梅仕事

 

取り寄せてみた梅は

小さめの段ボールいっぱいに

新聞紙に包まれる状態で届きました。

いい感じ。

青梅をお願いしたのですが

1日経つともう黄色みが出てきます。

みるみる色が変わるので

土曜日に作業したいと言ってた女子の分は

冷蔵庫に入れたけれど、どうだろう。

 

土曜日の朝にまた

今度は梅干し用に完熟のものを

こっちはスーパーに買いにいこう。

梅は届いたらすぐに

作業しなくちゃいけないのだと学習。

受け取れるタイミングや

スケジュールとの兼ね合いを考えて

近所で買う方が今回は良さそうです。

 

あちこちのスーパーでリサーチしてみると

1kg 普通のスーパーでほぼ1000円前後なのに

石井ではすごーく立派な梅が

倍の価格で売られてました。

石井、高級スーパーやな、と改めて感心。

(梅の立派さにこだわるのは

もうちょっと立派な人になってからにします。)

今回生産者さんからいただいたのも

送料込みで 3kg ¥3,580。

ま、こんなもんでしょう。

 

赤紫蘇も、もうすでに出てるので

これはどうしたもんだろうか。

梅酢が上がってくるだろう

1週間後にもまだあるだろうかと

やきもきします。

あるうちに必要量を購入して

塩漬けまでやっておこうかな。

例年そんな感じで特に問題なさそうだから

いいよね と自問自答も毎年のこと。

 

いつもはガラスの花瓶に入れて

どうにか誤魔化しながらやってたけれど

もう4年目?毎年続いているので、

これは毎年これからも

やるだろうと思われます。

そろそろちゃんとした容器を買おうと決めて

野田琺瑯の容器を発注しました。

 

(*画像はアマゾンから)

 

今回は直径21cmサイズのものを発注。

これ、お味噌用に

ひと回り小さい 18cm のも持ってて

1年前に仕込んだ味噌が入ってます。

なんだか怖くて開けられてないのだけど

明日の朝開けてみます。

どうなってるんだろう。

美味しいお味噌が出来てますように。

 

いずれにせよ、容器はきれいに洗って、

今年初めて梅干しをやってみたいという

若い友人にお貸ししようかと。

(開ける理由ができてほんと感謝。)

 

容器問題をこの2、3日

あれこれ考えてました。

 

スーパーで売ってる梅はだいたい

1kg 程度の単位で売られています。

この数年の経験でいくと

単位としてはなるほどね、な量です。

 

1kg の梅が入ればいい。

塩の量はそんなに多くないし、

基本的に間に入っていくので

容量としてはほぼカウントしなくても

大丈夫そうです。

 

酸が強いので金属は避けて

素材としてはガラスか陶器か琺瑯か。

 

形状としては重石を置いたときに

等しく圧力がかかる方が良さそうなので

筒型が理想的なのかな。

意外と思うような容器が売ってないけれど

そんなにこだわりすぎなくても

大丈夫ってことなんだろうかね。

 

手ぶらで来てもらっても

大丈夫なように準備しておこうかなって

ぼんやりと考えてます。

人に教えられるほど

まだ経験値があるわけじゃないけどね。

梅干し一緒にやりたい!って

言ってもらえるのは嬉しいことだ。

 

今年は容器も買ったことだし

梅干しは 2kg 仕込んでみようかと考えてます。

 

シロップは先日 1kg を仕込みました。

 

 

これは仕込んで2日後の写真。

青梅の気配はすでにどこにもない。

順調に液体が出てきてます。

10日ほど、毎日容器を逆さにして

液体を全体に馴染ませる作業をした後は

1ヶ月程度放置すると出来上がり。

1年常温で置いておいても問題ありません。

 

大変なことのように言われるけれど

要するに砂糖漬けにするか塩漬けにするか

そういうことなんだよね。

 

あまり神経質になりすぎることも

ないのかなって思ってます。

殺菌はもちろんちゃんとやるけれど

それでも

ちょっとカビが生えかかったり

シロップは発酵しかかったりも

何度もしてて

ネットの中で対処法を検索しては

結果オーライで美味しくいただけてます。

まぁ基本は自分が食べるだけのもの。

上手に出来る、出来ないの基準すら

あるような ないようなものです。

 

