勉強と読書の日々

 

3年前からある勉強を始めているのですが

あれこれ仕事を抱えながらだと

どうしても片手間になり、

うまくいかない日々が続いています。

 

来月はどうしても外せない仕事以外は

集中することに決めました。

で、そのための勉強に没頭するというのを

少しずつスタートさせています。

 

1日中PCの画面の前に張り付いていると

心底疲れ果てます。

で、成果が見えないと

メンタルも消耗してしまう。

 

そんな自分をゆるめるために

朝ベッドから出る前の少しの時間と

眠る前の時間には

読書にいそしんでいます。

全く違う世界に逃避することで

リラックスできるのですよね。

 

本屋さんで買う、というのは

最近ではとても贅沢に思えるので

せっせと図書館に通っています。

昔愛読していた懐かしい本などは

書店では見つけられないことに気づいて

図書館、宝の山 とほくほくしています。

で、無料で読めるってすごいことよねって

つくづくありがたく感じています。

 

ジョン・グリシャムの法廷ものの小説など

読むのに時間がかかり、

読み応えのあるものも楽しいし、

今はよしもとばななさんの本を

久しぶりに読んでいます。

読んだことのなかった小説を選び

独特の世界観や文章に触れると

あぁやっぱり大好きだなぁと思い返して

また違うものも読みたくなってきます。

 

あとは趣味である

着物関係と料理関係

そして、最近は刺繍の本が楽しくて

あれこれ眺めています。

(刺繍半衿を自作したいと目論み中)

 

手元に置いておきたい本が見つかったら

古書を探したりして手に入れて

ハードカバーの本などは

なかなか自分では買わないから

その佇まいも含めて

図書館の本に癒される時間が至福。

 

 

しばらくは家にいる時間が長くなりそう。

ずるずるコンピューターに張り付いていると

お昼ご飯を食べずにスルーしたり

気づくと暗くなっていたりして

生活リズムが崩れます。

 

これは良くないなぁと反省して

お風呂に入ることや

ヨガの時間を自宅で作ること

そして料理も人任せばかりも

そろそろ駄目でしょうと

生活の時間割を作ろうと考えています。

 

 

週末本。(2023年12月第3週末)

 

土曜日は出かける予定のない休日を

のんびりと満喫。

頼まれていた記事を書く仕事のための

撮影をしたり

買ってきた本をゆっくり読んだり

見たかったドラマの続きを見たり。

 

ダイエットは平日にすることにしてるので

食べたいものを作って食べるのも

週末の楽しみ。

こういうのも、毎日となると話が違うのかな。

平日に仕事をして、週末に休むというリズムは

仕事を続けているからこそ なんてことも

考えるようになりました。

 

週末に読んだ本をご紹介しましょうか。

 

 

坂田阿希子先生の新刊。

『RESTAURANT B RECIPE BOOK レストランB レシピブック』

バルミューダさんとのコラボのようですが

最っ高に美味しそうな美しい写真とともに

架空のレストランB のメニューが紹介される

そのストーリー性にも惹き込まれて

これもあれもそれも食べたいが満載。

自分でもトライしてみようとも思うし

いやいや、こんなレストランが近所にあったら

朝ごはん食べに行きたいよ、とも思うし

お風呂の中で読みながら

料理したい、美味しいものを食べたい気持ちで

頭がパンパンになりました。

美味しいものの力ってすごいよねぇ。

妄想だけでも簡単に幸せになれたりするから

食いしん坊で良かったとつくづく思います。

 

2冊目は有元葉子先生の新刊。

 

有元先生の料理本ではない、

生活まわりの本が大好きです。

料理の本ももちろん

あれこれバイブルになっていますが

これからも女一人、

働きながら生きていくということに関して

いつもいつもその考え方、姿勢に

刺激をいただき、指針となる言葉を

いただいているように思います。

こんな先輩がいてくださるから

大丈夫、頑張ろうと思えるというかね。

 

他にもたくさん立派な働く先輩は

いらっしゃるのですけれど

暮らしまわり、食べることに関して

一貫して高いレベルの価値観を

写真や言葉を通して

伝えてもらうことは大きくて

ま、有体に申しますと、

きっとミーハー的に憧れているのです。

それは嬉しいありがたいこと。

今回の本からも、また

進化を続けていらっしゃる

その日々に触れることができて

いろいろ刺激を受けました。

(まだまだやなぁ あたしは。)

