食べるものを整える

 

やだ、前回のブログから10日も経ってしまった。

あっという間に日が過ぎて

今年ももう残すところ1ヶ月と少し。

皆様いかがお過ごしですか?

 

一気に季節が進みましたね。

海水温がいまだ高いのに

上空の大気の気温が下がったことで

今回の大雪に繋がったとか。

これも温暖化の影響のようです。

暮らしの中では

またたくさんのエネルギーを使いながら

気候変動に対処することになり

それがまた温暖化につながることに と

ニュースで聞くと複雑な気持ちになります。

ひとり暮らしの女のできることなど

あまりに小さ過ぎてため息しか出ません。

世界各地で起こっている

異常気象による災害のニュースには

心が冷える思いになります。

 

今日と同じような明日は

保証されているわけではないのだと

改めて強く思います。

だから、今日を大事に、

苦い失敗も、しんどいあれこれも

楽しい瞬間も全部味わいながら

過ごしていこうね と思います。

 

なんだか忙しない毎日を過ごしてます。

予定があれこれ入り忙しいと

まず食べるものが荒れてくる。

荒れてくるというのは

作る気力と時間がなくなるから

ついつい簡単なもの、

カップ麺や買ってきたお惣菜のようなものを

摂取する確率が高くなります。

疲れ果てて帰ってくると

夜中にジャンクなお菓子や

アイスクリームに手が伸びます。

心休まるものを摂取しないと

気が済まないメンタルになるのね。

 

若くて忙しい頃もそうだった。

「丁寧な暮らし」のようなことが

曲がりなりにもできるのは

時間と心に余裕がある時だけなんだなぁ。

 

ということで、反省しつつ

食を立て直そうとキッチンに立ちます。

お料理も、ようやく人のレシピに

あまり頼らなくなってきました。

冷蔵庫にある材料を見て、

何を作るか考えて

自分なりに工夫しながら

作れるようになってきました。

 

切り方も、下ごしらえも味付けも

最終的にどんなものを目指すのか

軽くイメージしながら

いろいろ試してみるのが楽しい。

今日は鶏そぼろにパンチが欲しくて

冷凍してあった実山椒の青いやつを投入。

ほんのり甘い味付けの中に

山椒がふわっと香り

なかなかいい感じよ。

 

お弁当にもしたいから

甘い卵焼きも焼きました。

どちらも甘いおかずに添えるのは

ちょっと酸味のあるものがいいな。

冷蔵庫にある少ない野菜の中から

牛蒡をチョイスしてささがきに。

水にさらし、唐辛子と白い胡麻油と

強火で炒めて日本酒をザーッとかけ

さて、味はどうしようかなと考えて

赤い梅酢で酸味と塩気を。

味を見るといい感じなんだけど

ちょっとしょっぱさと酸味がきついから

少しだけ砂糖を追加して仕上げました。

甘い卵と鶏そぼろと一緒に食べると

歯応えも味もいいバランス。

(朝ごはんで検証)

(朝も昼も同じものを食べるのだな)

 

とりあえず、白いご飯と味噌汁。

これがあれば食は成立するし

満足感もちゃんとある。

食を立て直す時には

まずはここからスタート。

体重もやばいことになってるので

今夜の夕食は、できそうならスキップの予定。

ジャンクなおやつも我慢しよう。

 

空腹で明日の朝を迎えて

また白いご飯と味噌汁で

大満足の朝ごはんを食べたいのだ。

できるといいんだけどねー。

年末まで忙しい毎日が続く予定。

出来るだけ、自分が作ったものを

食べることを目標していよう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

新聞紙箱

 

我が家のあたりは、

燃えるゴミの回収日は週に2回。

一人暮らしになってから

ゴミの量は激減したけれど

それでもやっぱり出るものは出る。

 

燃えるゴミと言っても

いわゆる「紙」に当たるものは

大きなものから小さなものまで

集めて資源ごみの日に出すので

紙に関しては汚れたものだけ。

 

世田谷区ではプラごみは燃えるゴミなので

こっちと生ゴミが燃えるゴミの

メイン成分になります。

段ボールから引っ剥がしたテープや

バナナが包まれていたビニール、

もちろんバナナの皮も

肉のトレイにかぶさっていたラップも

歯ブラシも、ベランダに積もった落ち葉も

燃えるゴミです。

 

こういうものを集めて

燃えるゴミの日に出します。

エコバッグを使うようになってから

スーバーでもらってたサイズのビニール袋が

家の中から一気になくなりましたよね?