常温保存している数年越しの梅干しは

ねっとりとしてきて

旨味が増し増しになっています。

要するに18%も塩分を加えると

腐ることはまぁないってことなのだな。

昔の人の知恵はすごい。

ここからの季節、

ご飯を炊くときに一粒乗せて炊くと

傷みにくくなるし、美味しいし

そんなことをしてると勢いよく減っていくので

倍量でもこなせそうに思います。

誰かにあげるってことも

惜しみなく出来るってもんだしね。

 

ゆるゆるの梅仕事の季節。

年に一度しかできないこと。

あまり気負わずに、また今年も

そしてできれば次の年も

楽しめるといいなと思ってます。

 

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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晩御飯どうする?

 

冷蔵庫の野菜室には

玉ねぎと茄子が5本。

冷凍庫にはいろいろと。

 

さて、今夜のご飯はどうしようか。

とりあえず、昆布を水に浸しておこう。

そして冷凍庫のお揚げを

冷蔵庫に移しておこう。

 

出汁を取って味噌汁と

茄子の煮物を作ろう。

メインは冷凍で買った

塩サバの切り身を焼いたらいいね。

ふんふん。

 

味噌汁の具は

揚げと玉ねぎスライス。

玉ねぎが半分しかなくて

それも半ば傷んでいて

思うような量にならなかった。

何かもうひとつ加えたい。

ワカメでもいいけどなぁ。

あ。賞味期限ギリギリの

美味しいこんにゃくがあったのだ。

 

ということでこんにゃく投入決定。

1/4は味噌汁に、残りは雷炒めに。

 

汁物、焼き魚、副菜が2つ。

よしよし、これで今夜はOKだ。

 

なんてことを頭の中で考えて

夕食にするのが普通の毎日。

家でのご飯係の方は皆さんきっと

同じような感じでしょう。

え?もっとちゃんと考えてる?

ですよね。笑

いや、ほんと

大したもの食べてないなぁ。

 

野菜がいっぱい溜まってきたら

全部切って大きな鍋にどしどし入れて

豚肉があればそれを間に挟みながら

オイルと塩で蒸し焼きにするっていうのも

登場回数が多い夕飯。

ワシワシと大量の野菜が食べられるし

基本ポン酢でいただくので

超ヘルシーで、罪悪感がないのに

満足感がハンパない。

そして冷蔵庫の中もすっきり。

 

そういえば、頂き物のじゃがいもも

たくさん残っているのでした。

きゅうりとハムを買って帰って

ポテトサラダを作ろう。

スライス玉ねぎをお酢につけただけの

酢玉ねぎというものが

冷蔵庫にあるのですけれど

これを加えると

すごーく美味しくなる気がするの

玉ねぎスライスを

別に用意しなくてもいいのも楽だし

生玉ねぎのツンツンしたところが

いい感じにまろやかになってて

使いやすいのですよ。

ポテトサラダって、サラダなんだけど

炭水化物感がすごい。

 

残りのじゃがいもは

蒸してお肉に添えるとか

揚げてステーキフリットに添えるとか

肉とのコラボしか今思いつかないけど

そうか、コロッケっていう手もあるね。

そうしよう!

コロッケは揚げて冷凍しておくと

お弁当のおかずに重宝するのよね。

 

そうそう、牛乳で作ってるヨーグルト

ケフィアがなくても出来るものか

興味が出てきたので、試してみました。

新しいヨーグルトを

開けたばかりの牛乳(500ccくらい)に

大さじ山盛り1杯入れて

かき混ぜて置いておいたら

ちゃんと固まりましたよ。

より気軽に作れるようになっちゃった。

 

大したものは食べてないけど

昆布と鰹節で出汁を取るとか

塩や醤油は好きな味の

良いものを選んでるとか

その辺りのことには

ささやかにこだわりながら

旬のものを意識して食べてるだけで

十分に幸せな食卓が

作れるようになったと思う。

 

食べてくれる人がいない暮らしでは

どんな風にもだらしなくもなれて

サッポロ一番やペヤングも

食べたくなったら食べてます。

 

それもこれも含めて、

誰にも文句を言われずに

何もかも全部自由に出来るのも、

ある意味幸せなことなのかもねぇ。

 