 

 

この方も料理家さんのようですが

あまり本もレシピにも接したことがなく

どのような料理家さんなのかは

残念ながら存じ上げないのです。

この本は旅の本。

50歳からの、というのすら

おこがましい感じになってる歳ですが

こういう本を手に取るということは

旅に出たいと思い始めてるということね。

 

いろいろな場所、

国内旅行、海外旅行の

一人で出掛けてみた記録のあれこれは

楽しんで読めて、とても参考になり

むくむくとまた旅への妄想が膨らんで

お決まりのひとりっぷにも手を伸ばし

存分に旅気分を満喫しました。

 

 

いろいろ事情や制約があり

実のところしばらくどこにも

行けそうにないからこそ

妄想は膨らむばかりであります。

 

事情が許すようになったら

一番最初にどこに行きたいかなぁ。

あれ、ひとりっP さんはもう

世界中に出掛けていらっしゃるのかしらと

気になってSUPR のサイトにアクセスして

最新刊が出てることにも気づきました。

(オーダーしてしまった。)

 

 

香港特集。香港かぁ。

返還前に行ったのが最後って

何年前だよ。(バブルの頃です。笑)

香港の前に私は台湾に行ってみたいんだ。

台湾の前にハワイに行きたいんだ。

とか、行けもしないのに

脳内はあれこれ忙しい。

 

妄想も実践も含めて

料理と暮らしと旅三昧の土曜日。

最高に楽しかったなぁ。

今読みかけの小説というのがなくて

こういう本ばかり手に取ってました。

小説にとっぷり浸かっている時もあり

本読みにもリズムがあって面白い。

 

お正月に読みましょうという

熱気に溢れる季節で

年末の本屋さんもまた楽しいもの。

図書館にも行きたいのだとか考える

のどかな日々は本当に本当に

ありがたいものです。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

忙しい年末に向けて、

みなさまご自愛くださいね。

 

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読書

 

お休みの間に読んだ本の中から

いくつかご紹介したいと思います。

まずはこれ。

 

 

お盆休みに合わせて

出版社も当然戦略を練られるのです。

休み前の書店に行く時には

待ってたものに出会える確率が高いので

気合いが入ります。

 

これは楽しみにしているシリーズのひとつ。

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語の

9冊目の新作。

今回も良かったですよ。ほんと。

純粋に物語に没頭し、

語られるストーリーに身を委ねて

わくわくはらはらする醍醐味を

たっぷり味わいました。

はぁ 良かった。

 

次はこれ。

着物関係の本を

読み漁っているのですが、

初歩の初歩として取り組んでいる

浴衣についての考察を

深めるのにとても役に立つ本でした。

 

 

著者の山崎陽子さんは

元ファッション誌のエディター。

今は着物研究家的な肩書きで

様々な活動をなさっているご様子です。

浴衣や単衣着物との付き合い方

考え方、選び方など

参考になることがみっしり入っていて

さすが元編集者、と思わず唸りました。

全体の構成も、内容の厚みも素晴らしい。

そして、洋服時代も相当な

おしゃれさんだったのだろうと思います。

全体的に垢抜けてセンスのいい感じが

とても好ましく

しばらく保存版になりそうです。

 

 

次の本は稲垣えみ子さんの本に記述があり

気になって気になって

図書館で取り寄せてもらって

読んだ本です。

今 amazon では Kindle版のみ

販売しているようです。

 

 

これを始めてから

生ゴミが出なくなったので

元々少ないゴミの量が激減したという

稲垣さんの本の記述に引っかかり

土が良くなりベランダ菜園が充実という部分にも

大いに引っかかりました。

 

今年のベランダ菜園は散々だったのです。

小さい茄子が2つと、ミニトマトが3つだけ。

きゅうりは2苗植えたのに、

とうとうひとつも収穫できず。

水やりもちゃんとしていたし、

肥料もあげてたのになぁ。

花は咲くのに結実しないのは

やはり土か、と常々考えているので

堆肥を作ることには憧れがあります。

 

黒土でキエーロ というのも興味深く

トライしたいと思ってますが、

これは生ゴミは消えるけれど

堆肥にはならないらしいのよね。

取り掛かる準備も少しハードルが高くて

手付かずのままなのです。

 

