読了

 

ゴールデンウィークに

伊坂幸太郎さんの

「チルドレン」と「サブマリン」を

読み返して、うーん と唸り

やっぱりこの人すごい と

再認識いたしました。

 

そして、手元に置いてあって

まだ手をつけてなかったお宝。

「逆ソクラテス」を読み

もう一回 うーん と。

すごいな。伊坂さん。

 

 

心の中のひりひりするところと

やわらかなところに

沁み入るような小説群でした。

 

生きづらい毎日。

これを読んで救われる子供たちが

ひとりでもいますようにと

心から思います。

 

あー。温存してあった本を

読み切ってしまったよ。とほほ。

 

本を1冊書くのに、

どれだけの時間がかかるのか。

どれだけのエネルギーや思いが

必要なんだろうか。

読む私たちは

一瞬で消費してしまうのにね。

 

それでも、きっとまだ出会ってない

心躍る小説はたくさんあるのでしょうから

またそれを探すのも楽しいものと思って

本屋さんや図書館をぶらりとしに行こう。

 

土曜日と日曜日は

うっかりしてると

猫以外の誰とも話さないまま

過ぎてしまいます。

 

母の日だったから

母に電話して

しばしおしゃべりをしました。

 

母の日だったから

娘から電話があって

しばしおしゃべりができました。

 

母と子の交流が

日本中であったのだろうなと思うと

なんだかあったかい気持ちになります。

 

さぁ、今週も始まりました。

いろいろなことを読んだり聞いたり

考えたりすると

少し心が重たい月曜日です。

去年とはまた違う重さ。

いろんなことが試されるような

そんな日々が続きますね。

 

それでも、やまない雨はないのです。

きっと、大丈夫。

今週も頑張っていきましょうと思います。

皆様にも、笑顔になれる瞬間が

たくさんある今日でありますように。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

何かをしながら

 

相変わらず

眠ったりお風呂に入ったり

眠ったり水シャワーにトライしたり

ちょこちょこと掃除や洗濯をしたり

料理をしたりしてる合間に、

このお休みは結構どっぷりと

小説を読んでいます。

 

本を読む という中の

勉強ではなく楽しむ方向の読書です。

 

宮部みゆきさんの新刊で

大事に大事に置いてあった

「魂手形 三島屋変調百物語七之続」

を皮切りに

杉村三郎シリーズを

「誰か somebody」から

「名もなき毒」、「ペテロの葬列」上下巻、

「希望荘」、「昨日がなければ明日もない」

まで読み、

 

宮木あや子さんの

校閲ガールシリーズを3冊読み

 

合間に原田マハさんの

「ハグとナガラ」も読み

伊坂幸太郎さんの「チルドレン」を読み

その後の「サブマリン」に取り掛かったところ。

 

読みに読んでます。

ハードカバーも文庫本も

kindle に入れた電子書籍も手当たり次第。

 

シリーズものが好きなんです。

読み始めると止まりません。

で、シリーズ最新刊を読むと

そもそもの最初から

読み返したくなってしまうループ。笑

 

でも、これのおかげで

今回のお休みは意外なことに

動画にはほぼ手を出さずに

過ごしてます。(今のところね。)

 

こうしてガツガツ活字を読んでいると

耳で聞くのも

動画を見るのも

微妙に受動態なのだな

ということに気づきます。

 

能動的に聞いてる見てるつもりでも

やっぱり違う。

読む、というのはまた違う。

 

本に限らずラジオでも聞いてる時には

ぼうっとしてると通り過ぎます。

何を言ってたか

聞いてないタイミングがあります。

他のことをしながらだし

他のことを考えてると

全く聞いてない空白が出来ます。

私はまだ勉強系の本しか聞いてないので

これが娯楽系になるとどうなるのかは不明。

 

何もせず聞くことだけに集中してれば

話は別なんだろうか。

他のことが出来てしまうから

つい、他のことをしながらになり

他のことを考えてしまいがち。

 

かといって聞いてることに集中しすぎると

その時にしていることがおろそかになり、

それ以外の耳情報が入ってこないというのは

意外と危険なんだよね。

外界を閉ざして

自転車に乗ってる人たちがその典型。

 