以前はこれを結構便利に使ってたのです。

台所のちょっと濡れたゴミを入れたり

レシートや郵便物などを含め

なんとなく中身が見えないようにしたいものも

ここに入れてから大きなビニールに入れたり

しておりました。

 

ないと不便だけど、買う?というと

エコの観点からは本末転倒というやつです。

 

さてどうしようかなと考えて

最近は新聞紙を使うようになりました。

最初はゴミ袋の内側に大きなまま広げて入れて

その中にゴミを投入するスタイルだったのですが、

これが意外とうまくいかないしめんどくさい。

思い立って、新聞紙で箱を折ることに。

広告チラシを折って、ゴミ箱を作る技は

いろんなところで見かけるかと思うのですが

あの要領です。

私は結構縦長になるような形に作っていて

それを新聞紙で応用すると

約25cm角の立方体の箱が出来ます。

新聞を三重くらいにするとそこそこ丈夫になり

立派なゴミ箱になるではないですか。

 

一時期ゴミ箱は各部屋から撤去して

キッチンまで持ってくるようにしてましたが

やっぱりむちゃくちゃ面倒で続きませんでした。

その後は買い物やお土産をもらった時の

紙袋などで代用してましたが

これも不足気味問題がいつもあったので

それも新聞紙ゴミ箱で解決しました。

ゴミ箱という目的のものを置くと、

それそのものをきれいな状態で

キープするための家事が

また増えるのですよね。

しかも、あまり積極的にやりたくない類の家事。

 

とにかく新聞紙の箱ができました。

これをキッチン、仕事場などに置いて、

ゴミの日には箱ごと捨てると

中身も見えず、かなり小綺麗なゴミになり

とても気持ちいいのです。

 

私の折っている紙箱は

左右に大きな耳ができるので

捨てる時にはそれを上に被せると

きれいに中身が隠れます。

 

 

こんな感じね。

新聞紙の紙箱はまぁ貧乏くさいというと

そう見えるのかもしれないけど

意外と愛らしくて、クリーンで

今のところ、とても気に入ってます。

 

こんなことしてるとますます

新聞取るのをやめられない。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

お茶と海苔 そして珈琲とか紅茶とか

 

先日友人のところでいただいた

あたたかな紅茶があまりに美味しくて

そういえば久しく

紅茶を飲んでないと気がつきました。

 

いただいたのはアールグレイの

ミルクティーだったのですが

ちゃんとした紅茶の葉を選び

ちゃんといれたらこんなに美味しいのかと

びっくりしてしまった。

で、毎日家でも外でもコーヒーばっかり

飲んでいることに思い至りました。

 

たまに紅茶を入れる時には

ぐつぐつ煮出してスパイスをプラスして

チャイにしてしまうことが多くて

ちゃんとストレートの紅茶を淹れるってことを

最後にやったのはいつだろうか。

 

なんて思い出すとまた飲みたくなって

このところ、朝一番に

紅茶でスタートすることが増えました。

 

家にあった茶葉をきちんと小さじ2杯量って

ポットには一人分のお湯を入れ

3分測ってからカップに移す

基礎っていうのはこんな感じか?と

うろ覚えでやってみます。

違うと感じたら調整を加えていく作戦。

でも、これで十分美味しくなったので

今のところはこの感じを崩さぬよう

ミルクを入れて温度を少し下げて飲むのが

気に入ってます。美味しいのね。

 

長く置いて濃すぎるとえぐみが出るし

薄いようだとそもそも美味しくないから

美味しく飲みたいならやはり少しは

気を遣っていれないとダメなんだよなぁ。

 

手元にあった茶葉は

あっという間になくなりそうなので

買い物のついでに石井で物色。

成城石井オリジナルと思しき

ビニールパックに入った

ティーバッグではないアールグレイを

ゲットしてきました。

まだ飲んでないのですけど

毎日飲もうとするならとにかく

手に入りやすい、ということや

価格と自分が美味しいと思うかどうかの

バランスが一番大事と思ってます。

いろいろ試さないと分からないからね。

次回八百幸とかそういうところに行ったらまた

どんなのがあるか見てみようと思います。

 

たまたま一緒に買ったのが

加賀棒茶のティーバッグ。

仕事場ではお湯はいただけますが

ペットボトルを買うか、

コーヒーの粉を買うかなので

ティーバッグ的なものがあると嬉しいのです。

家にパラパラあったハーブティーやら

紅茶のティーバッグやらを持って行ってましたが

なくなってしまったので何か買おうと思い

ハーブティーやティーバッグは

あまりの種類に目移りして決められず

ふと気持ちが動いてお茶にしたのです。

 

これがね、大ヒットでした。

まずお湯を注いだときの香りが違う。

味ももちろん最高に美味しいし

入れっぱなしにしてもあまりえぐみが出ない。

安いハーブティーも機嫌よく飲んでたけど

やっぱりいいものは違うなぁと唸りました。

仕事場で過ごす時間が嬉しくなるなら

このお供はありかも。

毎日ペットボトルのお茶を買うよりは

はるかに安上がりなんだしね。

 

コーヒー豆は最近ボクシングジムの近くの

焙煎豆屋さんで調達するようになりました。

ほぼ必ず週に1度行くし、

車は停めてあるのだし、

とても買い物に行きやすいのです。

そして絶妙にお安いの。

パオコーヒー という

つつじヶ丘にある店なのですが

ネット販売も大人気のようで

いつ行っても、3人の女性がものも言わずに

せっせと焙煎や袋詰め作業をなさってます。

つまり、豆の回転がいいのです。

とても美味しくいただけているし

いつ焙煎されたのか

分からないようなものよりは

はるかに信頼できそうに感じてます。

週に1度近くまで行くと分かってると

こまめに買い物ができて

ここ半年ほどはここに定着しています。

ありがたい。

 

必ず消耗していく食品の買い物は、

行きやすい場所にあるかどうか

日常的に行く場所かどうか

価格帯と味のバランスが

自分に合ってるかどうかが

大事なんだなぁとつくづく思います。

前の事務所があった場所には

まぁ行かなくなりました。

その付近で買っていたものは

残念だけどやっぱりわざわざ

買いに行ったりしないものですね。

 