この本の方法では土嚢袋を使うらしいので

大きな容器を準備する必要がないようです。

きちんとやれば、虫は大丈夫らしい。

(虫が出る前にどうにかするらしい)

とはいえ、あまりに気温が高すぎるうちは

難しそうなので、少し涼しくなったら

トライしてみたいものだと

考えております。

(やるかどうか できるかどうか。)

 

 

そしてこれは家事の本ですね。

 

 

断捨離であまりにも有名な

やましたひでこさんの家事の本です。

これも図書館で見つけて借りてきました。

こういうのは、ざーっと読んで、

参考になりそうなことが

ひとつでも見つけられたら最高 と

思ってるのですけれど、

この本を読んで始めたのが

”洗面台を使ったらすぐに拭く”活動。

 

山下さんはタオルを使わず

ペーパーを使っていらっしゃいます。

ペーパー導入をするつもりはないので

無理無理、と以前は全く

引っ掛からなかったのですが

最近使い始めた「布巾」なら

あるいは出来るか!?と思いつきました。

限りなくペーパータオルに近く

そしてすぐに乾くからね。

小さめの布巾をタオルラックにかけて

手を洗うたびにそれで拭き、

洗面台まわりもついでに拭いて

伸ばしてまたかけておく を繰り返すことに。

布巾は次に洗面台を使うタイミングには

ほぼ乾いています。

汚れというよりは、水滴を拭うだけなので

気持ち的にも大丈夫。

1日使ったら洗濯して白い状態を保ちます。

いつの間にか『常に洗面台がピカピカ』を

キープできるようになりました。

無茶苦茶気持ちいいうえに、

朝の掃除ルーティンから

洗面所掃除が消えたのです。

 

気をよくして、トイレも洗面所の床も

使ったタイミングで掃除する習慣を

つけられないものかどうか

試行錯誤をはじめたところです。

 

 

たまたま読んだ本の数行で

生活が変化していきます。

あれこれ考え、試し、咀嚼して、

自分なりの形に変えていくのですが

ただ暮らしているだけでは

思いもつかなかったヒントを

もらえることも多く

意識してみるとほんと、

なんだか楽しいのです。

インスタやYoutube からも

情報は得られるけれど

本というのはまた、

媒体として全く違うものですよね。

 

暮らしも然り

仕事のやり方も然り。

毎日の時間の過ごし方

物事の考え方の中で

ストレスを感じるものを

少しでも改善していくことで

人生は少しずつ、楽しく明るい方向に

角度を変えていくものなのでしょう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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読書が教えてくれるもの

 

レックバリの長い推理小説シリーズ。

手元にあるのは全て

もうすぐ読み終わります。

何回目か不明ですが、

自分が読んでいる年齢や状況により

その後に蓄えた知識や経験により

毎回違う感想を抱いたり

違う場所で深く考えることになったり

小説を読むのは、そういう意味でも

興味深い体験です。

 

いつも思うのは、

想像もつかない遠くの北欧の国で

繰り広げられるストーリーの

その中で描かれる人たちが

とても近しく感じられること。

怒りも喜びも、焦りも苛つきも

家族への愛情も鬱陶しさも

ティーンエイジャーの不安定さも

全て、ここ日本でなら普通に

イメージできること。

行ったことのない遠い国の

話す言葉も理解できない人たちが

同じように思い、生きていることを

知ることだけでも

本を読むということが

与えてくれるものには

大きな意味があると感じます。

 

そして、同じように、

世界中のどんな国においても

どんなに違う言葉を話し

どれほど違う文化の中で暮らしていても

同じように笑い、苦しみ、

愛し、憎み、生きている人がいることも

理解する手助けをしてくれます。

 

松本零士さんが亡くなったことを

悼む番組の中で、

彼の言葉として

温暖化など地球人として

戦わなくてはいけないことが

たくさんあるのに、

人間同士で戦争なんてしてると

本当に人間は滅んでしまう

というような意味の言葉が紹介されていて

胸を打たれました。

 

今も世界中で戦火の止む火がないことは

理解を超えることです。

何をどう考えたら、そんなことが出来るのか

どうしてもわからない。

 