動画を見るのはその内容にもよりますが

ドラマや映画なら、

ストーリーに集中するので

本気で見たい時には他のことは出来ないし

何かをしながらでも

かなり単純作業でないと無理。

しかも、視線が向いてないと

大事なシーンを見逃すことになってしまうので

作業をしながらだと

結構何度も中断しながら見てたりします。

受動的に受け取りながら見てるんだけど

集中してないとそもそも見る意味がなくなる。

 

煮干しの内臓を取る作業とか

たくさんあるリンゴを剥いて

ジャムにする下準備をするとか

山のような洗濯物をたたむとか

そういう作業の時には、本当に

何かを見ながらだとはかどるし、

作業そのものが楽しいものに変換されます。

 

本を読んでいる時には

他のことは考えられませんし出来ません。

文字を追い、意味を理解しようとしてるし

本を支える手がいるし、

ページをめくる作業も必要。

kindle で読んでても、

ページはスクロールせねばならん。

他のことを考えたいなら

他のことをしたいなら

本を閉じて置くしかない。

 

ここが決定的に違うのだな。

ネットフリックス見るのに必要なのは

目を開けていることだけ。

次のストーリーもクリックすらしなくても

始まってしまうから

見続けることよりもやめることの方が

手間がかかるということ。

そりゃ見続けがちになるよね。

 

何かを聴きながら

何かを見ながら

何かをすることに慣れてしまうと

何も見ず、何も聞かず

作業や思索に没頭することが

難しくなるような気がして

時間を有効に使っているつもりだけれど

どうなんだろう?と思ったりもします。

 

まぁ仕事している間は

目の前の仕事だけを見てる

そういう時間がたっぷりあるから

普段はあまり感じないんですが

家事をしている間だって

スピーカーを持って歩く

もしくはイアホンで飛ばしながら

本を聞くなりクラブハウスを聞くなり

そういうことはいくらでも可能になって

ぼーっとすることが

下手くそになってるように思います。

 

ご飯を食べる時に

ご飯を食べることだけに集中するのが

難しくなっているのもそうだし

お風呂に入る時に

本を忘れると慌てるのもそう。

温泉旅館の露天風呂なら

お湯を楽しむことだけに集中するのにね。

 

本を読みながら

文字を追いながら

主人公たちが頭の中の

想像の世界の中で動き出し

喋るのを聞きながら

それが今この瞬間に

自分の頭の中だけで

起こっていることや

その本を同じように愛する読者が

たくさんいることを思います。

 

なんだかんだ言いながら

本を聞くのも楽しいし

動画を見るのも楽しいし

本を読むのも楽しい。

好きだなー と思った本は

何度読み返してもほんとに好き。

こういうもの、ありとあらゆるコンテンツを

世の中に生み出してくれる人たちの才能に

驚嘆しながら感謝して過ごす休日。

最高です。

あと二日かー。

あっという間に過ぎてしまうなー。

今日もどうぞ良い1日を。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

本を読むこと

 

 

完訳 7つの習慣

4月の最初の頃に読み始め

内容の難しさ、濃さに

ここまで進まない本も

久しぶりだと思いながら

毎朝少しずつ

じっくりと読んでいます。

 

世界中でミリオンセラーになっている

本ですから

もう読まれたという方も

多いのではないでしょうか。

 

何度も買ってトライしては

途中で挫折して本を売る

ということを繰り返していたのですが

今回は意を決して

特装版というのを入手しました。

 

内容は同じですが、

ハードカバーより

小さめで、軽めで、

聖書などによく使われているような

やわらかなビニールのカバーで

ベッドの中でも読みやすく

今第3の習慣に入ったあたりです。

 

これは手強い と思われます。

意味を理解して

自分の糧にするためには

何度も何度も読み、考え、

実践し、反省し、ということを

重ねるしかなさそうな本。

とりあえず、初回は

あまり立ち止まらずに

全体を読み通そう、と決めていますが

それでも時間が相当

かかるだろうと思われます。

普通の小説なんかなら

相当早く読める方だと思うのですが

この本は手強い。

手強いけれど、とても面白いし興味深いと

ようやく思いながら

この本を読めるタイミングが

やってきた、と感慨深いものがあります。

本にも、人にも、考え方にも

学ぶ場所にも、働く場所にも

適切なタイミングで出会うべくして

出会うのだ。

 

本を読む ということ

子供の頃から延々と行ってきた

この行為が、自分が信じていたことと

実はかなり乖離していることに

衝撃を受けています。

 

読んだものは、

うっすらでも身についていると

頭の中に入っていると

何の根拠もなく楽観的に

信じ込んでいました。

 