どこで買っても品質が変わらず

重いし持ちづらいビールなどは

カクヤスさんに持ってきてもらうけど

ワインや日本酒は自分でお店で選びたいとか

自分なりの小さなこだわりポイントも

それなりにあったりします。

 

今は海苔の比較中です。

そんなに量を食べないご飯。

これを最高に味わって食べたくて

最近欠かせなくなっているのです。

お弁当のおにぎりにも欠かせないので

消費スピードがすごい。

 

高いんだよ。海苔ってさ。

 

でも美味しい海苔とそうでない海苔とでは

明かに風味が違うのよ。

板海苔20枚入りお得品、

みたいなのをいつも買うのですが、

石井で買うのと、八百幸で買うのとでは

どのくらいの価格と味の差があるのか

八百幸で一番安いやつはどうなのか

あれこれ買ってきて比較中です。

(一番安いやつでも結構美味しい)

(驚くことにそんなに価格差がない)

(すなわちどこで買っても海苔は高い)

 

田庄の海苔を買いたいのですが

まぁ電話が繋がらないうえ

期間限定の受付で、繋がらないまま

今年はすでに終了。はぁ。

ここは電話で予約して、

指定日に取りに行かねばならないという

今の時代に驚きのハードルの高さ。

でも、衝撃的に美味しかった記憶が鮮明で

しかも品質に比較すると

とてもお安いと思われるので

海苔のことを考えると、

いつも欲しくなるのですよ。

次回受付は1月20日から。

手に入るといいんだけどなぁ。

 

化粧水は手作りしてるくせに

こういうところにやたら執着するのは

やはり食い意地が張ってるのだと思う。

でも日々の むはは と思う喜びこそ

ここからの毎日を

支えていってくれるとも思うのよね。

 

湯たんぽの暖かさや

線香の匂い。

日向に干した枕の香り

そういう生活の中で

気持ちが満たされる瞬間を作るものを

集めていこうじゃないですか。

 

幸せな気持ちにさせてくれるものは

お金がかかっているかどうかには

関係ないものもいっぱい。

いいものはいいね、というのも

もちろんたくさんあるけれど

無理をしても幸せならOK

無理をして辛い気持ちになるなら

無理せずとも良い。

 

その時のお財布と相談しながら

自分の気持ちに寄り添うものを

選んで 集めて 作って

暮らしていこうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

分割仕事

 

平日の料理は、主に朝時間に

すますようになっているのですが

このところ、やっているのが小分け作業。

無意識にやってたのですけどね。

これにより曲がりなりにも

自分で作ったあれこれを

美味しく食べられる日々が続いています。

 

例えば餃子を作ろうと思って買ってきた

餃子の皮の賞味期限がもうすぐです。

まずやるのは挽肉の解凍。

冷凍庫から冷蔵庫に移して丸1日放置で

いい感じに解凍されます。

その間に野菜は何を入れようかと考えて

残っていたキャベツの葉数枚、

なすと茗荷を全て微塵切りにして

塩をするところまでやってボウルを冷蔵庫に。

ついでに小さなおろし器で生姜をすりおろし

ラップをかけたものも冷蔵庫に。

 

夕方帰ってきたら、

挽肉に味噌汁用の出汁を少し、

ラードを少し、酒、塩、醤油を少しずつ

野菜をギュッと絞って入れて

生姜も入れて、混ぜたものを包みます。

 

そこそこ時間と手間がかかるから

1度に全部やろうとすると

まとまった時間のある休日に

となりがちでしたが

この方法なら平日に細切れの時間を使って

できることに気づきました。

この日は餃子を焼いて味噌汁飲んで終了。

満足感は半端ない。

 

味噌汁やスープも、

1. 出汁の準備(水に煮干しを放り込んで放置)

2. 具の準備(野菜を切る・

油揚げを解凍して油抜きをして切るなど)

3. 煮る

4. 味噌をとく(しっかり美味しい味になるまで

粘って調整する)

 

と作業を数回に分けてやるようにしたことで

なんとなく常に何かがある状態が

作りやすくなっています。

 

時間がなければ毎日火を入れておくことで

何日かは持たせられるし、

味噌の入ってないいい出汁があるのは

何かと便利だったりするのですよね。

 

ジャムを煮るのも

切る作業、砂糖をまぶして放置する時間、

煮る時間を別々に取ることで、

結構な量のリンゴを

ジャムにすることができました。

 

今日は栗が水に浸かってるので、

ご飯の後に剥く作業をやらねば。

その間に浸水の時間があるから

栗ご飯は餅米入りにしようかしらね。

 

解凍した鰹出汁に火を入れて

昆布を放り込んできたので

今夜はそれに大根とこんにゃくを入れて

煮てやろうと思ってます。

これは時間をおいて何回か

火を入れた方が美味しいから

明日の主役になる予定。

柚子味噌を多めに作っておくと

ご飯やおにぎりのお供になって嬉しいから

それは明日の朝作ろう。

 

昨日買ってきて冷蔵庫に入れてある

豚肉とベーコンを小分けにして

冷凍しなくちゃだから、

厚いバラ肉を少し焼いて

辛い味噌をつけて食べよう。

もやしは足が早いから

炒めものにしようかな。

椎茸は肉と一緒に半分焼いて

半分は乾燥させておこう。

 