ま、美味しいものを作った時には

誰かの口に突っ込んで

美味しいと言わせたい、という気持ちは

まだまだなくならないんだけどね。

毎日じゃなくていいのかも。

それも好きな人なら

老若男女誰でもいいのかもと

思うようにもなりました。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

食べるものの話なら

延々としてられる。

 

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使い切る

 

先日、とても丁寧に作って

とても上手にできた

ほうれん草の胡麻和えを

食べきれずに腐らせてしまうという

ありえないことをやっちまいました。

 

敗因は、”とても上手にできた”

その気持ちに引きずられて

ケチったのですよね。食べるのを。

たかだか青菜の副菜なのに。

そうこうしてるうちに

外で食べる予定が続いたりして

いつ作ったか思い出せなくなる。

 

昨日、今日、明日、と

うまい具合につながっていると

食事も食材も、いい感じに回るのですが

外食で途中で切れたり、

家にいても疲れ果てていたり

気持ちが滅入っていたりすると

予定していたものが作れなかったりします。

 

あまり頑張って献立を考えない方が

うまく回りそうだと考え始めました。

 

さつまいもが半分残ってたら

大根とにんじんとで美味しい味噌汁をと思わずに

とりあえず切って素揚げすれば

食べられるものになり

そのままでもサラダに入れても

お弁当の端っこに入れてもいいものになる。

 

冷凍の塩鯖は、アレンジを考えようとせず

解凍したらグリルに入れて焼くだけで

美味しくいただけるんだよなぁ。

 

 

それにしても、何度も書いてるけど

これに入れるようになってから

まず野菜を捨てることはなくなりました。

こんなに長持ちして大丈夫かどうか

不安になるくらい持ちます。

 

 

エンバランスというジップロックみたいな袋。

勝手にアンバサダーになってるの。笑

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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BBQ

 

先週末、雨の中

バーベキューをやりました。

わいわいと仕事場仲間とそのご家族で

大人11名、子供7名という大人数です。

それはそれは賑やかで、

とても楽しかったのですよ。

 

近所に焚き火のできる施設が

あるらしいという噂は聞いていたのですが

バーベキューグリルと炭

焚き火台と薪、ピザ用の釜まであり

テーブルや椅子も、

雨の日用のテントも設置されていて

食材と調理器具さえ持ち込めば

気軽に外ご飯が出来るという

何とも素敵な場所でした。

 

誰かの家だと人数も限られるし

準備も後片付けも大変だし

ご近所への配慮も要りますが、

こういう場所に集まれば

気兼ねなく飲んだり食べたり

子供たちが伸び伸び騒ぐのにも

神経質にならずに済んで

心穏やかに過ごせます。

 

こういう空間があればいいのに、と

イメージする空間が

今どんどん出来てるのは

ほんと、すごいなぁと思います。

 

子供用の遊具や道具もいろいろあって

子供たちも楽しそう。

敷地がそこそこ広いので

自由に子供同士で遊んでくれてて

それは親御さんたちにはきっと

嬉しいことだったでしょう。

 

とにかく時間との勝負だから

悠長に火おこしを楽しんでる場合でなく

炭をおこすのも薪に火をつけるのも

バーナーで一気にガーッと

というのがこういう場面では

セオリーのようです。

(こんなに簡単につくんだ… )

 

男性陣はお肉や野菜を

グリルで焼いてくださっていたので

女子チームでピザ釜にトライ。

 

小麦粉1kg分のピザ生地を

家で捏ねて12等分して丸め、

半分はすぐに冷凍して

発酵をストップさせた状態のまま

半分は、ある程度膨らませてから

冷蔵庫で保管したものを持ち込みました。

 

トマトソースも簡単に作ったものを持参。

いろんな具を乗せて

計画を主催してくれた女性と

あれこれ火の回し方や

炭の置き方を工夫したり

生地を上手に動かす方法を考えたりして

最後にはかなりいい感じに焼けるように。

楽しかった!

