え

そして、無心になる時間。

良い墨がすれれば

良い書が書けます。

 

書を書くというのは

神様と対話するようなもの。

その言葉を紙の上に

刻みつけるような作業。

上手に書こうとしたら

良い書にはなりません。

気持ちを込めることが大事です。

などなど。

 

そう、墨をする時間も

お手本に頂いた文字を

真っ白い半紙の上に再現しようと

悪戦苦闘する時間も

他の悩みも仕事のことも

何もかも頭の中から消え去って

ただ、目の前の半紙と

すりあげた墨と

握っている筆と対峙する時間。

 

一、という文字を書くことに

色々な意味や技術があること。

これがそれなりに書けるまでに

私、多分

10年くらいかかってると思う。

ほんと、まだまだ下手くそで

恥ずかしいけれど

そんなことはどうでもよくて。

 

書き終わった後は、

なんだかすっきりしているのです。

 

長く続いているのは

1年のお休みがあっても

何事もなかったかのように

また始めたり

1ヶ月抜けても、

誰かが仕事でドタキャンしても

誰もイライラしたりせずに

自然体で集まれているから。

それをニコニコと受け入れてくださる

先生のお人柄も含めて

その場に参加出来ていることも

奇跡的な偶然の産物。

 

ご縁を大事に、これからも

墨の匂いの中で

学びの時間を続けていけますように。

習い事って楽しいですよね。

他にも習いたいことがいっぱいあって

困ってしまいます。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

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