だからたくさん本を読めば

会社経営のことがわかるようになるとか

決算書が読めるようになるとか

ダイエットができるようになるとか

なんとなく思ってたのですよね。

読んだ冊数が多い人は偉い、

賢い、というのも

見当違いの尺度なのかもしれません。

 

読んでも読んでも

大して自分は進歩しないし

理解も追いつかないし

痩せないし

暮らしがその日を境に

劇的に変わったりもしません。

 

本を耳で聞くようになってから

1度読んだくらいで

内容が頭に入ってると思ったら

大間違いなんだということに

気がついて

ショックを受けたのです。

 

印象的なエピソードなどは

覚えているにせよ

それ以外の重要な理論などは

何度聞いても、

初めて聞いたように感じます。

頭で理解していない

もしくは理解しても

スルーしていて自分の中に

とどまっていないということ。

 

Atomic Habits などは

おそらくフルで8回くらい

結構集中して聞いてますが

聞き直すと新鮮なフレーズが

いまだにまだまだたくさんあります。

 

そうか。と

ようやく腑に落ちました。

わかったような気になってるけど

本当には分かってないってことだ。

 

先月ご紹介していた

決算書の基礎の基礎が

分かるようになるという簡単な本も

一通りサラッと読むだけなら

2時間もかからずに読了しました。

 

理解しよう、と思いながら読むので

当然ある程度は、なるほどね、

ふむふむ、と思いながら読んだのです。

今までならそれで終了。読了。

でも、読み終わったからといって

相変わらず決算書の読み方に関して

上達はしていない。

 

会社のデスクのそばに置いて

数分でも毎日復習をするようにしてみました。

少しずつ、少しずつ、書いてあることの意味を

しっかりと頭の中に移していくように

本当に理解できるよう、

考え、考えしながら

何度も読んでいます。

そうすると、少しずつ、

自分の会社の現状と課題が

認識されてくるようで

目から鱗が落ちていきます。

 

自分で伝票1枚から

入力するようになったことも

必要なことでした。

日々作るものにかかる費用

売り上げの数字

毎月かかっている様々な経費

返さなくてはいけない借入

全てが絡み合い、

重なって数値となって

出来上がっている決算書が

ようやく日々の営みと

結びついてきたように感じています。

 

学ぶということは

こういうことだ。

 

身につけるというのは

実践して失敗を繰り返しても

毎日少しずつの変化を

重ねていくことだと

ようやくようやく理解しつつあります。

 

ほんま、遅すぎるやろ自分。

と 半笑いで情けない気持ちになりますが

まだまだ人生には

たくさんの課題が残っているということ

楽しみでしかない とも感じます。

全部伸びしろ。笑

 

コロナが変えた世界の中で

じっくり自分と向き合う時間をもらいました。

ゴールデンウィークも

気持ちも身体ものんびりさせながら

学びたいことを学ぶには

5日なんてあっという間に

過ぎるのだろうと思います。

 

さて、木曜日のこっそり企画ですが

本日ご注文いただきました皆様の中で

ブログ、読みました!と

備考欄に宣言していただいた方に

ささやかな「おまけ」を

プレゼントさせていただこうと

思っております。

(休日につきちょっと簡略に 笑)

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

本を読む

 

打って変わって

気持ちよく晴れた、

でもひどく風の強い日曜日です。

 

こんな日に火事が起こると

大変だろうと

大変だっただろうと

昨日から「羽州ぼろ鳶シリーズ」を

読んでいるので、ふと

そんな方向に頭が動きます。

焚き火をするようになってから

火の怖さを強く感じるようにもなりました。

 

消防車のサイレンが聞こえてきて

なんだか落ち着かない。

本当に火事が出たなら大変だ。

 

羽州ぼろ鳶シリーズは

ご存知の方も多いかと思いますが

今村翔吾さんによる

江戸時代を舞台にした

火消したちを主人公にした

時代小説シリーズです。

長谷川平蔵や

老中田沼意次なども登場する

熱い物語で、めっぽう面白い。

どなたかが解説で漫画 ONE PIECE に

なぞらえていらしたのですが

まさに、そんな感じの小説。

 

今出てるところまで、

何度目かわからないけれど

読み返していて、

さっき終わってしまった。

 

こういう時が困ります。

ドラマや小説の世界に

すっかり没頭していたのに

ぷつりと途切れてしまった時。

 