 

焚き火の上で料理しようとしては

失敗や学習を重ねてきたことも

現地で必要と思われるものをひと通り

準備して持っていけるようになったのも

ソロキャンプや焚き火をしてきたから。

そういう経験は無駄にはならないと気づいたのも

今回嬉しかったことでした。

 

とはいえ、まだまだ反省点もいっぱいだったので

次の機会があったら

それを踏まえて動けますように。

 

最後にご飯を炊いて、塩握りにしたものが

あっという間になくなって

作ったものを食べてくれる人がいるというのは

何とも幸せなことだなぁと

嬉しい気持ちで帰ってきました。

 

 

 

250g分1単位で小ぶりのピザ3枚分。

これを4単位作りました。

こういうのもまた経験のうち。

小麦粉を捏ねるのも、膨らませるのも

その触感も、丸っとした佇まいも愛らしく

何とも楽しい作業でした。

もう、ピザ生地は怖くないぞ と思えたのも

思わぬ収穫となりました。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

日々全てが経験ですね。

 

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楽しい毎日を作るもの その2

 

その2 は 美味しいもの。

 

元気な身体 にも関係するのだけれど、

身体を作るのは食べたもの。

 

 

変なものは出来るだけ

摂取しないようにした方が良さそうだし

美味しいものを食べると、

幸せな気持ちになります。

 

 

残りの食事の回数なんかも

チラリと頭に浮かぶようになると、

雑な食事をした時の残念なことと言ったらない。

 

毎日3回のことだから、

時にはジャンクなものも食べるけど

出来るだけ身体に良いものを、

そして美味しくて嬉しくなるようなものを

食べていこうと決めています。

 

 

それは贅沢なもの ということではなくて、

昆布と鰹で出汁を取り、

鶏肉の茹で汁などでスープを取り、

素材と塩、醤油、酢、油、砂糖などの

基本調味料で丁寧に調理するっていうこと。

 

そうこうしているうちに、

少しずつ添加物に気がつくようになります。

わかりやすい旨味には、要注意。

 

 

旬の材料を使い、少し手をかけた

「普通の食卓」を上手に整えることは、

存外経験値も根気も必要なことです。

 

何度も何度も作っているうちに、

塩梅がわかり、段取りが上手になって、

そして美味しく作れる自信が少しずつついてくる。

 

 

若い頃より少しは

上手になったかもしれないけれど、

まだまだだなって思うから

これからも毎日、毎日、自分のためだけにでも、

頑張って作っていこう。

 

そうしていると、誰かがご飯を食べに来てくれても、

だんだん大丈夫になっていきます。

 

ひとりご飯がちゃんとしてると、

二人でも、たくさんでも、

応用が効くようになってくるけれど

ひとりご飯ですら作れないようなら、

お客様が来た時に急に上手に作れるはずがないのだ。

 

なんてことを考えながら、

ただただ食い意地が張ってるだけなんだけどねって

自分が一番よく分かってたりして。

 

この食い意地は正しい位置に置いておきましょう。

 

美味しいものは、人と人をつなぐものでもあるから、

食べるのも、作るのも、上手になっておくことで、

広がるものがたくさんあります。

楽しい毎日には、欠かせない大事なもののひとつです。

 

(読み込んでる料理本3冊。)

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

(これも数日前にインスタにあげたものの転載です。)

 

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スーパーめぐり また。

 

働く場所が変わって

帰りにスーパーに寄れなくなって

日々のお買い物方法が定まりません。

 

このところは近場のスーパーに

車で行って1週間分の食料を買い込む

というようなことを繰り返していたのですが

先日たまたま祖師谷に行く用事があり

ちょっと遠回りだったけれど

大好きだったスーパーに寄ってみました。

 

やっぱりここはいいなぁと

エントランスから動けません。

 

季節のフルーツと野菜が山盛り。

かなりお買い得な価格に加え

ひとつの商品にも

量と品質にバリエーションもあり

選ぶのが楽しいのですね。

 

例えば168円の薄めの生椎茸

8個くらい入ったパックと

100g あたりいくらと価格がついた

分厚い生椎茸がみっしり

8個くらい入ったパックがあり、

こちらは少し値段が張ります。

どっちが欲しい?と考えて

何に使いたいのか考えて

日によって違うものを選ぶことができます。

1種類しか選べないし、

少量で品質も中途半端なのが意外と高い、

そういうスーパーが多いのではなかろうか。

 

長ネギひとつとっても、普通のものと、

泥付きのとか下仁田ネギっぽいのとか、

いろんな種類のいろんな産地のが

4種類くらい並んでます。

あぁ。どれも美味しそう。

泥付きの太いのがみっしりたっぷり入って298円に

気持ちがぐらっとしたけれど、

美味しいうちに食べ切れるか!?と考えて

これは断念。家族が多ければ

迷いなくというところでしょうか。

 