こんな風に、献立はあるような

ないような毎日だけど

自分が食べるだけのご飯だから

どうでもいいというかね。

なんとなく繋がっていくこと

頭の中に料理というほどでもないけれど

どうやって食べようか、の

ぼんやりとしたプランがあると

準備ができるみたいです。

ひとつの作業にかかる時間はほんの短い時間。

それをちょこちょこいろんな方向でやっておくと

結局は楽に美味しいものが食べられるのね。

 

急に来たお客さんに、ご飯食べる?が

言えるようになってきたのは

そういう半ば準備されてる風なものが

なんとなくあるからかなぁ。

かっこいいおしゃれな料理じゃなくて

ご飯、味噌汁、もう一つふたつ何か くらいで

ま、いいよね、と見栄を張らなくなったから

声がけもしやすくなったのです。

何をご馳走するかじゃなくて

一緒にご飯を食べる時間が嬉しいのだから

それでいいのではないかしらねって

今は思ってます。

 

昨日も白猫に会いたい!と

急にやって来ることになった友人たちに

たまたまその日2尾買ってきてあった

私的に初物の秋刀魚を

炊き込みご飯にして

食べていってもらいました。

実は疲れてたから、秋刀魚なのにそのまま

放置しそうだったので

それでがっかり困り果てそうだったので

食べきれて助かったというのが本音です。

 

冷凍してあった餃子と、残り物の味噌汁と

きゅうりとわかめの酢の物をお出ししただけの

ものすごく庶民的な晩御飯を

きれいに平らげていただいて嬉しい夜。

ご飯を一緒に食べるというのは

それだけで嬉しいことなのだ。

 

乾物を水に浸すとか、肉を解凍するとかは

時間さえあれば難しいことではないのに

直前にやろうとすると

途端に料理が難しくなるし、

美味しくなくなるのよね。

時間に助けてもらうことも

少しは上手になりました。

 

食べることに手をかけるのが

ささやかな喜びになってます。

誰に文句を言われる筋合いもなく

自己満足上等です。

一人の日々のご飯を

少し大事にすることで

料理に対するハードルが

少しずつ下がっていくから

今日もまた、

栗剥きに励みたいと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

読書

 

お休みの間に読んだ本の中から

いくつかご紹介したいと思います。

まずはこれ。

 

 

お盆休みに合わせて

出版社も当然戦略を練られるのです。

休み前の書店に行く時には

待ってたものに出会える確率が高いので

気合いが入ります。

 

これは楽しみにしているシリーズのひとつ。

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語の

9冊目の新作。

今回も良かったですよ。ほんと。

純粋に物語に没頭し、

語られるストーリーに身を委ねて

わくわくはらはらする醍醐味を

たっぷり味わいました。

はぁ 良かった。

 

次はこれ。

着物関係の本を

読み漁っているのですが、

初歩の初歩として取り組んでいる

浴衣についての考察を

深めるのにとても役に立つ本でした。

 

 

著者の山崎陽子さんは

元ファッション誌のエディター。

今は着物研究家的な肩書きで

様々な活動をなさっているご様子です。

浴衣や単衣着物との付き合い方

考え方、選び方など

参考になることがみっしり入っていて

さすが元編集者、と思わず唸りました。

全体の構成も、内容の厚みも素晴らしい。

そして、洋服時代も相当な

おしゃれさんだったのだろうと思います。

全体的に垢抜けてセンスのいい感じが

とても好ましく

しばらく保存版になりそうです。

 

 

次の本は稲垣えみ子さんの本に記述があり

気になって気になって

図書館で取り寄せてもらって

読んだ本です。

今 amazon では Kindle版のみ

販売しているようです。

 

 

これを始めてから

生ゴミが出なくなったので

元々少ないゴミの量が激減したという

稲垣さんの本の記述に引っかかり

土が良くなりベランダ菜園が充実という部分にも

大いに引っかかりました。

 

今年のベランダ菜園は散々だったのです。

小さい茄子が2つと、ミニトマトが3つだけ。

きゅうりは2苗植えたのに、

とうとうひとつも収穫できず。

水やりもちゃんとしていたし、

肥料もあげてたのになぁ。

花は咲くのに結実しないのは

やはり土か、と常々考えているので

堆肥を作ることには憧れがあります。

 

黒土でキエーロ というのも興味深く

トライしたいと思ってますが、

これは生ゴミは消えるけれど

堆肥にはならないらしいのよね。

取り掛かる準備も少しハードルが高くて

手付かずのままなのです。

 

この本の方法では土嚢袋を使うらしいので

大きな容器を準備する必要がないようです。

きちんとやれば、虫は大丈夫らしい。

(虫が出る前にどうにかするらしい)

とはいえ、あまりに気温が高すぎるうちは

難しそうなので、少し涼しくなったら

トライしてみたいものだと

考えております。

(やるかどうか できるかどうか。)

 

 

そしてこれは家事の本ですね。

 

 

断捨離であまりにも有名な

やましたひでこさんの家事の本です。

これも図書館で見つけて借りてきました。

こういうのは、ざーっと読んで、

参考になりそうなことが

ひとつでも見つけられたら最高 と

思ってるのですけれど、

この本を読んで始めたのが

”洗面台を使ったらすぐに拭く”活動。

 