次に何を見れば

何を読めばいいのか

何を見て何を読んでも

物足りない気持ちになるのだろうと

予想できる時。

 

現実ではない世界を描く

映像もそうだけれど漫画も

小説なんて、文字だけでそれを

やってしまう才能のある人たちって

本当にすごいなぁと

思わずにはいられません。

 

勉強になる、ためになる本

それはそれでありがたいけれど

なんとなく、自分の至らなさを

自覚しながら読み進めるわけだから

楽しいというのとは全然違う。

 

どきどきはらはらする小説は

生きていく上での楽しみで

喜びのひとつなんだよねって思います。

 

観に行きたい

映画があったけれど

なんとなく自重しました。

 

変異株の感染力が高いこと

ワクチンは当初思っていたほど

順調に供給されては全くおらず

医療従事者に打つ分も

実は確保されていないのではないか など

朝のニュースで聞かされると

なんとなく不安なことが多くて

今日は家にいよう、と決めました。

(先週末に、鬱憤は

随分晴らしたということでもあり。)

 

1年前とあまり状況は変わってないな。

私たちは少しだけ

対処法を学んでいるけれど

それでも対処できなくなると

やはり「閉じこもる」という唯一の

解決法を取らざるを得ない。

 

ワクチンの接種が進んだ国でも

それにかこつけて油断すると

また感染者が増えるという事例も

起こっているようだし。

うーん。

 

ここは粘り強く、

辛抱強く

コロナとの戦い?共存?に

取り組むということなのでしょう。

 

本を読んだり

朝から湯船に浸かったり

料理をゆっくり作ったりしてます。

 

それはそれで、悪くないんだよな。

ほんと。

自分の意思で家にいると

それはそれで

十二分に楽しめるものです。

 

目の前の楽しさ喜び嬉しさを

大事に過ごそう。

家にいて猫2匹の寝顔を見ながら

平穏に過ごせる日曜日。

なんて贅沢で幸せなことでしょう。

 

皆様にも、どうぞ良い

日曜日でありますように。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

3月読書

 

書いたブログの中に

すでに登場したものもありますが

最近読んだ本。

 

 

 

道は開ける 文庫版

 

読了しました。

こういうなんとなく何かの

基本中の基本 みたいなものを

完全にスルーしてきたので

とても新鮮に読んでます。

もはや古典みたいなものなので

読んでいらっしゃる方も多いかな。

悩みを解決するためのアドバイスが

満載の本なのです。

意外と読みやすく、

普通に面白かったです。

どんな時代にも人は同じようなことで

悩んでるんだな。

 

 

 

習慣の力〔新版〕 (ハヤカワ文庫NF)

 

読んだというより

Audible で聞いており、

今2回目の真っ最中。

何回も聞くことで理解が深まることを実感すると

どんな本でも1回読んだだけで

わかったような気持ちになってたけど

すごく間違ってたことに気づきます。

 

著者が何年もかけて研究し取材し

時間をかけて、考えて考えて書いた文章。

その知恵に到達するまでに

費やした時間を思うと

そんなに簡単に理解できるもんじゃないと

ようやく気づきました。

どんな本でもきっとそう。

何度も読み返すことで見えてくるものが

色々とあります。

 

この本も1回目は

何となく違和感があったのですが、

2周目に入って、なるほど、と思うことが

増えてきました。面白いです。

 

 

 

大人になってやめたこと

 

この方の本、3冊目かな。

等身大というか、

共感できる部分が結構あって

ヒントなども拾える気がするので

新刊が出ると手が伸びます。

 

 

 

 

ビジネス基礎体力が身につく 決算書を読む技術

 

え、と。まだそんなことやってるの?

って感じですが、はい。

まだまだ勉強が足りない自覚あり

この本もさらっと一通りは

1回読みましたが

今2回目読み返してます。

分かったようなつもりになってても

本当のところは理解していないことが

山のようにあります。

基礎の基礎からやり直そうと思ってます。

 

 

 

あきない世傳 金と銀(十) 合流篇

 

小説はまた別に、娯楽として

色々と読んでますけれど、

これは楽しみにしているシリーズの最新刊。

小説とはいえ、お商売の話なので

なかなか興味深く、面白いのです。

しかも江戸時代の呉服屋が舞台。

今で言うところのアパレルの知恵と工夫が

散りばめられていて、

学ぶことも多いのですよね。

 