お買い得のものがある、というのが

嬉しいのだなぁ。

しかもそれが美味しそうだったりすると

たまらなく魅力的。

ここに毎日のように通っていた頃は

そのありがたみが薄れてました。

 

セリが安かったから、買っちゃったり

はっさくが10玉くらい入って

498円を買ってみたり

久々にウキウキお買い物をしました。

他のスーパーに行くようになったから

またここの良さに気づけたんだな。

 

自分の求めるものも

少しずつ変化していったり

分かってきたりするのだから

それぞれのスーパーに

それぞれの個性があって、それでいいんだよね。

 

ここの生鮮食料品はすごくいいけれど、

調味料なんかは物足りないから

得意分野がそれぞれにあるってことだ。

 

駅前にKALDI があり、

生活圏がこっちに寄るようになって

ちょこちょこ行くようになりました。

え、ここで買えばこんなに安かったの?

というようなものがあれこれ見つかります。

今までちゃんと見てなかったってこと。

 

石井でないと、っていうものも

そこでしか手に入らないものも

それぞれにあれこれあるから

面倒だけど、それがまた楽しいのね。

時間のある時には、ゆっくりじっくり

棚という棚を観察するようになってます。

 

食料品のお買い物は

自分の食とダイレクトに繋がっています。

張り切ってお買い物してきても

使いきれないようなら意味がないし

タンパク質がない

野菜がない

フルーツがない

調味料が足りない なんて

バランスが取れていないと

うまい具合に食卓が回っていきません。

 

そこに食い意地とダイエットと

健康配慮と料理への情熱が加わって

なんだかどんどん面倒なことになってますが

とにかく食べても許される量が減っていく中で

いかに楽しく美味しく食べるか。

 

これは誰にも邪魔されないし

誰にも迷惑かけたりしない

この先もずっと続く日々の楽しみ。

失敗も上出来も繰り返しながら

キッチンでの時間を楽しもうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

食料品のお買い物ってさ

ここでいつ買うって決めない方が

楽しいのではないかと思えてきたよ。

 

 

今日のお弁当。

イングリッシュマフィンに

いろいろ挟んだやつと八朔と煎り大豆。

 

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おいしい悩み

 

ミナ・ペルホネンの皆川さんと

坂田阿希子さんの共著、

「おいしい景色」を読みました。

 

ジュリ先生の料理を

皆川さんが盛り付けるという嗜好と

それぞれにテーマとなる器、料理に

合わせて綴られた文章が添えられていて

素敵な写真と、もちろんレシピとが

載っているという本です。

 

雑誌 SWITCH に掲載中から

ちょくちょく立ち読みしたりしてました。

 

 

いわゆる料理本というよりも

エッセイのジャンルに入るのだろうと

勝手に解釈して、買わずにいたのですが

これは手に入れておかないと後悔する、

という気持ちにふいに襲われて

書店で見つけた時に購入。

初版がなくなると

書店で手に入れるのは

難しくなりそうだからね。

 

買った後もしばらく

本棚に置いたままだったのですが

この週末に読み始めたら

作りたい料理が次々に現れるもんだから

なんだか興奮してしまいました。

 

ジュリ先生のナポリタン、

お店でも人気メニューですが

おうちで食べさせてもらったことがあります。

記憶に残る美味しさだったやつ。

そのレシピが載ってるし

おまけにトマトケチャップのレシピも載ってる!

なんて嬉しいことでしょう。

 

早速作ってみましたが、最高です。

腕が違うとはいえ、

私が作ってもそこそこ美味しかった。

 

2.2mmの太々のスパゲッティを使うこと

ミニトマトも入れること

 

このあたりがポイントといえば

ポイントなのかな。

思い出すとまたすぐにでも

食べたくなってしまうよ。

 

坂田阿希子といえばこれ、と思える

アイコンみたいなレシピが並びます。

秋に必ず数度作る秋刀魚ご飯、

新潟の喫茶店のがベースになった

ふわふわたまごサンドは

昔一度一緒に食べに行って

その美味しさにびっくりしたのでした。

チキングラタンや鶏の唐揚げなどは

料理名だけだと普通だけど

ジュリ先生のレシピで丁寧に作ると

ひと味もふた味も違うんだよね。

 