何をどう考えても

世界を変えることなどできませんが

大きく目を開き

出来るだけ公正な情報を得るように意識して

知識を集め、考えることは

やめないようにしようと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

読んでいないレックバリの本が

いくつか見つかって嬉しい。

シリーズものではなさそうだけど

読むのが楽しみです。

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お風呂の楽しみ

 

先日ご紹介した石鹸作りの本。

 

 

この本を読んでから

お風呂に浸かるたびに、

あぁ、いい香りの入浴剤があったら

どんなにいいだろうなぁと

思うようになりました。

 

“ゆずの皮と春菊を

ガーゼの袋に入れて”

なんていう記述があったなと

想像するだけでも楽しい。

 

石鹸も、シャンプーバーも

入浴用の塩も手作りで

ハーブのいい香りがするなんて

どんなに素敵なことでしょうか。

 

お金を出せばいくらでも

いいものは手に入りそうですが

本当にいい香りの自然なタイプのものは

すごく高額そうにも思えて

そういうのを使いたいわけでもない気がします。

 

少しずつ、自分で作って

キープしていければいいよね。

 

髪を洗わなくちゃ

メイクを落として洗顔しなくちゃ

もちろん身体も洗わなくちゃ って

どうしてもしなくてはいけない

面倒な作業にもなりがちな入浴というもの。

 

作業にするか楽しみな時間にするかは

心持ちの問題に思えます。

楽しむ時間にするにも、

自分の側に余裕がないとなかなかね。

 

それでもやっぱり、こんな風に寒い日には

とにかく温かなお湯に浸かるのは

最高に幸せな時間です。

出来るだけ、焦らずに、ゆっくり

バスタイムを楽しめるといいな。

帰りに無印に寄って、

エッセンシャルオイルを

物色してみたいような気持ちに

なってきました。

 

今夜はとりあえず、

キッチンにある大きめの粒の塩に

いい香りのエッセンシャルオイルを垂らして

お風呂に入れてみようかな。

 

柑橘系のフルーツを食べたら

皮をベランダで乾燥させてみよう。

そして麻布で袋を縫っておこう。

ハーブやみかんの皮なんかは

ガーゼとかで袋を作り、

その中に入れて

お風呂に入れれば良いのだと

いろんなところに書いてあります。

布ならなんでもいいと思うけれど

麻くらいの目のものの方が

中の成分が出やすそう。

穴のあいた枕カバーを

ウェスにする予定なので

それをリメイクしてみます。

 

お茶パックでもいいみたいですが

一応プラごみになるものなので

ささやかに使わない方向で。

ラップをまた使い始めたり

してるくせにですけども一応。

 

コーヒーフィルターも、

麻のものを使い始めており

これで、フィルターを

買いに行かなくていいのかと

目から鱗なのです。

紙の匂いがするんだよ、と言われて

そんなに繊細な鼻の持ち主ではないけれど

確かにそう言われれば

布の方が素直なコーヒーの味がするような。

残った麻布で、

コーヒーフィルターも作ってみようか。

 

麻布にも色んな番手のものがあるので

薄手の糸が細いものの方が

これに関しては良さそうではあります。

 

手作りのものでも

ほっこりしょぼくならないように

すっきり素敵に仕上がるように

その辺りは少し考えながら

バスタイム、楽しんでいきたいなと

思ってます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

朝ボクシングに行ってきてヘトヘト。

だから朝からずっと

お風呂に浸かる瞬間の妄想から

頭が離れないのだな。

 

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おいしい悩み

 

ミナ・ペルホネンの皆川さんと

坂田阿希子さんの共著、

「おいしい景色」を読みました。

 

ジュリ先生の料理を

皆川さんが盛り付けるという嗜好と

それぞれにテーマとなる器、料理に

合わせて綴られた文章が添えられていて

素敵な写真と、もちろんレシピとが

載っているという本です。

 

雑誌 SWITCH に掲載中から

ちょくちょく立ち読みしたりしてました。

 

 

いわゆる料理本というよりも

エッセイのジャンルに入るのだろうと

勝手に解釈して、買わずにいたのですが

これは手に入れておかないと後悔する、

という気持ちにふいに襲われて

書店で見つけた時に購入。

初版がなくなると

書店で手に入れるのは

難しくなりそうだからね。

 

買った後もしばらく

本棚に置いたままだったのですが

この週末に読み始めたら

作りたい料理が次々に現れるもんだから

なんだか興奮してしまいました。

 

ジュリ先生のナポリタン、

お店でも人気メニューですが

おうちで食べさせてもらったことがあります。

記憶に残る美味しさだったやつ。

そのレシピが載ってるし

おまけにトマトケチャップのレシピも載ってる!