 

 

立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

 

今村翔吾さんの

くらまし屋シリーズの最新刊。

これ読んでまた読み返したくなり

火消しシリーズも再読し始めてます。

娯楽のための読書は

お風呂の中と眠る前と

週末のみの楽しみです。

 

 

図書館から借りてきたものとか

他にも色々あったはずだけれど

忘れちゃったな。

こうして読むものが頭の中に

何かしらを残し、

影響を与えてくれるのですね。

次に何を読むか

何を聞くか

選ぶのもまた楽しい時間。

生きてる間に読める冊数なんて

しれてると思うと

鼻をきかせていいチョイスをせねばと

思ったりします。

 

4月にはどんな本に出会うでしょうか。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

本に学ぶ

 

我が家の本棚は低い位置にあり

本を選ぼうとすると

その前に座り込むことになります。

 

昨日もよいしょ、と

本棚の料理本コーナー前に座り込んで

選ぼうとしていたのは

”餡”の煮方が書いてあったはずの

有元先生の本。

有元先生の本がありすぎて

結局見つけられなかったのですが

いろんな本をパラパラとしているうちに

読みたい、と思って抜き出したのは

この本でした。

 

有元葉子の台所術 (単行本)

 

有元先生の暮らしの

食まわりの知恵と技術が詰まった本。

 

何度も何度も読んでいますが

その時々で、

取り入れてみよう、と思うことも

参考になると思うことも違います。

そして、少しずつ自分の暮らしが

改善されていったりします。

本との付き合いっていうのも

こうして深まっていったり

卒業したりするのですよね。

 

繰り返し読んで影響受けてたのに

ある日急に、もう大丈夫、

もうこの本はいいかもと

思う日が来たりします。

それは卒業したのだということ と

わたしの中では認識しています。

 

限られた時間の中

本を読む時間も

それを実践する時間も貴重な時間。

 

心に響く本

目標となるような人とか

ここを目指したい、と思う生活や

心持ちのありようは人それぞれです。

自分が変わることで

違和感を感じるようになることも

もちろんあるのですよね。

どんな本に、どんな人に、どんな考えに

どのタイミングで出会うのかは

大袈裟なようですが

人生に大きく影響を与えてくれることです。

 

この人のおっしゃることなら

試してみよう、と思うような考えや人に

出会えることはそんなに多くはありません。

尊敬できる大好きな人 ということですから。

 

一読者という一方的なものであっても

それはある意味、ご縁のようなものですよね。

お会いすることは一度もなくても

日々の暮らしに影響を受け続けるわけですから。

 

料理家の先生は

世の中にいっぱいいらっしゃるけれど

自分の中で ”師匠” の位置にいる人は

そんなに多くない。

何においても

おそらくそうなのですよね。

 

餡の煮方は結局、

そうそうここにあったはず、と

わかりやすい本を見つけて

この中のレシピを参考にして煮ました。

 

おやつ教本 坂田阿希子著

 

小豆がいつからあったか分からないくらい

古いものだったせいだと思うのですが

どんなに煮ても柔らかくならず

結局思うような”あんこ”には

ならなかった上に、微妙に硬い

小豆の甘煮みたいなものが

山ほど出来上がってしまいました。

これもひとつの経験だから

どうにかして食べ終わったらまた

トライしてみようっと。

 

ジュリ先生も師匠格。

思うにライフスタイルとか

もの選びのセンスとか

暮らしの中のインテリアなども含めて

好きだなぁと思えることが

信頼感や尊敬につながるようです。

 

さて、インスタライブでお知らせしたのですが

ガウチョパンツ Luke を

リバティでやってみたい企画です。

 

この形のパンツを作るのですが

どの柄がお好きですか?というのを

お伺いしたく。

 

 

PかCかBか

[こちら] からメールで

または、インスタのメッセージなどから

今日明日くらいで

ご意見いただけると嬉しいです。

 

ちなみに マリさんはP

サチコはPかB

わたしはC を推しております。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

片づけの魔法?