山下さんはタオルを使わず

ペーパーを使っていらっしゃいます。

ペーパー導入をするつもりはないので

無理無理、と以前は全く

引っ掛からなかったのですが

最近使い始めた「布巾」なら

あるいは出来るか!?と思いつきました。

限りなくペーパータオルに近く

そしてすぐに乾くからね。

小さめの布巾をタオルラックにかけて

手を洗うたびにそれで拭き、

洗面台まわりもついでに拭いて

伸ばしてまたかけておく を繰り返すことに。

布巾は次に洗面台を使うタイミングには

ほぼ乾いています。

汚れというよりは、水滴を拭うだけなので

気持ち的にも大丈夫。

1日使ったら洗濯して白い状態を保ちます。

いつの間にか『常に洗面台がピカピカ』を

キープできるようになりました。

無茶苦茶気持ちいいうえに、

朝の掃除ルーティンから

洗面所掃除が消えたのです。

 

気をよくして、トイレも洗面所の床も

使ったタイミングで掃除する習慣を

つけられないものかどうか

試行錯誤をはじめたところです。

 

 

たまたま読んだ本の数行で

生活が変化していきます。

あれこれ考え、試し、咀嚼して、

自分なりの形に変えていくのですが

ただ暮らしているだけでは

思いもつかなかったヒントを

もらえることも多く

意識してみるとほんと、

なんだか楽しいのです。

インスタやYoutube からも

情報は得られるけれど

本というのはまた、

媒体として全く違うものですよね。

 

暮らしも然り

仕事のやり方も然り。

毎日の時間の過ごし方

物事の考え方の中で

ストレスを感じるものを

少しでも改善していくことで

人生は少しずつ、楽しく明るい方向に

角度を変えていくものなのでしょう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram

梅仕事

 

取り寄せてみた梅は

小さめの段ボールいっぱいに

新聞紙に包まれる状態で届きました。

いい感じ。

青梅をお願いしたのですが

1日経つともう黄色みが出てきます。

みるみる色が変わるので

土曜日に作業したいと言ってた女子の分は

冷蔵庫に入れたけれど、どうだろう。

 

土曜日の朝にまた

今度は梅干し用に完熟のものを

こっちはスーパーに買いにいこう。

梅は届いたらすぐに

作業しなくちゃいけないのだと学習。

受け取れるタイミングや

スケジュールとの兼ね合いを考えて

近所で買う方が今回は良さそうです。

 

あちこちのスーパーでリサーチしてみると

1kg 普通のスーパーでほぼ1000円前後なのに

石井ではすごーく立派な梅が

倍の価格で売られてました。

石井、高級スーパーやな、と改めて感心。

(梅の立派さにこだわるのは

もうちょっと立派な人になってからにします。)

今回生産者さんからいただいたのも

送料込みで 3kg ¥3,580。

ま、こんなもんでしょう。

 

赤紫蘇も、もうすでに出てるので

これはどうしたもんだろうか。

梅酢が上がってくるだろう

1週間後にもまだあるだろうかと

やきもきします。

あるうちに必要量を購入して

塩漬けまでやっておこうかな。

例年そんな感じで特に問題なさそうだから

いいよね と自問自答も毎年のこと。

 

いつもはガラスの花瓶に入れて

どうにか誤魔化しながらやってたけれど

もう4年目?毎年続いているので、

これは毎年これからも

やるだろうと思われます。

そろそろちゃんとした容器を買おうと決めて

野田琺瑯の容器を発注しました。

 

(*画像はアマゾンから)

 

今回は直径21cmサイズのものを発注。

これ、お味噌用に

ひと回り小さい 18cm のも持ってて

1年前に仕込んだ味噌が入ってます。

なんだか怖くて開けられてないのだけど

明日の朝開けてみます。

どうなってるんだろう。

美味しいお味噌が出来てますように。

 

いずれにせよ、容器はきれいに洗って、

今年初めて梅干しをやってみたいという

若い友人にお貸ししようかと。

(開ける理由ができてほんと感謝。)

 

容器問題をこの2、3日

あれこれ考えてました。

 

スーパーで売ってる梅はだいたい

1kg 程度の単位で売られています。

この数年の経験でいくと

単位としてはなるほどね、な量です。

 

1kg の梅が入ればいい。

塩の量はそんなに多くないし、

基本的に間に入っていくので

容量としてはほぼカウントしなくても

大丈夫そうです。

 

酸が強いので金属は避けて

素材としてはガラスか陶器か琺瑯か。

 

形状としては重石を置いたときに

等しく圧力がかかる方が良さそうなので

筒型が理想的なのかな。

意外と思うような容器が売ってないけれど

そんなにこだわりすぎなくても

大丈夫ってことなんだろうかね。

 

手ぶらで来てもらっても

大丈夫なように準備しておこうかなって

ぼんやりと考えてます。

人に教えられるほど

まだ経験値があるわけじゃないけどね。

梅干し一緒にやりたい!って

言ってもらえるのは嬉しいことだ。

 

今年は容器も買ったことだし

梅干しは 2kg 仕込んでみようかと考えてます。

 

シロップは先日 1kg を仕込みました。

 