なんて嬉しいことでしょう。

 

早速作ってみましたが、最高です。

腕が違うとはいえ、

私が作ってもそこそこ美味しかった。

 

2.2mmの太々のスパゲッティを使うこと

ミニトマトも入れること

 

このあたりがポイントといえば

ポイントなのかな。

思い出すとまたすぐにでも

食べたくなってしまうよ。

 

坂田阿希子といえばこれ、と思える

アイコンみたいなレシピが並びます。

秋に必ず数度作る秋刀魚ご飯、

新潟の喫茶店のがベースになった

ふわふわたまごサンドは

昔一度一緒に食べに行って

その美味しさにびっくりしたのでした。

チキングラタンや鶏の唐揚げなどは

料理名だけだと普通だけど

ジュリ先生のレシピで丁寧に作ると

ひと味もふた味も違うんだよね。

 

皆川さんの文章の中に

ジュリの料理を評して書かれた一文があり

そうそう、と思いながら読みました。

彼女のフィルターを通して作られた料理には

普通のものが、何か特別なものになる

魔法みたいなものがかかるのです。

 

素敵なおいしいもの満載の本でした。

やっぱり手に入れてよかったよ。

 

有元先生のおっしゃるように

全ての材料をバットに下準備してから

料理に取り掛かり

ウーさんの本にあったように

端から終わったものを片付けて

料理家の先生たちの教えのもと

我が家の台所とわたしの料理は

日々進化を続けています。

 

ひとりで食べるささやかなご飯。

雑雑と作り、盛り付けて

雑雑と食べることもあるけれど

丁寧に作り、素敵に見えるように盛り付けて

ゆっくり味わって食べる方が

もちろん豊かな気持ちになれるから

1回でもそういう食事を増やしていけるといいな。

 

と思いつつ そんなことばっかりやってると

体重増加が止まらないので、

月曜断食にまたトライしようかと思案中。

お正月明けから緊急事態が続いていて(笑)

やばいやばいと完全断食にトライしてみました。

成功した日が2回。できたやん。

翌朝は少しすとん、と落ちます。もちろん。

普通に食べるとすぐ戻るにしても、

そのままで増え続けるよりはマシ。

これは、ひょっとしたらまたできるかも!?と

思い始めて、再読中。

読み直すと、まぁ覚えてないこと。

びっくりするわ。

 

本の通りに厳密に続けるのは

結構厳しいのは経験済み。

もうちょっと続きそうなやり方に

少しだけ修正を加えながらやってみようか。

それで効果はあるんだろうか。

やっぱりないんだろうか。検証してみます。

完全な自己流よりは、

ガイドラインがあったほうが

良いのではないかという仮説です。

ダイエットってこうやって

一生延々とやってるのかなぁ。

やれやれ。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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おつかれ。

 

ジェーン・スーさんの新刊に

とっぷりと心癒されています。

 

おつかれ、今日の私。』

 

何となく心の中にある重さとか

しんどさとか痛さとかつらさとか

そういうものの原因らしきものを

言葉にして表すとこうなるのね。

 

50歳になろうとしているスーさんは

私より10個くらい下だけど

女が抱えるものをしっかりと見つめて

言語化してきた人だ。

 

すっかり時の人になっていらっしゃるけれど

そういう人でも日々のしんどさは

普通の人間と変わりなくあり

自分で自分をいたわることでしか

乗り越えられない夜があること

読みながら泣いてしまう人が続出というのも

うなずけてしまいます。

 

今朝、シーツを取り替えながら

数分前まで取り替えなくちゃと

強迫観念に駆られていたことを思いました。

1週間に1度はシーツと枕カバーを洗濯しよう

というのは、できればね、という条件付きで

そうしよう、と自分が決めたこと。

替える気になれなくて、放置した週は

ベッドを見るたび、ベッドに入るたび

怠けた自分を責められてる気分になる。

 