 

昨日のインスタライブを全編見直して

あまりのぐだぐだっぷりに

一人で笑いが止まらなかった昨夜。

ほんと、あんな感じで大丈夫かしら。笑

楽しんでいただけているのなら

幸いであります。

 

高尾山にトレーニングに、と

思っていたのですが

雨になりそうなのと

実はまだ火傷のあとが痛くて

登山靴が無理、というのが判明し

諦めた本日です。

 

朝から友人でお片づけの先生の

さかもとりえさんが出演なさった

stand.fm のオトハルラジオを

聞いたりして、

ものすごくいま、いい感じに

片付けモードに入りました。

 

で、とりあえず、復習と思い

読み返しています。

 

 

読んでるうちに

1日が終わってしまいそうだが。

 

クローゼットルーム(仮称)に

新しく服をかける場所を作ろうと

野望を燃やしていたのですが

新しい収納を増やす前に

まずはものの量を見直す、という

基本に立ち返ろうと思い直してます。

結果、必要なくなるんですよね、という

りえさんの話にハッとしました。

 

家の中に新たに何かを入れる前に

出せるものは出し尽くさねば。

 

こんまり先生の手法は

短期間に徹底的に一気に

なんですけれど

最後まで一気にできたことがない。

 

おかげさまで書類関係は

全捨て出来たし、

洋服、本、あたりまでは

どうにかなるけれど

小物くらいから怪しくなり

思い出ものまで

到達したことがありません。

 

だからと言って

自分を責めるのも

なんか違うかもなぁ。

 

こんまり先生の手法で

全員がうまくいくわけでは

おそらくないのではないか。

ここから少しでも自分の中に

取り込めることがあれば

それでいいのではないか。

 

今回はそんな気持ちで

読み返してみることにします。

 

我が家はもうすでに

それほど混沌としているわけでは

ないかなと思ってて

ある程度何度も

片付けや断捨離的なことを

やり続けているので

少なくとも、そこに何が入ってるか

くらいは把握してる(たぶん)。

 

1箇所でも、少しずつでも

その時納得のいく感じに

片付けられると

いいんじゃないかな。

 

実のところ

ヘトヘトになって一気に片付けて

結局リバウンドしているのです。

 

生活の中で常に見直す、

常に片付ける、

片付けにくい、と感じた時に

またものを減らしたり

場所を変えたりする。

その習慣の方が

きれいな状態を維持するには

必要なことなのではないか

そんな風に感じています。

 

さて、では、今日はどこを

やってみようかな。

使いやすくなってほしい

今気になっている筆頭の場所を

どうにか出来ると気持ちいいもんです。

シンプリスト目指して

今日も片付けをスタートすると

しましょうか。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

耳で聴く。本を聴く。

 

オーディオブック。

2冊目も、Audible の

お試し無料期間ということで

無料でゲットしました。

 

 

チャールズ・デュヒッグ著 「習慣の力」。

 

習慣をテーマとするいろんな本の中で

この本のことが言及されているので

おそらく習慣というものを学ぶための

教科書みたいなものなのだと勝手に思って

次の1冊に決めたのです。

 

文庫だと ¥1,010 ですが

Audible 版だと ¥4,000 もするので

アマゾンさんの太っ腹ぶりに感謝。

全部で14時間以上もある音声コンテンツです。

 

まだ半分も聞けていないのですけれど

朝ごはんを作りながら、

お化粧をしながら、

楽しみながら聞いています。

 

様々な企業や場所、

人に起こった問題、事例など

どのように解決されたのか

そこに習慣というものがどう作用しているのか

たくさん紹介されていて

とても面白いのです。

 

ちょうど今スターバックスの

教育プログラムの話を聞いているところです。

何もなくて、成功するわけないんだけど

やっぱりその裏には

いろんな努力があるのだと知ると

勇気づけられます。

 

1冊目の Atomic Habits とは

もちろんですが、意味がちょっと違う本。

 

 

こっちも普通に手に入れようとすると

¥3,500 もするのを

無料でいただいてしまった。

何度も何度も耳で聞いて、考えて

自分の中に取り込んでいくのは

初めての体験でした。

物事を勉強したり身につけたりするのに

すごく良い手法を見つけた感覚。

 

わたしはこの本を聞いてから

人生が良い方向に変わりました。

きっとこれからも何度も何度も

聞いては、違うことに気づき、

考え続けるのだろうと思っています。

紙の本を買うことも考えるのですが

これに関しては、

聴くことに出会った本なので

このままでいいかなと思っています。

 

そして、この本だけじゃなくて

世の中にはヒントをくれる本、

自分を変えてくれる本が

まだまだたくさんあるのだろうと

確信することも出来ました。

楽しみだなぁ。ほんと。

そう思うとわくわくしてきます。

 