 

これは仕込んで2日後の写真。

青梅の気配はすでにどこにもない。

順調に液体が出てきてます。

10日ほど、毎日容器を逆さにして

液体を全体に馴染ませる作業をした後は

1ヶ月程度放置すると出来上がり。

1年常温で置いておいても問題ありません。

 

大変なことのように言われるけれど

要するに砂糖漬けにするか塩漬けにするか

そういうことなんだよね。

 

あまり神経質になりすぎることも

ないのかなって思ってます。

殺菌はもちろんちゃんとやるけれど

それでも

ちょっとカビが生えかかったり

シロップは発酵しかかったりも

何度もしてて

ネットの中で対処法を検索しては

結果オーライで美味しくいただけてます。

まぁ基本は自分が食べるだけのもの。

上手に出来る、出来ないの基準すら

あるような ないようなものです。

 

常温保存している数年越しの梅干しは

ねっとりとしてきて

旨味が増し増しになっています。

要するに18%も塩分を加えると

腐ることはまぁないってことなのだな。

昔の人の知恵はすごい。

ここからの季節、

ご飯を炊くときに一粒乗せて炊くと

傷みにくくなるし、美味しいし

そんなことをしてると勢いよく減っていくので

倍量でもこなせそうに思います。

誰かにあげるってことも

惜しみなく出来るってもんだしね。

 

ゆるゆるの梅仕事の季節。

年に一度しかできないこと。

あまり気負わずに、また今年も

そしてできれば次の年も

楽しめるといいなと思ってます。

 

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

雨の季節

 

いつの間にかエアコンなしでは

過ごせないような日々が続いています。

湿気がひどい。

そしてよく降りますねぇ。

梅雨らしい梅雨の真ん中

コンビニで少し高めのを奮発して

大きな黒い傘を買ったのに

速攻で電車に置き忘れてがっかり。

端に座れても、傘は横にかけちゃだめだな。

 

朝一番の床掃除は

古くなった蚊帳布巾を

クイックルワイパーに取り付けて

くるくるしてるのですけれど

湿度が高いとなんだか引っかかる。

ドライエアコンを入れてしばらくすると

またするすると滑るようになります。

 

床を雑巾で拭く というのを

毎朝のルーティンに追加しました。

水で濡らして絞った雑巾で

膝をついて拭くという基本のスタイルです。

今日は廊下、今日はこの部屋のこの部分、と

パーツ分けして、でも毎日拭いてると

10日1回は家中が拭きあげられる計算に。

床の気持ちよさが別物になりました。

もっと早くやればよかった。

 

気温と湿度が上がってくると

食べ物の保管も油断大敵。

冬の間は1日放置しておいても

全く問題のなかった味噌汁もご飯も

うっかり冷蔵庫に入れ忘れると

すぐ怪しげな様子に。

 

毎年持て余していた梅シロップは

お客様がよくいらっしゃるようになったのと

soda stream 導入により

炭酸水に不自由しなくなったので

いい感じになくなりました。

取り寄せた青梅を使って

今年分も仕込みます。

 

冷奴、枝豆、冷やしトマト、焼きナス。

茗荷や紫蘇、とうもろこし。

旬のものは全部夏のごちそうですね。

秋が来るまでありとあらゆる調理法を試して

食べ尽くしてやりましょう。

 

soda stream があることで

ただの水が炭酸水になり、

喉越しだけで特別感のある飲み物に感じます。

大きめの氷をごろっと入れて

薄手のグラスにカラカラと鳴る音も

しゅわしゅわと上る泡の様子も涼しげ。

買ってよかったよ、ほんと。

カクヤスさんで問題なくガスの交換もできて

炭酸水にまつわる精神的負担はほぼ解決。

常に1本スペアがあると心も穏やか。

 

洗濯物は年中部屋干しなので

ここからの季節は湿気との戦いになります。

空気が通りやすいように干すことや

扇風機を駆使して乾かすのですが

今年は床置きのサーキュレーターを

投入してみたいと考えています。

下から風って、よく乾きそうに感じるけど

どうなんだろうね。

浴室にも良さそうに思うから楽しみ。

出来るだけ手頃な価格で探したい。

 

靴の内側には消臭スプレーをかけ

底はブラシできれいにしてから

濡らして固く絞った雑巾で

ソールまわりの汚れをぬぐい、

少し乾かしてから靴箱に。

傘はエアコンの効いた室内で

からりと乾かしてから畳んで片付けます。

雨の翌日の靴と傘は

できるだけこんなふうに手入れをして

玄関も雑巾で拭きあげると

気持ちよく過ごせます。

 

保管してるだけでも

ちょっと湿っぽさを感じる服は

ドライアイロンをかけると

気持ちよく仕上がりますよ。

 

洗濯して乾いた清潔なものを身につけて

身体も髪もこまめに洗い

涼しくて快適な着心地の服を選びましょう。

(PCI にはおすすめのものがいっぱいあります)

 

じめじめには香りも

よく効くように感じていて

朝一番のお香の匂いや

化粧水の柑橘系の香りなどにも

毎日癒されています。

ユーカリやミントもいいよね。

さっぱりした気持ちになる。

 

湿度と温度はやっかいだから

暮らしの中で様々な工夫をして

出来るだけ快適に過ごせるように

あれこれ試していこうと思っています。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

いい情報があったら

シェアしていきますねー。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

お風呂場

 