毎日、っていう人の話も聞くし、

1ヶ月っていう人の話も聞くから

そこにあるルールはどこまでも

家事に避ける時間の有無やこだわりの有無

どのくらいの周期が

自分には適切と思えるのかっていう

マイルールでしかない。

 

そんな些細なマイルールが積み重なって

日々のルーティンになっていて

自分で決めたルールと

毎日戦ってる気持ちにもなります。

出来なかった時に落ち込むくらいなら

そんなルールはない方がいいんじゃないの?って

うっすら思いながら。

 

それでも、それは

自分を肯定する基盤になってるのも確かで

昨日より少しでも良い方向へ向かおうとする

目標だったりもするから

もっと落ち込むことがわかってるから

やめることもできないのだな。

 

家の中はいつもきれいで整っていて

3食きちんと手作りの美味しいものを食べ

それでもキッチンも食べ終わった後には

何もない状態になり、

仕事は熱心に前向きに良い仕事をし

世の中の役に立つ人でいて

歳をとっても若々しく魅力的で

すっきりとした体型を保ち

素敵なパートナーと子供達に囲まれ

お金の不自由もなく

前向きに生きている女性

 

なんて理想と思われるようなことを

書けば書くほど、

そんなひといるわけないじゃんと

心の中で声がします。

(いるのかもだけど。)

(そんな人とは友達になれそうにない)

(妬ましくて間違いなく自分が嫌な女になってしまう)

 

苦手な分野がひとつくらいあるでしょう?

恵まれてないことだってひとつくらいあるでしょう?

誰にも言えない悩みだって

昔から抱えてるコンプレックスだって

きっと何かしら誰にでもあるよね?

 

誰かと比べて凹むのはしんどいし

誰とも接することなく寂しいのもしんどい

 

そんなこんないろいろな種類の

自分の内側のもやもやの原因を

少しときぼぐしてもらったような

気持ちになりました。

 

お疲れの方に、おすすめです。ほんと。

 

この、後表紙のイラスト、

最高じゃないですか?

 

 

すっきりとした解決法などないあれこれも、

あったかいお風呂のお湯に溶かして

とにかく眠ろう。

また明日、少し元気が出てたら

また頑張れるよね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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師走本 2022

 

 

少し前からお風呂の中で読む本になってます。

 

この帯にある

「何も失っていない人などいない」という文章に

心をえぐられました。

 

普通に、今、東京で生きている人たちの

リアルなストーリーが綴られています。

ひとつひとつ

雑に読む気になれない内容で

複雑な気持ちになりながら

ゆっくりと読み進めています。

何がどう、ということではないし

何かヒントになる素敵なことが

みたいなことでもない本なんだけどね。

 

いいことも悪いことも

山も谷も

誰にでも訪れて、

超えていくしかなくて。

そんなことを考えさせてくれる本。

しんどいのは自分だけじゃないし

たくさんの人が今を生きてること

文字を追いながら手ざわりとともに

感じることができるように思います。

 

オーディブルで本を聴いたり

ドラマや映画を観たりするのも

楽しい楽しいことだけれど

本を読む、ということは

格別の体験だなといつも思います。

 

先日読んでいた伊坂の短編集はこれ。

 

 

何度目かの読み直しだけど

その度にいい短編集だなぁと軽く感動します。

ひとつひとつのストーリーや登場人物が

時系列を行ったり来たりしながら

ゆるやかにつながり

魔法のように幸せな気持ちを残しつつ

また流れていく様子。

伊坂幸太郎ならではの世界観に

とっぷりと浸かって軽やかに抜けられる

大好きな本です。

 

年末に向けて少し

本を読む時間がいつもよりあるはずだから

いい本にまた出会えるといいな。

お休みに入ったらまず

図書館と、本屋さんに行こうと思っています。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

ワクチンを打ったから

かからないだろうという

この安心感のために打ったのか。

なんとはなしに気が楽になってるから

まぁよかったってことにしよう。

 

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おいしい本3冊

 

最近読んだ本のご紹介を少し。

 

 

実はテレビの番組は

まだ一度も見たことがありません。

評判だけは良く聞いてて

気になってたものだから

本を見かけて持ち帰りました。

 