電車の中で聞いていたりすると

変な気がするのですよね。

本を読んでいる んだけど

何もしてないように人からは見える。

もしくは、音楽を聴いてるように見えるのか。

本を聴く という感覚は

なんとも不思議なものです。

 

携帯の中に入っているから

本を持ち運ぶ必要もなくて

小さなイヤホンを忘れないように

充電も切らさないようになりました。

 

耳だけでいいから

いろんなことをしながら聞けるんだけど

そこに結構集中しているので、

あまり複雑な作業と同時には難しい。

そういう意味では掃除や片づけなど

機械的に手を動かす

家事との相性がとてもいいと感じています。

 

音声ドラマなどを

楽しむことも出来るでしょう。もちろん。

落語とかね、英語の勉強とかね

ラジオ聞いてる人もいるんだろうと思うと

イヤホンしてるからってみんながみんな

音楽聴いてるわけじゃないんだって

気がつくようにもなりました。

ダウンロードした

ドラマ見てる時とかもあるし

clubhouse とか stand FM とか

音声メディアも様々に

枝分かれしています。

自分の必要とするものを

その時々に、取り入れられれば

それでいいですよね。

1日は24時間だから。ほんと。

 

Amazon Audible ですが

今月の末くらいにお試し期間が終わる予定。

わたしの中にささやかな革命を

起こしてくれたことに感謝して、

継続しようかなと思ってます。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

旅への憧れ

 

AGORA(アゴラ)という雑誌、

ご存知の方も多いと思うのですが

日本航空が出している情報誌です。

 

カード契約を解除したので

そろそろ届かなくなると思われます。笑

いつもは読みもせずにそのまま

資源ごみ置き場に直行だったのですが

昨日は郵便受けを開けたのが日曜日で

表紙を見て、なんだか読みたくなりました。

 

(関係ないけど壁紙ほんとひどい。)

 

日本航空が作っているものだから

旅への憧憬を掻き立てるのが

主な目的の情報誌。

 

今、掻き立てられてもねぇ。

とは思っていたのですけれど、

ハワイのカウアイ島の写真

ニュージーランドのコーヒー農園の話

オーストリアで活躍する日本人建築家の話

文章を読み、写真を見ると

素直に見てみたい、

味わってみたい、

その空間に行ってみたい、と

久しぶりに心がざわつきます。

 

日常を離れて

どこか遠くに行きたいと思う

初めての体験をしてみたいと思うのは

なぜなんでしょうね?

 

巻頭特集が

フランスの菜園についてのもの。

王の菜園 として

ヴェルサイユの菜園が

そして、南フランスの修道院や

個人の方が作られた菜園が紹介されていて

畑から野菜を生み出し、食べる

その営みや暮らしが紹介されています。

 

ネットの中で得ようとしても

届かないような情報に出会うのが

雑誌という媒体だなぁと

改めて思いました。

 

自分の興味がどの方向に向くのかは

出会ってみないと分からない。

ふと読んだ記事に影響を受けることも

大いに可能性のあることなのよね。

 

パリだけじゃないフランスに行ってみたい。

オアフ島じゃないハワイに行って

ぼんやりと数日過ごしてみたい。

オーストラリアに行って

Arc というビルを見てみたいなんて

一昨日までの私の頭の片隅にもなかったこと。

 

こんな風に夢想すること

欲求があって、行動は起こる、と

昨日読んだ本にありましたが

まずはそのきっかけがないと、

次に移す行動には続かないということ。

 

閉じた世界の中で暮らすことにも

喜びはいくらでも見出せるけれど

世界を夢見ることも諦める必要はない。

 

見てみたいこと

やってみたいこと

行ってみたい場所のリストは

たくさんあっても別にいいよね って

それが叶っても叶わなくても

思うだけで心が伸びやかに

幸せな気持ちになるのならいいよねって

思ってしまった日曜日でした。

 

家から一歩も出ずに

掃除したり片付けたり料理したり

してただけの日曜日だけど

脳内では遠くの場所にトリップしたような

なんだか幸せな午後。

 

それにしても、新聞にしても、雑誌にしても

手に取れる、ものとしての形のあるもの。

誰かが心血注いで書いた記事や

写真がその中にはあって、

なんだかね、本当にね、

ウェブの中で読んだり見たりするものとは

違う気がしています。

こだわっても、

変化していくものは変えられないけれどね。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

ストックご飯

 