皆川さんの文章の中に

ジュリの料理を評して書かれた一文があり

そうそう、と思いながら読みました。

彼女のフィルターを通して作られた料理には

普通のものが、何か特別なものになる

魔法みたいなものがかかるのです。

 

素敵なおいしいもの満載の本でした。

やっぱり手に入れてよかったよ。

 

有元先生のおっしゃるように

全ての材料をバットに下準備してから

料理に取り掛かり

ウーさんの本にあったように

端から終わったものを片付けて

料理家の先生たちの教えのもと

我が家の台所とわたしの料理は

日々進化を続けています。

 

ひとりで食べるささやかなご飯。

雑雑と作り、盛り付けて

雑雑と食べることもあるけれど

丁寧に作り、素敵に見えるように盛り付けて

ゆっくり味わって食べる方が

もちろん豊かな気持ちになれるから

1回でもそういう食事を増やしていけるといいな。

 

と思いつつ そんなことばっかりやってると

体重増加が止まらないので、

月曜断食にまたトライしようかと思案中。

お正月明けから緊急事態が続いていて(笑)

やばいやばいと完全断食にトライしてみました。

成功した日が2回。できたやん。

翌朝は少しすとん、と落ちます。もちろん。

普通に食べるとすぐ戻るにしても、

そのままで増え続けるよりはマシ。

これは、ひょっとしたらまたできるかも!?と

思い始めて、再読中。

読み直すと、まぁ覚えてないこと。

びっくりするわ。

 

本の通りに厳密に続けるのは

結構厳しいのは経験済み。

もうちょっと続きそうなやり方に

少しだけ修正を加えながらやってみようか。

それで効果はあるんだろうか。

やっぱりないんだろうか。検証してみます。

完全な自己流よりは、

ガイドラインがあったほうが

良いのではないかという仮説です。

ダイエットってこうやって

一生延々とやってるのかなぁ。

やれやれ。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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複雑な味

 

引きこもりの3連休の間は

あれこれと料理も作ったりしてました。

 

年末に2台焼いたので

ちょっと作り慣れてる今のうちにと

もう一回タルト生地から

キッシュを焼いてみました。

 

丸っと持っていくと、

微妙に自分で味見ができないので

心配だったりもしたんだよね。

 

 

タルト生地を練り

冷蔵庫で寝かせ

伸ばしてタルト型に敷き込み

重しをしてオーブンで空焼きして

ソテーして味をつけた具を入れ

生クリーム、卵、チーズなどで作る

アパレイユという液体を注ぎ、

そしてまたオーブンで焼くという

結構な工程と時間のかかる代物。

時間かけただけのことはあるね、って

いつも思うのよね。

18cm直径の型だから、

そんなに大きくありません。

一切れずつフライパンで温め直しつつ

ぺろっと美味しくいただきました。

 

タルトのさっくりとした

バターと小麦粉の甘みと

炒めた玉ねぎやベーコンの素朴な味に

こっくりとした塩気のある

チーズ卵ソースがからむのですもの

美味しくないわけがない。

これが残ってると思うだけで

気持ちが上がるっていう素敵なものでした。

(カロリーすごいだろうなぁ。これ . . . 。)

 

こんな風に一口の中に、

いろんな味が重なる美味しさが

最近マイブームになってます。

 

きっかけはサンドイッチ。

何も塗らないパンに

ツナペーストを挟むだけ

ゆで卵マヨを挟むだけ

でももちろん美味しいけれど、

辛子マヨネーズや

ケチャップやトンカツソース

バターが塗られていたり

キュッと水気を絞った

塩きゅうりのカリッとした

歯触りが加わったり

そういうプラスアルファで

びっくりするくらい味の楽しさが

格上げされるのに気づいて

楽しくてしょうがないの。

 

素材の良さを活かす、

シンプルな料理ももちろん

美味しいものだけど

手元にある野菜や材料を

工夫してアレンジして調理し、

美味しいものに仕上げられた時の

嬉しさったらない。

 

白いご飯を食べる時にも、

塩してキュッと絞った何かの青菜、

甘辛く煮た昆布、お漬物や糠漬け

明太子、焼き海苔、ちりめん山椒、

そして味噌汁とその日のおかずなど

ご飯のお供を少しずつ並べて

あれをちょっと、これをちょっとって

一口ずついろんな味の組み合わせで楽しみます。

(あー。お腹すいてきたよ。)