奈良の山寺に一人で暮らされている

女性のご住職の暮らしを追った内容で

里の人たちとの交流も含めた

日々の様子が綴られています。

心がほっと温かくなりながら

ご住職の覚悟や気持ちの強さや広さ

そういうものに感動を覚える内容でした。

 

 

 

青山のごはん屋 PAROLE  の店主

桜井 莞子さんの本。

もちろんレシピも載っているけれど

その人生模様に釘付けです。

このお店、少しアプローチしにくい

場所にあるのですが

一度料理関係のプロたちに

連れて行ってもらったことがありました。

みなさん親しげにされてて

料理界の重鎮の方なのだろうと

うっすら想像はしていたのですが

本当に料理スタイリスト業界を

日本に作ってきたような方なのだと

この本を読んで知りました。

お店を作られたのが70歳の頃。

勇気もいただける本です。

 

 

 

大江千里さんは、同年代で

近所の学校に通われてた時に

デビューされたので

とても親近感があります。

 

いい感じに年齢を重ねてらして

ブルックリンでソロでご飯作ってる

この感じに迷いなく

タイトル買いだった本です。

 

アメリカで男の人が拘って自炊すると

こんな感じになるのか っていう

ストーリーが面白くて楽しい本でした。

 

 

3冊とも、レシピも載ってるんだけどね

お料理に加えて

食をベースにした人生のストーリー

みたいなもので出来上がってる本。

続け様に3冊読んで

食いしん坊は世の中にいっぱいいる と

嬉しくなってしまいました。

 

生きていればお腹は減るのだ。

毎日毎日ね。

 

さて、久々に今日着たものを。

 

 

大体同じような格好ばっかりしてるのだけど

前後どちらでも着られるトップス

Kitty black (丸首を前にして) と

テーパードパンツ

Danielle charcoal

私的には非常に着痩せするセットと

認定してます。

すっごく楽にきれいに今っぽく見える

コーディネートと思ってて

おすすめですよ。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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おいしい読み物

 

この間から2冊続けて

食べ物系のエッセイを読んでいて

あまりに幸せな気持ちになるので

ご紹介したいなと思いました。

 

1冊目は図書館で借りてきた

安野モヨコさんの『くいいじ 上巻』。

 

 

週刊文春で連載されていたものを

まとめたもののようですが

安野・庵野家の様子は

『監督不行届』を読んでから

とても親近感を抱いていますので

楽しく読ませていただきました。

 

安野モヨコさんの漫画そのものは、

「働きマン」くらいしか

きっちり読んだことはないのですが

書籍「美人画報」シリーズは

本当に愛読しました。

 

ものを書く、描く人の考え方は

その作品に否応無しに滲み出てくるもの。

安野モヨコさんという女性は

その価値観や姿勢も含めて

大好きな方のひとりとなってます。

 

プロとしてしっかり働く中で

職業柄バッシングを受けることもあり

傷つきながらも負けずに仕事で返し

自分の幸せを自分の手で

作っていかれている様子が

書かれているものから見えてきて

なんだか勇気をいただくのです。

 

で、この本は、

アンノ家の食べ物まわりのことが

あれこれと書かれております。

謙遜なさっているけれど

かなりお料理もなさる様子。

漫画家さんというのは

こういう感じの生活なのか、など

仕事周辺の様子も伝わってきて

楽しくお腹のすく本でした。

下巻も読みたくて、

図書館で予約してみました。

 

もう1冊は名著

沢村貞子さんの『私の台所』。

 

 

ここしばらくそのあたりに置いてあり

お風呂の中だったり、

やかんのお湯が湧くまでの時間だったりに

拾い読みをしています。楽しい。

 

少し前の時代の台所の様子。

手をかけて、細やかに季節のものを

作られている日々は

女優さんの暮らしというよりは

一人の働く女性のそれで

とても真似はできないけれど

憧憬を抱かせてもらう生活。

そうか、そうか、やってみようと思う

ちょっとした料理のコツのようなものも

たくさん見つけられます。

 

どちらの本にも、

ご主人様の存在と暖かな関係が

あちこちに垣間見え

本当に羨ましく思いながら

あっという間に読んでしまい

なんだか美味しいものを

ガツガツ食べて

なくなってから

もっとゆっくり食べればよかったと

後悔するのに近い気持ちになっています。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

夏野菜もそろそろ終わり。

栗が並び始めましたね。

 

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