今まであまり作らなかったもの

手がかかる、と思い込んでいたものに

このところ週末トライしています。

 

先日の酢豚と花巻もそうですが

今日はシュウマイを作りました。

干し貝柱やカニ缶も買って

丁寧にしっかりレシピ通りに作ってみたつもり

なのに、計ってあった(!!)片栗粉を入れ忘れ

餡が少しだれてしまった。残念無念。

でも、すごーーく美味しかったです。

 

 

ちなみにレシピは

SPOON 坂田阿希子の料理教室

 

この中からのものです。

ラッキーなことに時々ありつく

本人の作ったものが

超絶美味しいから

ジュリのレシピにはほんと

絶大なる信頼を置いてます。

この本の中の秋刀魚ご飯も

秋になると必ず作る1品で絶品。

オススメの1冊であります。

 

シュウマイの皮は34枚入りで

つまり34個も出来てしまうけれど

自分で一回に食べられるのは5、6個かなぁ。

残りは冷凍しておこうと思います。

上手に解凍して美味しく食べる方法も

探ってみるつもり。

 

冷凍庫の中にこんな感じに

作っておいたものが

ストックされていってます。

よしよし です。

 

ドライカレー、餃子、

ハンバーグ、今回の焼売。

玉ねぎをみじん切りにして炒めて

冷凍したものや、かに缶の残りも。

 

使い切れずに干してある

きゅうりや椎茸も少し水に浸せば

水分が抜けて味の濃い野菜として使えます。

冷蔵庫の中に入れっぱなしで

使わなくちゃと焦るより

干してしまった方が

リミットが気にならない。

塩しておいても、やっぱり

早めの方が美味しいから

安くてつい、

たくさん買ってしまった野菜は

干すことも増えてます。

卵と油で炒めると

思わずニヤリとする味に。

干すっていっても外じゃなくても

切ったものをざるの上に乗せて

キッチンの隅に置いておくだけで

十分上手に水分が抜けていきます。

超簡単。

 

買い物に行くのも面倒な休日や

思いのほか遅くなったのに

うっかり帰ってきて何もない日などに

こういうものに救われます。

 

ゆっくり読み返している

高山なおみさんの本

 

 

ここに冷凍してあるソーセージ1本に

救われる日がある、という記述が出てきて

深くうなづいてしまった。

このソーセージはおそらく自家製のやつで

その作り方も載ってて

腸を使うやつなんだけど、

いつか、やってみたい気持ち満々。

誰かが遊びに来たタイミングで

巻き込んで一緒にやってみたいやつ。

そういうのがいっぱいありますの。

丸鶏をさばく、とか

ちょっと勇気のいる感じのものね。

 

ポン酢は出汁とゆずやカボスと

醤油とみりんで作ると

びっくりするくらい美味しいし

マヨネーズも自分で作ると

売っているものとは

別物になります。

(ハンドブレンダーが欲しい。)

 

ちょっと前までは

何もない時や、疲れ切った時には

問答無用でカップ焼きそばに

手を伸ばしていました。

美味しいよね。あれはほんと。

 

ここ2週間くらい(まだ!?)

ジャンクなものに

手を出さないよう我慢してます。

麻薬が入ってる疑惑がある(笑)

食べたくなる味はすなわち、

添加物なんだろうなぁ。

 

ストックがあるとあっさり

食べちゃうのが分かってるので、

ペヤングもポテトチップスも

買わないように気をつけてます。

すぐに戻っちゃう可能性大の

弱い人間なの分かってるので

あまり偉そうには言いません。

 

お腹ぺこぺこで気持ちがやさぐれてる時に

スーパーに行かないようにしよう。ほんと。

 

でも、素直に

普通のものの美味しさを味わうと

満足感がちゃんとあるので

エンドレスに欲しくなる ということも

なくなるように感じています。

 

健康のために、体重のコントロールのために

食生活を見直しているのですけれど

しみじみと美味しいなぁと思うものを

食べるようになると

量はさほど求めなくなるようです。

 

普通のものを普通に食べるのにも

仕組みづくりが重要と気づきました。

 

冷凍庫に白いご飯があり

冷蔵庫に新しい卵があれば

卵ご飯は少なくとも食べられる。

カップ麺よりも、そっちを選ぶ

ここから先の人生は、

そうありたいと自分で決めたから

やせ我慢を続けてみようと思っています。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

 

 

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