 

今日はエリンギと椎茸の余ったものを

ざるに入れて放置して

少し水分が飛んだものがあったので

オリーブオイルで炒め、

塩胡椒、梅酢を少し、砂糖を少しで味付けました。

ハニーマスタードを塗ったパンに乗せ、

冷蔵庫にあった牛蒡のささがききんぴらと

キャロットラペを挟んでサンドしてみたら

タンパク質は全く入ってないのに

とても満足感の高い仕上がりのサンドイッチに。

適度に水分の抜けたキノコ類の歯触りと味と色が

ちょっと肉っぽい感じもして

こんな感じの時々ビーガンなら

いけるな、と思ったりしました。

 

11月に仕込んだレモン塩も、

そろそろいいかな、と使い始めてるのですが

味を加えていくときに、

絶妙にいい仕事をしてくれます。

 

レモンの酸っぱさに塩気が加わり

少しまろやかになっている味です。

皮ごと細かく刻んでサラダに入れて

ドレッシングと一緒に混ぜ込むと

大好きなレモンの風味がたっぷりプラスされて

最近はサラダといえば必ずこれを加えています。

 

レシピ本の通りに作る料理は勉強で鍛錬。

自分でアレンジして作るのは腕試し。

まだまだだけど、少しは上達してきたかな。

レシピに頼らず、手元にあるものだけで

美味しいものがさっと作れるように が

最終目標です。

一生続くことだものね。

楽しみながらやっていこう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

 

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食の楽しみ

 

朝と昼にすごくしっかり食べて

夜はほぼ食べないくらいに軽くして

ようやく危機的な状況だった体重を

少し戻すことができました。

 

ここまでしないと減らないか。

やれやれ。

 

夜は食べない、と決めれば

作らなくていいし

献立に悩む必要もないので

かえって気楽で悪くないというのは

何回かこういうことをやってるから

気づいてはいましたけれど

キッチンも汚れないしね

本当に楽ちん。

 

その代わり朝ごはんと昼ごはんへの

情熱がひどいことになってます。

 

朝と昼に栄養を摂るのだから

手を抜けないというのと

夜食べられないからという

食い意地の発動です。

 

今朝もサンドイッチを2種。

脛肉と玉ねぎを甘辛く炒め煮したものと

じゃがいものマッシュで作った

コロッケとキャベツのコールスローで

イングリッシュマフィン。

 

卵サンドには大根葉の塩漬けを

キュッと絞ったものと

糠漬けのにんじんを

薄くスライスしたものを合わせてみた。

こっちはベーグルにサンド。

 

どちらも、すごーく美味しくて大満足。

ハーフ&ハーフにして

残りはまだ冷蔵庫に入ってるから

明日の朝また楽しむ予定。

2種類作るか!?と

自分で自分に突っ込みながら

まぁ楽しくてしょうがないんだから

よしとしましょう。

 

 

糠漬けに使った塩の容器の下の方が

砂糖だったのでは!?疑惑で

みょうに糠漬けが甘くなってて

それはそれで三五八漬けのようで

美味しくて笑えるんだけど

どうしたもんかなぁと悩み中です。

 

塩レモンも同じく。

 

で、どっちもそのまま

様子を見てみることにしたんだけど

なんだかね、ちぇって感じ。

失敗失敗。

もう上白糖は買わないよ。

きび砂糖とグラニュー糖だけにしておけば

まず間違わないと思うからね。

 

コワーキングオフィスに行く時には

お弁当を持って行くのですが

すごいですね、偉いですね、と褒められても

いや、食い意地が張ってるだけで、と

モゴモゴしてしまう。

 

コンビニのものよりも

自分で作ったものの方が

納得がいくというか

美味しいと思えるというか。

やっぱりお弁当持っていくと

お昼が嬉しいんだよねぇ。

誰にも見せない自分しか食べないのに

みょうに細部に凝ったり

いそいそと作ってておかしな感じ。

 

新米を買いに

米屋さんまで行って

長野のコシヒカリと

宮崎のササニシキを2kgずつ

その場で精米してもらいました。

 

新米って水分が多いから

あまり水が入らないのですって

1時間くらい浸水してね、と

おかみさんに言われて

なるほどねぇと思ったり。

 