最近お風呂の中のシステムを変えました。

(大袈裟やねん)

そもそもあまり何も置いてないのですが

(掃除が面倒なのが嫌なので)

シャンプー・リンスを撤去したのです。

 

撤去といっても

もちろん使わないわけではなく

その都度洗面所の戸棚から出して

バスルームに持ち込み

お風呂から出るときに

水気を拭いて片付けるシステムに。

 

 

築50年のマンションで、

お風呂はおそらく一度も改装されてないので

かなり古い仕様です。

はめ込みの棚があるのですが

今ここに置いてるのは

重曹を入れた缶のみ。

 

右に磁石でくっつけてる

手作りの石鹸で顔と身体を洗ってます。

 

あとはお風呂の椅子と洗面器

掃除の時に使うセスキ水を入れた

スプレーボトルが風呂場内にある

タオルかけ的なものに引っ掛けてあるだけ。

 

この棚はお風呂掃除をするたびに

2段ずつ拭くことにしてるのですが

この掃除が劇的に楽になりました。

 

シャンプー・リンスのボトルも

大きなボトルじゃないので

持ち運ぶのも苦になりません。

実は髪の面倒を見てもらっている

美容師さんからサロン用のヘアケア製品を

いろいろと試させてもらってて

小さなボトルに入れたあれこれの

種類が増えているのです。

 

シリコンがたくさん入った

泡立ちのいい軽いタイプのものと

ノンシリコンのオーガニックのものと

交互に使う方が髪の状態がいいように感じて

毎日ちょっとずつ違うのを使ってます。

こういうのも、歳とともに

ずっと同じケアでいいわけではないみたい。

とはいえ、いろんな種類の

シャンプーリンスを並べると

本当に本当に掃除するのが嫌になる。

 

前田京子さんの石鹸作りの本で

洗面所にずらりと並んだ

手作りソープやシャンプー、リンスから

その日の気分や体調に合わせて

好きな香り、テクスチャーのものを

選んでお風呂に入るというのを読み

わかりやすく影響を受けましたの。

 

本に載っていた素敵な写真とは

まるでかけ離れているのですけれど

エッセンスだけ真似して

お風呂場のミニマム化に成功。

 

水と湿気のある場所は

掃除がしやすいようにしておくほうが

清潔に保つのが楽なのですよね。

窓がないうえ古いお風呂場なので

出来るだけきれいに維持するのに

あれこれ知恵を絞ってます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

壁がタイルだから

マグネット仕様のは無理なんだけど

山崎実業さんの引っ掛けて乾かせる

椅子と風呂桶が気になってます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

カレンダー

 

そろそろ、と思って

5月の予定を書き出して

整理してみました。

4月の頭にはほぼ何も

入っていなかったのに

あれやこれやと入ってくるもんだなぁ。

 

仕事の予定以外にも

1ヶ月に1度のヘアカラーや

3ヶ月ぶりの歯医者さんの定期クリーニング

ヨガとボクシングと和裁教室とお習字と

和裁教室主催の着物のフリーマーケット。

ゴールデンウィークに会う予定の

友人との約束や仕事場仲間で企画されてる

近所の施設でのバーベキューなど

聞かれるたびに大丈夫ーと言ってるうちに

いろんな予定が入っています。

ありがたいこと。嬉しいことです。

コロナ以前の生活に

いつの間にか戻っているみたい。

感慨深いものがありますね。

 

海外旅行の話なんかを聞くと

いいなーと思うけれど

今はまだそのタイミングじゃない。

動ける時期は必ずやってくるから

今は今できることをちゃんとちゃんと

やっておこうと思っています。

 

平日はルーティンの家事と仕事、

ご飯を作って食べたりお風呂に入ったり

ただ生活することで

いっぱいいっぱいだから

例えばベランダを整理するとか

重衣料の洗濯とか

着物を縫うとか解くとか

楽しみにしていることにも

やらねばならないことにも

時間を回すことが難しいのですよね。

GWはそういうことを少しでも

進める時間になるといいなと思っています。

 

余暇 というか遊びの時間と

仕事の時間、そして

生活のための家事の時間

お風呂や睡眠などのセルフケアの時間

全部が大事で、そのバランスが崩れると

身体や気持ちに負担がかかり

しんどくなるのね。

 

若い頃のように、眠らなくても

どうにかしのげるという感じでもなく

しっかり眠り、家の中も整えて

食べるものも雑にせず

仕事にも120%のエネルギーを注ぎ

楽しむ時間は楽しんで、というのには

技術と体力が必要ねぇと

そこそこの感じで埋まった

5月のカレンダーを眺めながら

気合いを入れ直しました。

頑張っていこう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook

片付けながら

 

台所仕事の段取りが下手くそで

ご飯作りが終わった後はいつも

うんざりするくらいの洗い物が

流しの中に溜まってます。

作ってるのは一人分だというのに。

 

ウーさんの本を読んで、

有元先生の本を読んで、

料理家の先生は、

作り終わった時には

キッチンも片付いてるらしいと気付き

うそー と思いながら

どうやったらそうなるのかを

試行錯誤しはじめました。

 