日々食べることへの情熱を

熱くしてます。

他に楽しみがないのか!?と思いながら

これが楽しいのだからいいじゃないか。

あとは体重との戦いだ。

頑張りましょうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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食い意地

 

体重を減らしたいので

夜にあまり食べない作戦を

出来る日にはやってます。

 

夜ご飯を軽くすると

栄養が貧相になるのですね。

肉や魚は夜にがっつり

食べることが多いから。

なので、朝と昼にしっかり

蛋白質を取ろうと思うと

いつもの晩御飯を朝か昼にする

イメージか、と考えました。

 

家にいる時間が少し増えたので

食べることにかける時間がまた

増えています。

 

ご飯、味噌汁を基本にして

野菜とメインを考える程度ですが

お弁当にしても、家での昼食にしても

自分一人で食べるだけなのに

密やかに懲りつつ楽しんでいます。

 

今朝の朝ごはんはパン系で。

イングリッシュマフィンサンドです。

 

 

石井で売ってる紀伊國屋のマフィンを半分に切り

マヨネーズと麹マスタードというのを入手したので

それを塗ってみました。

 

 

 

一番下にはルッコラをみっしり重ね

祖師谷のエッセンという手作りハム店で買った

ボンレスハムを乗せ、

このハムは健康的に味が薄いので

塩をパラリと振った上に

キャロットラペ、もう1枚ハムを重ねて

サンドイッチに。

 

 

付け合わせは蒸したさつまいもと

手前はもぎりきゅうりで作ったピクルス。

 

本当はここにクラムチャウダーでも

欲しかったところですが

ミルクつながりで

チャイを合わせていただきました。

美味しかったの!すごーく。

 

ルッコラのくせのある味とハムの組み合わせが

とても好きなのでよく作るのですが

麹マスタードなのか、ラペなのか

今日のはとても美味しかった。ふむふむ。

 

こうしたらどうだ、ああしてみようを

毎回やってると当然失敗することも

多々あるのですけれど

それも経験値です。

徐々に勝率が上がってくるように

感じています。

 

やる気がなくて、雑雑と

インスタントに食べてしまうことも

もちろんよくあることだけど

美味しいものを食べるのだ、という

エネルギーって半端ないなぁと

自分の食い意地にも呆れながら

毎日毎日のことだしね

食べたものが自分の身体を作っていくのだしね

美味しいものを食べるためなら

結構頑張れるし、結構楽しいと

つくづく思ってます。

 

前の日に作ったラペがあること

洗ってピンピンにキープしてる

ルッコラがあること

美味しいハムを準備して

よく合うパンを準備して

ピクルスもあるとないとで大違いだし

そう思うと、いろいろ

目端が効くようになってて

保存食関係も充実し始めてて

食に対して厚みがほんの少し

増してきている実感があります。

 

そうそう、

エンバランス というジッパーバッグ

ジップロックみたいなものなんだけど

生鮮食品がすごーくよく保つと聞いて

早速買って使ってみて、

ほんと、そうなのね!って感動してます。

洗って何度も使っても機能が続くのですって。

今回のルッコラ、洗って、

キッチンペーパーに包んで

このジッパーバッグに入れて、

もう4日くらい立つけれど

まだピンピンしてます。

大根も、にんじんも、キャベツも、

みんなきれいに保ってるの。

一人暮らしのくせに

大根は1本で、キャベツは1個丸っと

買いたいので助かってます。

シンプルで、主張のないデザインも

とてもとても好ましくて気に入ってます。

よろしければ、お試しくださいね。

 

ラップとかもあるみたい。

みつろうラップはすぐにカビが出て

早々に諦めてからも

ラップなし生活を続けてますが

そろそろつらさの方が多くなってきたので

またラップも買おうかなと考えてます。

プラスチックとの戦いには

申し訳ないけれど、

白旗を上げさせていただきました。

ものすごく優秀な素材なんだよね。

軽くて、丈夫で水分を通さないっていうのは。

いろいろなことを勉強して、

いろいろなことを見直せたから

ここまでのところは

頑張ったということにしておきます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

サステナブルは考えれば考えるほど

現実とのギャップ、矛盾がいっぱいで

なかなか難しいなってことは

よーくわかりました。

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