で、しばらくあれこれやってましたが

ちょっと上達したような

そんな気がしてきましたの(ほんと?)。

 

基本的には作業を雑にしないこと

それに尽きますけれど

考えずに動くことのないように

ひとつの作業が終わったら

すぐに洗う、すぐに拭く、すぐにしまうを

徹底することなんですよね。

あとは布巾の使い方のように感じてます。

 

今朝のお弁当作りの様子を書いてみましょう。

冷蔵庫にあるもので、どうにかなるかと思案。

 

ご飯・卵焼き・イケアのベジボール

ほうれん草の和物・にんじんの和物

 

ならなんとか作れそうだと判断して

 

冷凍ご飯(ラップに包まれてます)

ご飯に挟む紫蘇の醤油漬けのタッパー

ご飯に乗せるふりかけの瓶、

ご飯に添えるばっけ味噌の容器

卵・ベジボール(冷凍)・ごま

ほうれん草、にんじん1本

 

を冷蔵庫や冷凍庫から取り出し

キッチンに運びます。

 

溶かしてなかったご飯をまずは

電子レンジで1分

その間にベジボールを小さいボールに入れ

フライパンを火にかけて熱しておく

ご飯はひっくり返してもう1分。

 

卵を小さいボールにといて

砂糖、塩、醤油で調味して混ぜておく

 

ご飯が温まったら

次はベジボールをレンジで50秒解凍。

ご飯をお弁当箱の半分に、半分量をひいて

紫蘇の葉を広げてのせ

その上に残りのご飯を乗せます。

ご飯と紫蘇の葉は

箸先を洗ったり濡らしたりしながら

全て菜箸で扱います。

 

熱々になったフライパンにオイルを熱して

卵液を入れ、かき混ぜながらふんわり焼き

焼き上がったらそのままお弁当箱に詰めます。

→卵液を入れてた小さいボール・菜箸を洗い、

拭いて片付ける

 

卵焼きの後はオイルしか残ってないので

そのままフライパンにベジボールを入れて

酒を少し加えてごく小さい火にして

蓋をしてしばし蒸し焼きに。

→ベジボールを入れてた小さいボールを洗い、

拭いて片付ける

 

ほうれん草は多重構造のフライパンに入れて

水も少し入れてこれも蒸し焼きに。

すぐに火が通るから注意。

この間にすり鉢を出し、胡麻をする

→すりこぎを洗い、拭いて片付ける

ほうれん草の様子を見たら

いい感じに火が通ってるから

フライパンの中にそのまま水を入れて冷まし

キュッと絞ってまな板の上に。

→フライパンと蓋を洗い、拭いて片付ける

 

ベジボールがいい感じに温まっているので

砂糖と醤油を少しだけ垂らして

味を絡めて仕上げます。

火を止めてフライパンの上でキープ。

 

ほうれん草を切り、

もう一度しっかり水気を絞って

すり鉢に投入。

→まな板と包丁を洗い、拭いて片付けます

塩とごま油で和えます。

保存容器に移して

→すり鉢を洗い、拭いておきます

 

そのすり鉢をボールがわりに使い

にんじんは皮を剥き、シリシリ器でおろします。

→シリシリ器とピーラーを洗い、拭いて片付けます

白いごま油・塩・砂糖・赤梅酢で味付けして和え

保存容器に入れ

→すり鉢を洗い、拭いて片付けます。

 

お弁当箱に入れたご飯の上にふりかけをかけ、

ばっけ味噌を片隅に少し乗せ

(菜箸の尻尾の方を使う)

ベジボールを詰め、ほうれん草を詰め、

にんじんを詰めれば出来上がり。

→フライパンと菜箸を洗い、

フライパンは火にかけて水気を飛ばし

菜箸は拭いて片付けます。

 

流しの中にも調理台の上にも

何もない状態でスタートして

同じ状態で終了。

全部で25分程度でした。

 

使った道具をすぐに洗って

片付ける習慣をつけるだけで作業が捗り

スピードも上がり、

調理スペースも確保できることを

めちゃくちゃ体感してます。

気持ちが焦るとこんなふうには

上手くいかないんだけど

出来るだけ体に染み込ませるべく

続けていこうと思ってます。

 

キッチンがきれいってそれだけで

とてもすがすがしい気持ち。笑

 

調理器具を拭く時に、

厚手の蚊帳布巾を使うようにしてから

作業がぐっと捗るようになりました。

濡れたら洗ってキュッと絞り、

それをまた使います。

例えばザルを洗ってすぐに拭いても

水分をたっぷり吸ってくれる安心感。

薄手の布巾だとすぐにびしょびしょになり

これ、どうすればいいの?って

困ってしまうけれど、

洗って絞ってまた拭くでいい、と

ウーさんの本で読んで目から鱗。

きれいに洗ったものを拭くのだしね

布巾は毎日、合間にも消毒してるから

衛生的にも問題なし。

そういえば実家でも

母はそうしていたような。

まな板や包丁、ボウルやザル、

鍋などの調理器具を

薄手の布巾で拭こうとすると

何枚あっても足りない感じになるので

これはほんと、おすすめです。

 

この歳になって、ようやく少し

進歩してるというお粗末な感じだけど

いいんだいいんだ。

台所仕事が楽に楽しくできることは

きっとすごく大事なことだ。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
pagetop
©2024 PCI